8/27 群馬県桐生市「17色のひもかわうどんづくり」+報告会 | キッチンの科学プロジェクト(KKP)

キッチンの科学プロジェクト(KKP)

キッチンの科学プロジェクト(KKP)は、子どもへの「科学実験ワークショップ」を通じ、「食」「自然」の大切さを伝える科学教室を展開する大学生・社会人団体です。

8/27(日)みせすです。

 

GW明けくらいからやんわりとあたためていた、
群馬県、桐生市さんとの共同企画

「17色のひもかわうどんづくり」

関係者スタッフを中心としたプロトタイプの企画として
はじめてかたちになりました。

 

 

その名も...

 

  ↓
  ↓
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きりゅうSDGsプロジェクト
17色のひもかわづくり

 

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SDGs(国連の掲げる持続可能な開発目標)の理念について、

桐生市が誇る食文化「ひもかわ」づくり通じて、

認識してもらうという学びのワークショップ。

 

群馬県産の地粉(中力粉)と

天然着色料を使い、

SDGsのテーマカラー、17色のうどんづくりに挑戦する

食育ワークショップを行いました。

 

 

そう。

 

17色の、
カラフルすぎるひもかわうどん

みんなでつくっちゃいました╰(*´︶`*)╯♡

 

 

 

上から撮ると・・・!

 

こんな感じ!!!

 

 

 

(見栄えがあんまりよくないのはご愛嬌で。
あくまでもつくるのがメインということで。)

 

 

 

※メディアの方々にも取材にきていいただきました!

・上毛新聞さん

・読売新聞さん

・桐生タイムズさんには紙面掲載にも。

 

著作権の関係上、リンクを掲載しておきます

 

 

 

 

 

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きりゅうSDGsプロジェクト
17色のひもかわづくり!
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【日時】2022年8月28日(日) 
     11:00~14:00 (3時間)
【場所】レンタルスペース プラスアンカー
〒376-0031 群馬県桐生市本町6丁目382

 

【概要】桐生の食文化ひもかわうどんづくりを取り入れたSDGs食育イベント

 

【目的】
親子で気軽に体験できる食育イベントを通じてSDGsの市民への浸透
・17色のひもかわづくりをきっかけに、
SDGsに興味を持ってもらう
・調理体験を通じた食育
(食への感謝、食文化への気づき)
・桐生の伝統食であるひもかわうどん、
    地産地消の食文化を伝える
・群馬県や桐生市のSDGへの取り組みを伝える
・SDGsに向けて市民で何ができるか、
各自アクションプランに落とし込む

 

【内容】
 ・17色のひもかわうどんづくり(手動製麺機を使用)
 ・食品ロス対策!家にある食材を持ち寄ったけんちん汁づくり
・ミニレクチャー;SDGsと食育について(KKP:金子)
・桐生うどん大使「ぬっしー」が語る!ひもかわ店のグルメトーク(桐生市職員 坂主)
・桐生市や県のSDGsの取り組みの紹介
・参加者同士でのSDGsワークショップ、アクションプランを考える

 

【定員】17組
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< 企画に至るまで >
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SDGsへの理解を深めてもらおうと、
SDGsが掲げる17の目標を
桐生市名物・ひもかわうどんで表現しようという、
昨年の桐生みどりエリアワークショップで
生まれたアイデア。

 


 

・・・と簡単に言ってしまうと

なんだか心苦しいので、

以下を書いてみたいと思います。

 
 
 

 

(群馬県プレスリリースによる引用)

 

 

群馬県では、新・群馬県総合基本計画で掲げる官民共創コミュニティの芽を育てるため

令和3年度から「持続可能な地域を作る未来共創ワークショップ」に取り組んでいます。

 

この度、令和三年度のワークショップから生まれたアイディアの一つである

桐生の食文化「ひもかわうどん」を

SDGsで彩り、SDGsの理念を多くの人に認識してもらうことを目的に、

当日は群馬県産の中力粉を使ってカラフルなひもかわうどんを作成します。

またつけ汁は、家にある食材を持ち寄って、

食品ロスも削減できる、オリジナルなけんちん汁を作ります。

 

 

 


 

 

と、詳細をしっかり、書いてみます。

 

 

 

群馬県が2021年度から取り組む

持続可能な地域を作る未来共創ワークショップ。

 

 

 

 

 

 

桐生市にて開催され、

いくつかのグループに分かれての議論。

 

実は、私も参加させていただき、

光栄なことに、インタビューもさせていただきました。

 

 


 

 

で!

 

私が、そのチームでないことはおいていて・・(爆)

 

 

SDGsチームで

 

「SDGsの理念を市民一人一人が自分ごとにするためにできること」

 

という課題設定。

 

 

それに対し、

(1)行政と各団体の連携不足

(2)自分の行動とSDGsのつながりに気づいていない

(3)SDGsについて学ぶ機会がない

 

その中の、

(2)自分の行動とSDGsのつながりに気づいていない

 「SDGs」を漠然と理解しながらも、

日常の行動とSDGsの繋がりに気づいていない子育て世代が

日頃の暮らしの中の行動を顧みて

何か一つでも変えるために、何が可能か

 

 

そこで、解決策の一つのアイディアとして、

あげられたアイディア。

 

「 17色のSDGsひもかわうどんをつくる 」

 

 


 

ということで、

 

 

 

当日の様子はこちら。

 

会場となるのは、

桐生の古民家カフェ

「プラスアンカー」さん。

 

 

 

最初に、

県の取り組みについての説明

 

 

 

群馬県、桐生市のSDGsの取り組みを
解説していただいた後は

 

 

いよいよ!

ひもかわづくり。

 

1人1色の担当。


 

↑担当色を決めているところ。

 
 
材料は、至って簡単。
 
・小麦粉。
 
・塩。
 
・水。
 
 
 
 
 

 

 

 


水に塩をいれて塩水を作る際に、
天然着色料を入れて
17色カラーに。

 

 

生地をこねこねしたあと、

 

 

手動製麺機にかけて

伸ばしていきます。

 

 

 

※ご協力

安中未来塾さん

 

※以下引用

群馬県は冬季の日照時間が長く、乾燥した気候のため、二毛作が可能です。小麦づくりに最適な条件で、現在でも国内生産高は全国で4位となっています。また、明治から昭和初期にかけて、日本の近代産業を支える役割を担った養蚕の大きな働き手だったのは群馬の女性です。小麦粉と共に歩んできた女性たちが生活の知恵からオッキリコミ、ウドン、ヤキモチ、マンジュウ等の郷土食(粉食文化)を生み出しました。
未来塾では、ほとんどの養蚕農家で使われていた「手動製麺機」を探し出し、整備作業を行い、使えるように復活させています。また、このような食文化を通じて地域を見つめなおす活動を行っています。

 



 

4~5回のばすことで、

足でふむ代わりに。

 

 

最後、のばす厚さをかえることで、

ひもかわうどんのうすさになっていきます。

 

 

 

コツを掴めば

小学生はひとりでばっちり!

 

 

 

親子でも楽しめる・・だけでなく

 

 

実は大人も楽しめる・・・

というキラーコンテンツ。

 


 


のばしたら茹でて、

 

同じ、材料なのに、
若干の水分量、
生地の厚さ、
茹で加減によって、
味わいが全然違う。

 

 

 

 

2歳児でもぐるぐる。

まわしていきます。

 

 

 

 

そして、ゆであがりがこちら!!!

 

麺リフト!!

 

 

 

 

最後はみんなで

いただきます!

 


 

 

今回は時間の関係で、

すべてできなかったのですが、

当日は

いろんな食材を持ってきてもらいました。

 

食品ロス対策についても関心を持ってもらうため、

 

つけ麺用のけんちん汁は、

各家庭にあるあまりものの食材をもちより。

(サルベージパーティーをイメージ)

 

 

できあがりのものは、

色合いによって、見た目による食欲の違いも。

 

 


 

 

 

最後は
みせすによる食品ロスや、
SDGsと食育の関連のお話を。

 

 

 

少しでも、

SDGsを身近に感じてもらい、

今日からできるアクションプランは何か。

 

それを考えてもらうのが、

イベントの最後のコンテンツ。

 

 

 

 

 

 

 

 

親子で、ひもかわづくりを通じて、
食文化、食育、

 

そして、
17色の色をきっかけに
SDGsに興味を持って、
よりよい未来のために
今日からできることを
考えてもらえたら。

 

 

そんな、企画でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、次の日は、県庁へ。

 

県庁32階で行われた、報告会に

参加させていただきました。

 

 

「芽吹きはじめた官民共創」というセッションで報告。

 

 

 

 

 

 

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お話した企画の趣旨
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SDGsカラーにちなんだ、
17色のひもかわづくり
(天然着色料を使用)
 
ひもかわづくり、手動製麺機を使うことで、
 ぐんまの小麦粉、養蚕文化などの
 食文化を知れるきっかけに。
 
♡持ち寄りの野菜を使うことで
 食品ロス対策に(サルベージパーティー)
 
着色の際に色の濃淡をつけることで、
 対話や協働のきっかけに←←
 
親子向けの食育イベントにすることで、
 関心の低めな30.40代の層も巻き込める
 
♡SDGsのわかりやすいテーマの一つ、食品ロス、
 そして「食」は身近な問題として
 今日からできるアクションプランの一つ。
→SDGsの課題を【自分ごと】と
 とらえてもらうきっかけに
 
♡17色カラーのひもかわ
=食育イベントとして、
インパクトが大きい、キャッチー

 

 

 

 

改めて思ったのは
本当に、光栄なメンバーのみなさまのおかげで、

素敵なイベントをさせていただくことができて。

 

 

 

坂主さんの最後の発表を聞いてて
もう実は、涙腺緩んで。
私なんかを、この企画に、入れていただいて
信じていただいて、好きにやらせていただいて
本当にありがとうございます、ということ。

 

 

そして、
最初の頃は、受け身で
どうすればよいか、立ち位置を伺って、
ただただ沈黙だった自分に反省していて。
もっと意見を出してなんで能動的に行かなかったのだろうと。
今更ながらの反省の連続。

 

 

だからこそ。
プロトタイプで終わったこの企画を、
このまま終わりにせず。
ちゃんと一般向けの企画として
第2回、3回へ、とつなげていきたい。
そう思った今日。




そう。

 

 

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SDGsの17色カラーを盛り込んだ
料理教室・食育イベントを通じて、
SDGsに関心を持ってもらう
きっかけづくりの場の提供
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そんなことができるのではないか。
県庁で無事終わって、
急いで保育園に迎えに行く
帰りの車の中で、ふと思った
Just in ideaでした。
微力ながらも、自分にできることを、
ゆっくりと、模索しながら、やっていけたら。

 

もう、みせすのあたまの中は、

つねにカオスなのでこんな状態です(笑)

 

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< 17色カラーにちなんだ食育イベント案 >
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♡17色のシフォンケーキ
ぐんまの小麦粉で、新しめの小麦の品種「さとのそら」をつかったシフォンケーキ。
色の違いを出すのと、
つくったのを切り分けてきれいに円のスケールにできるかも。
どうして卵がメレンゲになってふくらむのか、
卵の科学付き。
 
♡17色の田舎うどん
せっかく製麺機を使うのなら。うどんにしてしまうよももちろんあり
→改めて安中でやりたい。未来塾さん
 
♡17色のお団子/白玉団子づくり
こどもたちでもコネコネ楽しくできて、
幼児向けの親子企画として、
料理の第一歩に。お母さんたち向けに。
 
たまごボーロも、楽しいのかもしれない。
 
♡17色の【寒天ゼリー】づくり
(みなかみの水つかったら絶対美味しい)
→【グミ】もいける
→もちろん【ゼリー】でもいける
 
♡米粉、地粉をつかった蒸しパンづくり!
♡片品開催もしたい。
 桐生と片品との小中学生の交流も兼ねて。
 中高生がイベントのスタッフになって、
 小学生に教えるのもあり。
 
♡光る17色のグミ!
トニックウォーターを使えばいけるはず・・
 
♡17色の宝石せっけん!
グリセリンソープを使えば透明石鹸もいけずはず。
 
と、本当にみせすの頭の中は爆発しているのですが(苦笑)
ガチめに、
一緒に共催してくださる方、仲間の方々を、
心から募集しています。
 

#コラボイベント先募集中です
#出前授業承ります

 

本当に、
群馬県未来創生室の皆様、

地域支援員の片山さん、

桐生市役所さんの坂主さん

issue + designの白木さん、栗崎さん

 

 

本当に感謝してます。
ありがとうございました!

 

 


---〈 食育活動 〉---
子ども向け食育団体
「キッチンの科学プロジェクト(KKP)」
〜科学を通じて食の大切さを伝えます〜
https://kkp019.com
https://ameblo.jp/kkp2013
代表・講師 金子浩子(みせす)