中小企業診断士25年、銀行業務32年の経験を持つ心理セラピスト中澤です
お金の不安から解放されて幸せな人生をつかむための
心理セラピーをご提供しています。
【スキルの副作用?!怖い上司に使ってみたら・・】
今日は私の友人の経験談をお話します。
あるサービス業に営業キャップとして
勤務していたのですが
全社的にも
怖くて厳しいことで有名な方が
上司として赴任されました

他の営業所の方からは同情の言葉、
慰めの言葉がたくさんとどいて・・(^^;
という状態だったそうです
その友人、Kさんは考えました
自分が営業所内にいるのは
1日に2~3時間。
2~3時間だけなら
一生懸命頑張って仲良くできるかも
幸いKさんはもともと
コミュニケーションに優れており
NLPなども学ばれていたので
上司とは横暴なものである
との前提に立ち
上司の方の価値観はどういうものか?
何を優先しておられるのか?
仕事面
お客様に接する時
部下に指示する時に
何を大切にしているのか
そんなことを把握して
上司の大切にしている価値観に沿って
業務をこなしていったそうです
1日、2~3時間なら我慢できる
上司の方からすると
Kさんは
自分の方針を理解して
実行してくれている
とても見どころのあるヤツだ
となったようで
非常に良好な関係が創れたそうです
そして、ある日
お前は見どころがある
もう外に営業に行かなくていいから
ずっと俺の側にいろ!
と、声を掛けられ
その方の隣に席が置かれ
丸一日
一緒に過ごすことになったそうです
Kさんのお言葉です
1日2~3時間のはずだったのに・・
スキルも使いすぎると
こうなっちゃうんですね・・・
その数年後には
Kさんは出世しておられたので
サラリーマンとしては良かったのかな?
とも思っています。
さて、価値観のところをお伝えします。
Kさんが素早く
上司の価値観を把握できたのは
こんなことを知っていたからです
人間の究極的な価値観は
6つの価値観に分類されます
安定したいのか
変化を求めているのか
成長したいのか
誰かに貢献したいのか
誰かと繋がりたいのか
自分は重要な存在だと思いたいのか
書いてある本や著者によって
表現が違うことがありますが
おおよそこの6つです。
相手の価値観を尊重すると
相手の方は
自分は大切にされている
と感じられることができます
自分の希望を通したい場合も
相手の方が
自分を大切にしてくれてる人からの
リクエストなのか?
そうでないのか?によって
反応が変わってきます。
仕事に感情を持ち込むなんて!
と言われるのも充分に理解できますが
人としての自然な反応の一つとして
知っておいた方がよさそうです。
上司とは横暴なものである
と書きましたが
上司になられた方には
こちらの本もおすすめです。
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