リミッティングビリーフの例 <感じてはいけない> | 根深いブレーキ連鎖を次々と解放させる「お金のパートナーシップ構築プログラム」

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お金の不安から一生解放され、幸せな人生をつかむ方法

男の子がそんなことで恐がるなんて情けない!


女の子がそんな風に怒るなんて!


それから、男がいつまでも泣くな!!


小さい子を育ててると、つい言ってしまいませんか?


24のリミッティングビリーフ(制限となる思い込み)の一つに


<感じてはいけない <自分が感じたいように感じてはいけない <特定の感覚、感情について感じてはいけない 


があります。


このビリーフは、感情を感じない場合と、身体感覚(空腹、痛み)を感じない場合の2種類があります。


さらに、感情を感じない場合は、いかなる感情も感じない場合と、感情は感じるけれど、表現できない場合の2種類に分けられます。


また、感情を感じない場合は、いかなる感情も感じない場合と、


冒頭の例のように特定の感情(悲しみ、怒り、恐怖)を禁じる場合があります。


男の子は恐がっちゃだめ、悲しんじゃダメ、(怖れ、悲しみの抑圧)


女の子は怒っちゃダメ(怒りの抑圧)


特定の感情を禁止する方が多いようですね。


他にも、

・「怒り」「悲しみ」「怖れ」「喜び」「幸せ」を感じない

・自分の感情が分からない

・周囲の人に感情を合わせてしまう

・人と同じ感情を感じてしますう(同一化)

・思考ばかりして、感覚感情を麻痺させている

・周囲の出来事に対して第3者の視点で客観視している

・代理感情を使う(怖い時にキレる。悲しい時にニコニコする)

・痛みや満腹感、空腹感、味覚といった「感覚」を感じない


このビリーフは、「人前で感情をあらわにして取り乱したりしてはいけない」と、自分で自分の感情を抑え込むタイプの両親によって刷り込まれる事が多いようです。


また、身体感覚についてですが、以前に私のセラピーを受けてくださった方が、

「セラピーを受ける前と後でお菓子の味が変わった]とのフィードバックを頂いた事があります。


抑圧していた感情を解放すると、身体感覚(この方の場合は味覚)の変化もあるんですね。


このビリーフに対する書き換えの基本メッセージは


「感情(怒り、悲しみ、恐れ、喜び)を感じてもいい。感覚を感じてもいい」です。



出典:棚田克彦 あなたの「悩み」がみるみる消える24の方法