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報告第57集レイシズムと安倍政権 なぜ隣人を「憎む」のか

国連・憲法問題研究会報告第57集
レイシズムと安倍政権
なぜ隣人を「憎む」のか

安田浩一


 2014年5月発行
 500円


■いま日本社会では在日外国人を攻撃するヘイトスピーチがインターネット・街頭にあふれている。「憎悪」の対象は拡大している。「戦争ができる国づくり」を進め、隣国との緊張・対立を煽り立て、朝鮮学校を無償化から排除し侵略戦争・植民地支配を正当化し続けているのは、安倍を筆頭とする政治家たちだ。「ネット右翼」・「在特会」を取材してきた安田浩一さん(ジャーナリスト)が講演。


◎目 次
在特会デモを取材して/「どっちもどっち」は差別への加担/外国人労働者を取材して/外国人労働者が支える地場産業/警察官発砲で中国人実習生死亡/目の前に現れたネット右翼/メディアの責任は大きい/ヘイトスピーチは暴力そのもの/「在日特権」のウソ/「階級闘争」を主張する在特会/マスコミへの反発/新しい差別のスタイル/在特会の若者を取材して/彼が「在特会」に入った訳

○質疑応答
○資料

◎定価1冊 500円(送料80円)
◎5冊以上購入 1冊当たり400円

 ◎ 購入申し込み
郵便振替[00180-5-567296 研究所テオリア]
*通信欄に「講演会報告第57集」と明記してください
 
 ・ 国連・憲法問題研究会
東京都千代田区内神田1-17-12勝文社第二ビル101研究所テオリア
TEL・FAX03-6273-7233
URL http://theoria.info
email@theoria.info

講演会 表現の自由を守るためヘイトスピーチ処罰を

国連・憲法問題研究会講演会
レイシズムと安倍政権第2弾
表現の自由を守るためヘイトスピーチ処罰を


講師 前田朗さん(東京造形大学教授)


日時 5月10日(土)午後6時半~9時


会場 文京シビックセンター5階会議室
(後楽園駅・春日駅)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html


参加費 800円(会員500円)

■ここ数年、日本社会では外国人・マイノリティをおとしめ、排斥・殺害を叫ぶヘイトスピーチ、ヘイトデモが街中で公然と行われています。安倍首相は「ヘイト・スピーチ」について「他国の人々を誹謗(ひぼう)中傷し、まるで我々が優れていると認識するのはまったく間違い。結果として自分たちを辱めている」という認識を示しながら、ヘイト・スピーチ被害の拡大に対して何の対処もせず、野放しにしています。それどころか、「領土」「歴史」などでナショナリズム、排外主義を煽り立てる政策を進めています。
 前回講演していただいた安田浩一さん(ジャーナリスト)は「ヘイトスピーチは言葉の暴力ではなく、暴力そのもの」「暴力を向けられた人たちの痛みを常に感じていたい」と強調していました。
 「ヘイト・スピーチ処罰は世界の常識」「表現の自由を守るためにヘイト・スピーチの処罰」と包括的なヘイト・スピーチ規制の必要性を主張する前田朗さんに、ヘイト・スピーチなどのヘイト・クライム(憎悪犯罪)をなくしていくためにどのようにしていくべきなのか、国際的に見た日本のヘイト・スピーチ現象、「表現の自由」とヘイト・スピーチ規制について話してもらいます。


連絡先

 東京都 千代田区内神田1-17-12勝文社第二ビル101研究所テオリア
TEL・fax03-6273-7233
email@theoria.info


前田朗 まえだ あきら 東京造形大学教授、刑事人権論、戦争犯罪論。
著書に『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか ―差別、暴力、脅迫、迫害―』(三一書房)、『ヘイト・クライム ―憎悪犯罪が日本を壊す―』(三一書房)『軍隊のない国家―27の国々と人びと』(日本評論社)『侵略と抵抗 平和のための戦争犯罪論』(青木書店)ほか

改憲を阻むための新しい論理

座標塾第3回
改憲を阻むための新しい論理



◆2014年3月20日(木)午後6時30分開始~9時終了


◆講師:白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)

◎会場 文京シビックセンター3階会議室

○東京メトロ南北線・丸の内線「後楽園駅」徒歩1分○都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分○都営バス「春日駅前」徒歩0分○JR総武線「水道橋駅」徒歩8分
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html


◎参加費  1回・1000円/要申込

◆講師が作成する講義レジュメを使用します。

◎ 連絡・申込先
東京都千代田区内神田1-17-12勝文社第二ビル101研究所テオリア
TEL・FAX 03-6273-7233
http://theoria.info
email@theoria.info
(TEL・FAX・メール等でお申し込み下さい) 


講師プロフィール
 白川真澄
しらかわますみ。1942年生まれ。60年安保闘争、ベトナム反戦、三里塚闘争などの社会運動に関わりつづけ、90年代からは「地域から政治を変える」ことを追求。フォーラム90s、ピープルズ・プラン研究所など理論活動のネットワークづくりにも力を注いできた。著書に『脱国家の政治学』(社会評論社)『アソシエーション革命へ』(共編著、社会評論社)『どこが問題!郵政民営化』(樹花舎)『格差社会から公正と連帯へ 市民のための社会理論入門』(工人社)『格差社会を撃つ ネオ・リベにさよならを』(インパクト出版会)『金融危機が人々を襲う』(樹花舎)、ほか。 


●座標塾第10期●
 2014年1月~3月

第1回 消費増税とアベノミクスのアキレス腱
 2014年1月24日(金) 白川真澄

第2回 いま脱成長論が脚光を浴びる
 2014年2月21日(金) 白川真澄

第3回 改憲を阻むための新しい論理
 2014年3月20日(木) 白川真澄


〈これまでの座標塾〉
http://www.winterpalace.net/zahyoujuku/

 特定秘密保護法の成立を突破口にして、集団的自衛権行使の容認と態勢づくりへ。実質的な9条改
憲に向かって、安倍政権が暴走しはじめた。これに対して古色蒼然たる護憲論では、とうてい太刀打
ちできないだろう。改憲を阻むために、どのような憲法論を新しく構築すればよいのか。96条改憲先
行の策動への危機感をきっかけに、立憲主義を貫くべきという声が高まった。最近では、「9条削除」
論(井上達夫)が飛び出して護憲論に噛みついている。憲法をめぐる動きや議論のなかで、改憲に抗
する新しい論理を考えてみたい。