10/30新宿 みつろうラップ | キッチンの科学プロジェクト(KKP)

キッチンの科学プロジェクト(KKP)

キッチンの科学プロジェクト(KKP)は、子どもへの「科学実験ワークショップ」を通じ、「食」「自然」の大切さを伝える科学教室を展開する大学生・社会人団体です。

【みつろうラップ】【食育活動:KKP】
今日は新宿にて。
エコギャラリー新宿さんにて
「みつろうラップづくり」の
ワークショップをさせていただきました!



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エコギャラリー新宿
こどもエコ広場
「みつろうラップづくり」

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世界で一つだけのみつろつラップをつくりながら、
SDGs、環境問題について考えてみよう。
マイクロプラスチック問題から、
みつろう、はちみつの科学と食育まで。

【日時】10/30(日)10:00〜12:00
【場所】新宿区立環境学習情報センター 
エコギャラリー新宿 2階展示室
東京都新宿区西新宿2-11-4
(新宿中央公園内)
【定員】小学生12名
【内容】みつろうラップづくり
【目的】みつろうラップづくりの体験や、はちみつ試食の案内などを通じて、生き物と人間との様々な接点や自然の恵みの豊かさを楽しみながら感じる
【講師】キッチンの科学プロジェクト
【主催】エコギャラリー新宿
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そんな感じで、
みんなでアイロンを使って
みつろうラップづくりからスタート!







「みつろうラップ」とは、
天然のワックスである「みつろう」を熱で溶かし、
布に染み込ませたもの。





繰り返して洗って使える、エコで、
かつ自然由来の布(綿花)、
みつろうは自然に戻せるもの。
脱プラスチックへの取り組みとして期待されてます





みつろうは、お菓子のカヌレに使われたように実は食べられるもので、かつ抗菌作用もあるため、
食品用ラップとして応用されます。





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< 主な内容 >
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みつろうラップにちなんで
主に2本柱の
おはなしをさせていただきました。

♡みつろうラップとプラスチックのラップの問題点

♡はちみつの食育






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♡ラップの問題点と環境、使いやすさ
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・みつろうラップ
・食品包装ラップと、みつろうラップの違いは?
・ラップの種類
・プラスチックのラップは環境破壊?
・みつろうラップは最強?

・食品包装とリサイクル
・竹、葉っぱで食べ物を包む文化
・食品包装のオブラート

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♡はちみつの食育
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・みつろうってなに?
・どうしてみつろうラップは黄色いの?
・はちみつは花の蜜とちがう?
・みつばちが一生かけてつくるはちみつの量は?
・みつばちがいないと野菜がなくなる?
・どうしてはちみつは体にいいの?








エコギャラリーの飯田さんも

みつろうラップづくり!




かんせいーー!!




みつろうラップづくりは、やったことはありますが、
環境を絡めたワークショップは
はじめての試み。
それでも、無事にできて、ほっとしています。






ラップを使うことで、

(災害時含めて)ラップを敷いてお皿を汚さずに
水の汚染を減らしたり、
鮮度よく保つことで食品ロスを減らしたり。
電子レンジを使うことで効率的に加熱したり。

トレイによる食べやすさ、調理しやすさ、見た目
リサイクルのしやすさ

すべて、
「みつろうラップがいい!」
というわけでもなく、

私は
おにぎりを握る時とか、
食品の保存とか
透明の食品包装ラップも使うわけで、

うまく使い分けながら、
自分にとってここちよい、
持続可能な生活、環境問題との両立はなんだろう。

そんなことをテーマに
お話しさせていただきました。





こどもたちには難しかったかもしれませんが、
(飽きちゃった子もいて反省で・・・)
聞いてくださった保護者の方々、終わりの方に話しかけてくださったり。
終わって、参加者のこどもたちが保護者と合流した時に、興味深そうにみつろうラップをみていたのをみてて、親子向けのワークショップや親子の対話の形も素敵だなぁ、と次回の構想したり。

みつろうラップ。
そんなワークショップの可能性を感じました。






そんなみつろうラップ!

できたよーーー!の様子はこちら♡




はじめてアイロン使った子も!




みんな上手にできました!



世界で一つだけの

みつろうラップ!





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< 参加者の感想 >
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・アイロンでつくったのがたのしかった!
・アイロンがけがはじめてやったけど楽しかった

・難しいと思ってたけど、意外に簡単だった

・みつろうは最初固かったけど、アイロンで押したらやわらかくなった
・蜂の巣と布だけでラップができてびっくりした
・何度も使えるラップがあることにびっくりした
・ラップは普通使ったら捨てちゃうけれど、みつろうから作ったのを使えばラップを捨てないからエコだなーと思った!

・みつろうラップがすごい良いわけでもない。
・プラスチックのラップがすごいわけでもない。

・追っても折り目がつかないし、
 洗ってもまた使えるからすごいとおもった

・みつろうラップづくりが難しかった
・みんなと協力してできたこと
・油が飛びださないようにするのがむずかしかった

・自分の身の回りのもので、みつろうラップができてることがびっくりした

・一万年前から使われる甘味料だなんて知ってびっくりした





・はちみつクイズが印象に残った!
・はちみつクイズがたのしかった!
・ぜんぶたのしかった
・みつろうラップをもっと使ってみたい
・もっと大きいサイズの蜜蝋ラップをつくりたい

・リサイクルについて印象に残った
・人間がプラスチックを海に出して魚が食べていることが印象に残った(マイクロプラスチック)

・はちがいないと野菜の7割がなくなる!

・はちみつを使ったいろんな料理を知りたい
・はちみつを一口味わって食べていきたい

・どうやってハチははちみつを作るのか知りたい
・どうやむて六角形の巣ができるか知りたい
・はちみつは奥深いと思った!

・みつろうラップが作れて楽しかった。またつくりたい

・はちみつも奥深いと思った。他にも奥深いものを調べてみたい






関係者の皆様、
エコギャラリー新宿の皆様、
本当にありがとうございました!



---〈 食育活動 〉---
子ども向け食育団体
「キッチンの科学プロジェクト(KKP)」
〜科学を通じて食の大切さを伝えます〜
https://kkp019.com
https://ameblo.jp/kkp2013
代表・講師 金子浩子(みせす)