コタキナバル⑧野生猿クルーズ2 | go abroad

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道路をくぐって川を進むと、ガイドさんが高い木を指してあそこにミズオオトカゲがいます、と教えてくれた。え、どこどこ?

かなり上の方に、いた!
いるのはなんとなくわかったけど、後で写真を拡大してびっくりした。
2メートルくらいある。
夕暮れ、風を切って進むボートは涼しかった。
またテングザル数匹がいた。
マンゴーの実を取って食べるから、だいたいマンゴーの木にいるらしい。
この後、来たルートを引き換えした。
くろっぽい小さめの野生猿は逃げないので沢山見ることができた。たしかカニクイザルという名前。のはず。
途中から、鳥に詳しい方が珍しい鳥がいるたびに解説してくれたのだが、
あれ!国鳥!!
とかなり興奮した様子で教えてくれた。
この時自分はまだ鳥の種類もよく分かっておらず、しかも目が悪くなってから夕暮れ特に遠くのものがイマイチ見えないので、なにかまっ黒い鳥?かと思って写真を撮ったのだが、
これもあとで拡大してびっくり。マレーシアの国鳥、サイチョウだった。
はるばる大自然観光に来たはずなのに予習不足すぎた。
空はゆっくり暗くなってきて、
きれいな夕焼け空になっていった。
ただ、綺麗だった。
ボート乗り場に帰ってきた。
待機所が夕飯ビュッフェになっていた。
ディナータイム。
小さいバナナかわいい。スイカ甘くない。
メインおかずのアジフライが美味しい。
ここも米粉細麺付き。
食べ終わると、まもなく日が落ちる薄暗さの中もう一度ボートに乗り込む。少し雨が降っていて、時々稲光が見えてびくびくしながらクルーズ再出発。
完全に暗くなると、ピカピカ光る木の前で止まった。
ホタル観賞。
写真はやはり無理だった‥
木にクリスマスの電飾をつけたような光だった。静かにキラキラ光っていた。
ホタルのいる木が決まっていて、2ヶ所の木を見て終了。移動込で30分ほどだった。

ホテルまで2時間ほどかかるので、みんなトイレに寄ったのだが、最後に入ったら、レバーを何度回しても水が出なくなった。
タンクの水が尽きたから、そのままで大丈夫!と外から声が聞こえた。
中国人が多いからなのか?どこも紙捨てゴミ箱があったので、もしものために紙は流さないようにしていたので心苦しさは最小限におさえられたが、後ろ髪引かれながら場を去った。
紙が流せる♪と安心していたこの国のトイレに対する恐怖は徐々に増していた。

真っ暗な帰り道、なんだか寝られずに何も無い景色を眺めていた。曇り空、月しか見えず。晴れていたらさぞ星がきれいだろうに。

20時頃、プロムナードホテルに帰ってきた。