ハイドパークの北側のバス停に着くと、ここからホテルは真っ直ぐ一本道。シティホールから次々とバスが来る。
全部、ほんとにこのままキングスクロス駅まで真っ直ぐ走ってくれる…?
紙の地図を真面目に読もう。スマホはただのカメラでしかない。
スマホなしで紙の地図読んでバスに乗るのなんて、日本でも何時ぶりかわからない。
しかし、そこに小さな3桁の数字をみつける。そうだ、地図上でバスって、こう路線の番号辿って行先みるんだった!スマホのない時代を生きた我ならできる!
意外にも集合時間まであと20分となっていた。道1本とはいえ焦ってきた。
バスが来た。路線図にない3桁番号。
空いたバスにダンダン!と乗り込み、
運転手に
きんくすくろーす?
と強めに言った。
運転手はこちらも見ずに、
NO
と答えた。
バスを降りる。
次もバス。
ドアが空く、
乗り込む、同様、
運転手「YES」
母を呼ぶ。クレジットカードをかざす。
の!れ!た!
椅子に座り、3区間の車窓を眺める。思っていたよりすごい登りで、とても歩けたもんじゃない。
降りるバス停は、初めにセントラルステーション行きの直行便に乗ったバス停(の下り)だった。
早足でホテルに入った。集合の、ジャスト16:30だった。

空港へ行くバスの出発は17時。添乗員さん、早めに集合時間設定してくれてありがとうございます。
ロビーでスーツケースを開けて、いらないものを入れて帰りの飛行機セットを出した。
時間になり、空港へ出発。

狭いエリアを何度も走ったので、まあまあ位置関係を覚えることができた。また来たいな。海外でバスに乗ることをものすごく怖がっていたけど、英語の国ならなんとかなるのだなと、とてもやり切った気持ちになった。
英会話歴15年の、バスの乗り方じゃないですけどね…

空港到着。建物はものすごく綺麗だけど、スタッフがみんな怖かったのと、英語の訛りがものすごくて聞き取るのに苦労した。
オーストラリアの英語が訛ってるって、
全然そんなことなかった!と思っていたけど、
私が見たオーストラリアは、ほんの一部だったのかもしれない。

母はデビルが欲しかった、
が、
空港でも、ついにビビビと来る子に出会えなかった。
諦めましょう。3000円くらいするし…

コンビニで、飲み物だけ買おう、と、
リプトンピーチティーのペットボトルにした。
8ドル。
はっぴゃくえん????
これがこの旅一番の衝撃的な事件だった。
…日本へ、帰ろう…


結局、またパンダ映画を見る。

寝て、起きて、朝ごはん。美味しいけど重いけど美味しい。

さあ、上海に到着しますよー

まずはターミナル1に到着。保安検査を終えると、札幌便はターミナル1から、セントレア行きはサテライトからなので、皆さんとお別れの挨拶となった。
添乗員さんは実は行きはものすごい体調不良だったと話してくれた。そんな雰囲気垣間見せずに明るく振る舞ってくれていました。本当に良い添乗員さんでした。

サテライトへ移動する。

慣れた場所でのんびり過ごそう。

やはり、サテライトは全然店が開いていない。スタバでコーヒーとパンを買って朝ごはんにした。