3/12桐生市 SDGs17色のひもかわづくり! | キッチンの科学プロジェクト(KKP)

キッチンの科学プロジェクト(KKP)

キッチンの科学プロジェクト(KKP)は、子どもへの「科学実験ワークショップ」を通じ、「食」「自然」の大切さを伝える科学教室を展開する大学生・社会人団体です。

3月12日(日)

みせすです。

 

群馬県庁主催のSDGsイベント

官民共創のワークショップ企画!

 

「17色のひもかわづくり」

 

 

 

 

 

9組20名の親子にご参加いただき、

<食育> × <SDGs>

 

というコラボ的な取り組み。

 

* ひもかわうどんづくり

* ひもかわうどんのいただきます!

* 食育ミニレクチャー

* 県と桐生市のSDGsに対する取り組みの紹介

* SDGsと食育、食生活

*今日からできるSDGsへの取り組みを考えよう!

 ミニワークショップ

 

----------------------------

 

当日は、

一人一色を担当して、

色水を作り、

粉をこねこねして、

手動製麺機をかけて。

 

ゆでたあとは、試食と共に、

老舗うどん屋「しみずや」さんの

ひもかわもご提供いただきいただきます!

 

乳幼児もいてキッズスペースも( ˘ ˘)♡

 

 

 

━━━━━━━━━━

3/12(日)11:00〜14:00

ぐんまSDGsプロジェクトin KIRYUU

17色のひもかわづくり!

https://gunma-v.jp/news/2023/02/719/

━━━━━━━━━━

 

【日時】令和5年3月12日(日)11:00~14:00

(受付10:45から)

【場所】プラスアンカー(桐生市本町六丁目382)

【対象】小学生以上

【参加費】小学生以上 1,000円/人

(昼食として桐生老舗うどん屋さんのひもかわランチ付)

【定員】17名(保護者含む)

【詳細・申し込み】

https://onl.sc/Eu8LwwL

 

夏に一度、プロトタイプの企画を実施。

▼夏のイベントレポはこちら

 

https://ameblo.jp/kkp2013/entry-12761923346.html

 

 

 

 

━━━━━━━━━━

<  イベントの経緯と目的 >

━━━━━━━━━━

こちらに細かく書いてあるのですが、

https://ameblo.jp/kkp2013/entry-12761923346.html

 

 

ざっくりとこちらでもご紹介。

 

去年行われた、

県主催の「未来共創ワークショップ」

 

」。

 

みせすは太田市在住ですが、

当時は桐生の高校で、

家庭科教員として勤めていたので、

参加させていただきました。

 

SDGsチームで

 

「SDGsの理念を市民一人一人が自分ごとにするためにできること」

 

という課題設定。

 

 

それに対し、

(1)行政と各団体の連携不足

(2)自分の行動とSDGsのつながりに気づいていない

(3)SDGsについて学ぶ機会がない

 

その中の、

(2)自分の行動とSDGsのつながりに気づいていない

 「SDGs」を漠然と理解しながらも、

日常の行動とSDGsの繋がりに気づいていない子育て世代が

日頃の暮らしの中の行動を顧みて

何か一つでも変えるために、何が可能か

 

 

そこで、解決策の一つのアイディアとして、

あげられたアイディア。

 

「 17色のSDGsひもかわうどんをつくる 」

 

 

【目的】

親子で気軽に体験できる食育イベントを通じてSDGsの市民への浸透

・17色のひもかわづくりをきっかけに、

SDGsに興味を持ってもらう

・調理体験を通じた食育

(食への感謝、食文化への気づき)

・桐生の伝統食であるひもかわうどん、

    地産地消の食文化を伝える

・群馬県や桐生市のSDGへの取り組みを伝える

・SDGsに向けて市民で何ができるか、

各自アクションプランに落とし込む

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━

< 当日の主な内容 >

〜ひもかわうどんづくり!〜

━━━━━━━━━━

 

ということで!

写真を使ってご紹介!

 

 

 

これからつくるよー!!

 

 

みせすによるデモからスタート。

 

 

 

 

 

まずは、色水をつくります!

申し込み時点で、SDGs 17のターゲットから

興味のある目標を聞いておき、

1人その色を担当してもらいます!

 

 

 

赤グループ、

黄色グループ、

ピンク、むらさきグループ、

緑グループ、

青グループに分かれて、

 

それぞれ、

似た色の中で、

自分の色を作っていきます!

 

 

 

色が似ているので、

それこそ

「対話」の作業。

 

 

天然着色料をつかっての色水。

黄色はクチナシ由来です。

 

 

 

 

 

 

黒の色も混ぜながら、
青の微妙な濃淡も作る作業。

 

 

 

それができたら・・・!

 

 

 

 

 

 

 

今度は、塩をいれて、

塩水を

群馬県産の中力粉に入れて、

そしてこねこねしていきます。

 

 

 

小学校1年生でもこねこね!

 

 

 

3歳でも、

もちろんこねこねの作業!

 

 

 

大人ももちろん楽しくて夢中です。

 

 

 

厨房男子もこねこね!

 

 

 

うまくできるかな・・・!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こねこねしたあとは、

 

手動製麺機での

「延す」体験。

 

 

ローラーの上に生地を置いて、

 

まわして、

 

 

 

じゃん!

ひもかわのできあがり!

 

 

 

ということで、

参加者もスタート!

 

 

 

うまくできるかな・・・!?

結構力がいる作業です。

 

 

パパママと協力しながら、

 

 

製麺機を回していきます。

 

 

 







ローラーの厚さを変えると、

ひもかわの薄さがかわります!

 

 

 

 

新!高校生になると、

こんなきれいなひもかわが・・・!

 

 

 

鮮やかな黄色!めっちゃきれい!

 

 

こんなに薄く長くなりました!

 

 
 
大人も夢中に。

 

 

きれいなピンク色も。

 

 

力を合わせて

協力してつくっていきます。

 

 

ローラーからどんどんでてきた!

 

薄く知ればするほど、

切れてしまう難しさも。

 

 

みなさん、もくもくと、

手動製麺機に夢中です。

 

 

そんな手動製麺機のうんちくを。

 

 

━━━━━━━━━━

< 手動製麺機>

━━━━━━━━━━

群馬県は冬季の日照時間が長く、

乾燥した気候のため、二毛作が可能。

 

小麦づくりに最適な条件で、

現在でも国内生産高は全国で4位。

 

また、

明治から昭和初期にかけて、

日本の近代産業を支える役割を

担った養蚕の大きな働き手だったのは群馬の女性。

 

小麦粉と共に歩んできた女性たちが

生活の知恵から

オッキリコミ、

ウドン、

ヤキモチ、

マンジュウ等の

郷土食(粉食文化)を生み出した。

 

ほとんどの養蚕農家で使われていた

「手動製麺機」を通じ、

食文化を通じて

地域を見つめなおす活動に

つながったらと。

 

 

ということで!

 

できたら、すきな「太さ」にするべく、

包丁で切って、

 

 

 

 

そうしたら、

ゆでる!の作業に。

 

 

 

 

 

 

そして!

完成!!!

 

みんなでいただきます!

 

 

 

 

 

当日はなんと!

老舗うどん屋さん

「しみずや」さんの、

プロのひもかわも!

 

 

 

おいしく、いただきます!

 

 

 

 

みんなでもぐもぐタイム!

 

 

 

 

━━━━━━━━━━

< 当日の主な内容 >

〜食育レクチャー〜

━━━━━━━━━━

 

▼いただきます+食育レクチャー

【1】老舗うどん屋さん「しみずや」さんに聞く、

 桐生とひもかわの食文化

 

どうして桐生でひもかわが有名なの?

それは実は...絹織物に遡る。

絹織物を帯を川で洗濯していた様子が、つるっとしてなめらかなひもかわうどんのルーツに遡り。

小麦という二毛作の文化もまさに群馬ならでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【2】桐生うどん非公式大使ぬっしーによる

 桐生ひもかわうどんグルメトーク!

 

ひとえに桐生ひもかわと言っても、お店により厚さ、薄さ、長さ、そしてつけ汁もさまざま。

コロナ禍で打撃を被っているからこその、飲食店を営む人の想いを応援できたら。桐生の町おこしにつなげられたら。

 

 

【3】KKPみせすによる

 うどんの科学と食文化

 

--どうしてうどんは塩を入れてこねるの?

--うどんにコシがでる理由は?

--中力粉と地粉ってちがう?

--どうしてうどんは中力粉でつくるの?

--おっきりこみとうどんの違い?

--手動製麺機が群馬で流通している理由は?

 

そんなお話をさせていただきました。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━

< 当日の主な内容 >

〜SDGsと食育〜

━━━━━━━━━━

身近なSDGsとして、

食育に関わる分野は、代表的なモノ

▼ターゲット2

 「飢餓を無くそう」

 飢餓を終わらせ、食糧安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する

 

▼ターゲット4

  「質の高い教育をみんなに」

すべての人々への包括的かつ公平な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

 

▼ターゲット12

   「つくる責任、つかう責任」

持続可能な生産消費形態を確保する

 

 

身近な例として、

「食品ロス」を減らす取り組みを紹介。

今回は、

食材を持ち寄っての、けんちん汁風もつくったので、

「サルベージパーティー」の紹介も、

 

 

その中で、みせすからは、最後に、

「どうしてSDGsに取り組むの?」

--メリットは?

--どうやったら周りを巻き込める?

 

そんなお話をさせていただきました。

じゃないと、

美徳に終わってしまうから。

SDGsに関わるのが、

崇高な目的の達成だけになってしまいそうで。

 

 

食べた後、

最後皆さんの感想を、

1人一言ずつ共有してもらい、

3時間のイベントが無事に終了。

 

 

 

 

本当に支えてくださったみなさま、

群馬県庁の原口さん、片山さん、松澤さん

 

 

桐生市役所の坂主さん

 

しみずやさんの清水 利信

 

issue+designの白木 彩智さんに感謝しています。

 

特に年末年始に体調をくずしてて、

本当にできるかどうか不安でしたが、

本当にこのメンバーの方に支えていただいたからこそ、この企画。もう涙しかないです。

 

本当にうまく行くか不安でしかなくて、

最初時間が押してしまって、

どうしようかなともなって

茹でてて不手際だらけで。

 

でも、無事に終えられたことに

参加者に支えられたことに、

ホッとしています。

 

 

 

 

 

KKPを続けて、約10年。こんな微力な私なのに

県主催の企画としてご一緒できたことが本当に光栄で。

県主催の取り組みとしてはこれが最後ですが、

また、何か、続けていく企画にできたらなと。

 

→ということで、

 コラボしてくださる先、出前授業先も随時募集しています。

 お気軽に、ミセスまで。

 

 

参加者の皆様。

関係者の皆様、

本当にありがとうございました!

 

#出前授業承ります

#食育イベント

 

 

 

 

-------------

子ども向け食育団体

「キッチンの科学プロジェクト(KKP)」

〜科学を通じて食の大切さを伝えます〜

https://kkp019.com

https://ameblo.jp/kkp2013

代表・講師 金子浩子(みせす)