リミッティングビリーフの例 <正気であってはいけない> | 根深いブレーキ連鎖を次々と解放させる「お金のパートナーシップ構築プログラム」

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24のリミッティングビリーフ(制限となる思い込み)の一つに


<正気であってはいけない


があります。


このビリーフを持つ人は、「無意識に自分を追い詰めて気を狂わせようとする」「変わった言動によって周囲の注目を集める、周囲をコントロールしようとする」といった特徴を示します。


「気を狂わせようとする」というのは、イメージしにくいかもしれませんが、自分を追い込んでパニックやヒステリーを起こさせていると言えば、イメージしやすいでしょうか?


これも、無意識に自分で自分を追い詰めているのですね。


他にも、


・気がおかしくになりそうになる事がある

・自分の気がおかしくなりそうなほどの絶望的な悲しみや怖れを覆い隠すために怒りや憎しみを持ち、自他を傷つける

・暴れたり叫んだりして周囲をコントロールしようとする

・人から「あなたは変わっている」「あなたは変だ」と言われるとうれしい

・「私は他の人と違ってどこか変だ」と感じている

・人がやらないような職業に就く

・性的に変わった趣味を持っていたり、「自分は変態ではないか」と思う事がある

・動物を虐待したり殺したくなる。

・統合失調症などの精神病を持つ親の子どもが、本人は精神病ではないのに精神病者と同じように現実を歪曲して認識したり、おかしな発言や行動をする。(ことがある)

・ことさら普通に振舞っている感覚。「私はスーパーノーマル(?)です」


もし、子どもが頭がおかしいかのような行動をしたときだけ周囲から注目されたり、他人のおかしな行動の真似をしても矯正されない時、<正気であってはいけない>が刷り込まれる事があります。


愛の反対は無関心と言われますが、子どもはやはり、注目してほしいのです。


このビリーフに限らず、ビリーフの刷り込まれる根本的な原因は、


・子どもが生きていくため、生き延びるため

お母さん、お父さんの愛情が必要なのです。子どもは両親の愛なしには生きていけません。


・子どもの知識、経験、思考力が大人と比べてまだ十分に発達していないため

子ども独特の極端な感じ方、考え方をする事があるのです。


です。


それでも、こうした場面では、このように考えて、このように感じて、このように行動しよう と、潜在意識レベルで心に決めた事を、大人になってからもずっと、守って生きてきているのです。


このビリーフに対する書き換えの基本メッセージは


「(愛してもらうのに)変わっていなくてもいい。」です。



出典:棚田克彦 あなたの「悩み」がみるみる消える24の方法