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go abroad

旅の計画をたてれば、全てがエキサイティングになる。
海外ツアー・歩きお遍路・旅にまつわる日常の話。

夕飯は我らホリデイ・インのレストラン

もう期待しかない。

スープとパンと、

メインは
巨大なオージビーフステーキ。(お皿だいぶ大きい)柔らかくて美味いしかない!

老いも若きもみんな完食していた。
すでに霜降り牛は受け付けない身体となった老いた我が胃も、このご馳走を喜んで受け入れた。
そして。
初日から少し説明のあった、「フリータイムの金曜はイースターのため祝日」について話があった。
明日金曜はやはり祝日で、公共機関や店がほぼ休み。そして「地下鉄が止まる」
我々だけでなく他の方も目的地にしていた、シドニーで一番古いデパート「クイーンビクトリアビルディング(Q.V.B)」が休み。
という恐ろしい話が、やはり真実だと。
海外旅行を決めるとき、春節とラマダンは気にするようになったのだが、イースターは日本ではウサギのチョコがカルディに並ぶ程度なので認識がなく完全にノーマークだった。
今朝テレビで見ていたニュースでも、金髪イケメン司会者が「金曜から連休ですね〜」ってやってるのを見たが、連休こそ店や公共交通機関は稼ぎ時でしょ?という日本人的発想で、英語の理解度の低さをうまく利用し、気にせずにいた。
大変だ。フリータイムの目的地「クイーンビクトリアビルディング」が休みだなんて!!
まだ18時すぎ。閉館の21時まで時間はある。
せっかくの駅直結ホテル。よし!今から行ってみよう。

改札はクレジットタッチ決済が使える。カードをかざすだけ。これは便利すぎる。

…桜通線に移動してるみたいで違和感がない。

タウンホール駅まで2駅。そこまで冒険ではないか。
ダブルデッカー!2階行きたいけどすぐ降りるから見るだけ。
タウンホール駅の地下改札を出ると、そのままQ.V.Bの地下1階に繋がっていた。
上を眺める。3階建かな?
地下はお菓子や子供向け雑貨があって入りやすかった。
オニツカタイガー入るみたい。

マカロンやさんがあった。閉館30分前だからか、明日休みだからかで、全品2割引だったので6個入り約20ドルを買うよ〜
6個選んだら、超絶かわいい店員さんから、ひとりひとつプレゼントするから選んでねと言われテンションMAX!
通路で内観を眺めながら食べた。
Q.V.Bで幸せな買い物ができた。
外に出て、迷子にならないように一区画だけ一周してみる。
インド人の若者集団が楽しそうに踊っていた。
怖い感じはなかった。
アグ流行ってた世代でもあるから、オーストラリアに行ったらブーツを買うのが夢だったが、時間もなさそうだから諦めていた。
そしたらマップで見ていた路面店の前にいた。
20:45だったが、他のお客さんがいたので入ってみた。
みたことないめちゃくちゃかわいいブーツが並んでいた。シドニーは秋。値下げしているのは多分去年モデルなのかな?
長く履けそうな一番シンプルなブーツに決めて、その8サイズを履いてみたがやはり入らず、9を出してもらう。
うーん小さい。ハーフサイズづつあるそうで、9.5出してもらう。
あれ、小さい。
すみません10を、…入るがきつい
すみません10.5を、…なんか絶妙にきつい
謝り倒して11を出してもらった。
ぴったり!!買います!!!
閉店時間を聞いたら、21時(3分前)だった。
無事にお買い上げ。
あとでか調べたら一番大きいサイズが11だった。
なんてビッグフットなんだ。
タウンホール美しい。
向かいに大きなウールワースを発見。
お土産爆買いして帰ろう!!
続く


エコーポイントに到着。
シーニックワールドは、ブルーマウンテンズ国立公園のほんの一部分だったようで、見渡す景色の下にはいろんな散策ルートがあるそう。それなりの装備が必要なコース。
歩いてみたいなぁ。この辺の木は全部ユーカリで、ユーカリも種類があって、いろんな葉の形があることを知る。
野生のコアラ見たいなぁ…
ユーカリの木から出るオイルで青く見えるとのことだけど、たしかにしみじみ、一面青い。
ここはスリーシスターズが間近に見えた。
まもなく13時。お腹すきました。
バスでランチ会場へ。
日程表にあんまり詳しく書いていなかったので、てきとーなランチかと思ったら、なんだか凄いホテルに着いた。
ワイナリーとブリュワリー併設というから、てっきり外国人観光客専用の大箱レストランかと思ってたのに、なにこれ素敵すぎる。
バーカウンターがあり、ビールがワインを飲みたい人は各自ここで注文。下戸の寝不足なのでかなり危険だったが、地ビールをどうにも飲みたくなって注文した。母は赤ワイン。ザルなので心配無用。
ビール、美味し〜い。
つい、ごくごく飲んでしまった。
かなり珍しく、アレルギーも出ず気持ち悪くもならなかったけど、かなり酔っ払って耳まで真っ赤になっていた。恥ずかしいなぁ。

メインはチキンのグレイビーソースがけ。マッシュポテトもやっぱり美味しい。

骨付きチキンは、フォークとナイフで上品に食べるのがかなり難しかったが、皆で励まし合いながらなんとかふっ飛ばさずに食べ終えることができた。

デザートはメレンゲのベリーソース添え。

これもかなりBIGサイズ!
私はとにかく毎食このサイズ感で幸せいっぱいになる。
それにしてもキャリントンホテル、
歴史ある、素敵なホテルだった。
紅葉の並木道をバスで移動して、次はルーラの町に到着。ここで50分自由散策。
大急ぎで見なければ。
かわいい骨董品屋さん…
オーストラリア土産はカシューナッツとやたら書いてあったので、沢山ナッツを売るドラックストアみたいな店に入った。自分用と土産用に、かわいい瓶のミックスナッツを大量買いしたが、ひとつ13ドルくらいするのを7つ。
ナッツの買い物と思えない合計額はクレジットタッチ決済で素早く済ませ考えないようにするしかない。
次は現地係員さんおすすめのチョコレート屋さんへ。
あ、バスから見た鳥かいる…と思ったらなんと
白いオウム!!!!
野鳥が白いオウムだと!??
信じられなくて、飛んでいなくなるまで眺めていた。
高級ベルギーチョコ屋はとても高価なお店で、板チョコ1枚1500円くらいしたので、土産に2枚だけ購入とする。
ルーラの町散策終了。
全然時間が足りなかった。
次はシドニーに戻り、シドニー動物園でメインのコアラと写真撮影というビッグイベント。
バスでうとうとしているとあっという間に着いた。
閉園まで1時間しかないのでまずは真っ直ぐコアラ舎へ向かう。
他のお客はいなくて、並んで順番を待つ。けっこう時間がかかるなぁ、
写真を撮っているところを見て納得した。コアラは何匹かいるが、みんな寝ている。起きてるコアラの横に人間が移動して、写真を撮るのだけど、撮る前に寝てしまう。目が覚めるように(かなり優しく)ユーカリをそばでパタパタささて、起きたところを狙って撮る。
やっとコアラに近づいた。
近い!かわいい!
名古屋東山動物園はガラス越しにかなり遠くのコアラしか見られないから、こんな近くで見たのは初めてだった。
やっと次の番になった。オーストラリア観光の定番、コアラと写真撮影の裏舞台はこんな大変なんだなぁ。
うとうとしてるコアラさんと私も無事にツーショットを撮ってもらうことができた。
残り時間は20分くらいしかないので、オーストラリア固有種ゾーンだけ駆け足で見ることにした。

まずは大きなコアラ舎があり、
あとはほとんどカンガルー舎。たくさんゴロゴロしている…

タスマニアデビル舎があったけど何もいないなぁ

一旦離れてから、もう一度見に戻った。

穴の中をよーーく見たら、

いた!こっちを見ていた。
じーっとみていたら、
なんとゆっくり穴から出てきてくれた。
どうも、と挨拶してくれて、
また穴に帰っていった。
母が、「デビルちゃんがあいさつに来てくれた…」と、虜になってしまった。

クオッカという小さなカンガルーみたいな動物を私は知らなかった。
めちゃくちゃかわいい。

あっという間に時間終了。土産物をみる時間もなくスルーー
バスに乗り、ホテルに帰った。
続く


かなり期待していたホリデイ・インの朝ごはん!
ベーコンや焼いただけのトマトなどオーソドックスなメニューだけれど、どれも素材そのものが美味しい。
パンの種類がものすごく多い。
朝からがっつり食べます。
昨日のフィッシュ&チップスの付け合せとおなじサラダなんだけど、しみじみ野菜が美味しいなぁ。
観光2日目はブルーマウンテンズとシドニー動物園。ブルーマウンテンズまでは約2時間のドライブ。
道中ちょうどいい休憩所がないそうで、くれぐれもトイレを済ませておくように、とのこと。
出発〜
すぐ高速に入り、かなり長いトンネルを抜けると一気にのどかな景色になった。

シドニーオリンピックの会場だった場所を遠目に車窓観光。

1時間半くらい走り、大きなネピーアン川を越えると山に入った。

山道をぐんぐん登り、ユーカリの森が広がる景色に変わる。
時々別荘地が現れた。

別荘地の森で、時々白いやや大きな鳥が飛んでいるのを見た。

メープル?のような木々が紅葉していた。急に秋の風景が現れて混乱した。シドニーに着いてからも気候があまりにも名古屋と同じでピンときてなかったが、南半球、本当にここは秋なんだ…と一気に変な感覚になった。

30分ほどでブルーマウンテン国立公園の玄関口、カトゥーンバの小さな街に到着。
カトゥーンバ駅の上の橋を通る。線路に石炭を山盛り積んだ列車がいる。このあたりは石炭がどれだけでも採れるそう。
去年末、軍艦島炭坑ドラマ「海に消えたダイアモンド」で号泣したのに、この広い地球、あるとこにはどんだけでもあるのかと思うと切ないです。

街をくねくね走り抜け、シーニックワールドに到着した。

チケットのバーコードリストバンドを腕につけていよいよ入場。

まずはシーニックレールウェイに乗ります。

少し待つと、おぉ、凄いの来た。
ものすごく急な階段状のトロッコに乗り込む。

出発のベルが鳴ると、インディー・ジョーンズのテーマが始まった

ちゃ~らチャッチャー♪
ちゃ〜らら〜♪
を聞きながら、なかなかの速さで急降下!
ギャーーーーー!!!
叫んでるうちに、あっという間に到着。
一面ブルーの森が広がっていた。(写真ヘタ)
正面にスリーシスターズが見えた。
今降りてきた線路。すごいな…
次の便の急降下を眺める。
ここから、森の探検コースを歩く。
夜はライトアップするそうで、オシャレなライトがいっぱいついていた。

炭坑の歴史の説明とか。
炭鉱窟とか見物。
意外にもシダのような東南アジアっぽい植物が多い。
時々正面から来る逆周りの外国人グループとすれ違うが、某国のみ、我らが日本人とわかると露骨な態度をとってきた。こんなとこでなにしょうもないことやってるにだ?
まもなくゴール。
ここからケーブルウェイに乗り、始めの場所に戻る。
岩山なのがよくわかる。
ケーブルウェイは100人くらい乗れるのはいいけど、ぎゅうぎゅうであまり景色が見えなかった。
お兄さんが軽快にマイクで話しているのだけど、面白おかしく早口になるにつれ、英語が聞き取れなくなった。チーーーーン。
到着した先は、始めに通過したお土産物屋だった。
高額とうわさの公式ぬいぐるみたち。
ハチミツとユーカリ製品がおすすめということで、ユーカリの石鹸を選んだけど、1つ12ドル。
え???脳が混乱したおかげでレジに持っていくことができた。1つ1200円の石鹸を買う日が来るとは。
物価高が酷すぎて逆に買えてしまう魔法の国に迷い込んでしまった。
ブーメランもつい欲しくなってしまうが、小物は中華街狙いなのでがまんがまん。
奥の方の人の少ないレジで、ポストカードを1枚だけ買った。店員の兄さんが急に軽快になんちゃらかんちゃら話してきた。…早い、聞き取れない…
袋いりますか?との質問のような気がするので、
小さな声で「プリーズ」と言った。
レジの兄さんは、同じレジにいたおばちゃんと目を合わせ、笑い始めた。
え?なんか変なこと言ってしまったっぽい!!!!

笑いながらなんちゃら言いながらポストカードを紙袋に入れてくれた。もうわけも分からず恥ずかしい気持ちで受け取るなり立ち去った。
英会話教室16年生。
なにもかも恥ずかしかった。
このことは今でも悶々としている。真相を知りたいがそれにはまた同じレジへポストカードを買いに行くしかないのだろうか…。

次はエコーポイントに移動。
続く