2011年5・3野宿者メーデー
5・3野宿者メーデー
東日本大震災に続く原発事故。
野宿者・失業者・持たざる者は、危機の時代を撃ち
民衆連帯を目指します。
5月3日(火)
午後1時 神宮通公園集合(渋谷駅徒歩7分宮下公園の原宿側先の小公園)
午後1時半 デモ出発 終了後集会
主催 同実行委員会
東日本大震災についての声明 【被災地にもっとも近い寄せ場である山谷から】
東日本大震災についての声明 【被災地にもっとも近い寄せ場である山谷から】
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3月11日の地震がもたらした壊滅的な悲劇と打撃、そしてこれからおとずれるだろう破局的な事態についてもはや言葉をつらねる必要はありません。被災地にもっとも近い寄せ場である山谷で野宿者/下層労働者の支援運動を当事者たちとともにになってきたわたしたちはこの事態を黙視することができないと考え、共同して新たな闘いに着手していきます。課題は3つあります。
1). 民衆の立場から被災地への支援体制をつくりだすこと
2). 被災地から避難されてきた方々を支援し、ともに闘うこと
3). この地震による諸影響によって生み出されることが必至である新たな難民たちを支援し、ともに闘うこと
2
1)について。
現在、政府は被災地に大量の自衛隊を投入しています。これに対し、いかに微力であろうとも民衆の立場から現地を支援していく体制を構築していくことがまず優先させなければなりません。わたしたちは当面、週一回、現地に物資と人を送る支援体制をつくりだしていきます。
2)について
すでに都内各所に準備された施設に被災地から脱出してきた人々が生活を開始していますが、それらにおいて民間団体の支援は排除され、またそこでなされている行政の対応は人々が必要としているものとはほど遠いとききます。これに対して人々が必要としている支援がわたしたちの側から開始されなければなりませんし、また中期的な視点から人々の生活を確立していくための試みが着手されなければなりません。
3)について
2008年のリーマンショックは派遣村に象徴される新たな難民たちをうみだし、山谷周辺でも一時、劇的に野宿者を増加させました。しかし今回の事態がそれの比ではないことはあきらかです。すでに解雇や雇い止めは激発しています。また今回の地震の影響は野宿の仲間たちの生活にさまざまな打撃を与えています。
3
現在、政府は自衛隊10万人以上を動員して現地への救援を行うとともに自らの無策を覆い隠しながら、あらゆる批判を封じ込めようとしています。そしてマスコミはこぞって「日本を救え」の一大キャンペーンを開始しています。これはまさに新たな翼賛/動員体制をなしくずしに形成しようとすることに他なりません。しかしこれは3月11日をもって旧来の国家と社会のあり方が崩れ去りつつことをしめしているのではないか、とわたしたちは考えます。
4
わたしたちはこの数年の排除に抗する闘いや共同炊事などの実践において、その過程そのものが民衆の社会の萌芽をはらむような取り組みを模索してきました。それはいまだ緒についたばかりですが、いまこそ、この姿勢をもとにした新たな社会への構築として今回の事態にむかうことが必要であると考えています。
それはかつてあった社会の「復興」、原子力に依拠した社会の「再建」を拒否し、民衆自身による民衆の社会をつくりだすこととならなくてはなりません
5
わたしたちは圧倒的に無力ですが、多くの人々とともにこの試みに着手していきます。思いをともにする人々、運動体の共同を呼びかけます。
2011年3月23日
山谷労働者福祉会館活動委員会
山谷争議団/反失業闘争実行委員会
【転載】仙台よまわりグループに支援を
仙台よまわりグループ
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【転送・転載歓迎】
みなさんいかがですか?
佐川急便の仙台支店止 のルートしかなかったが、ヤマト便もつながったそうです。
毎回、800~1000人分の炊き出しを行っているそうです。
調味料とか、紙コップ・容器・カレのルー・おにぎり用具材・缶詰等、求むという事です。
壊滅状態の沿岸地域の人たちが避難している公民館に物資を届けてきました。ライフラインは確保され、支援物資も入ってきていますが、副食になるも のがありません。
すぐに開けて副食として食べられるような缶詰がございましたら、ぜひ、お送りください。備蓄分を全て届けてきましたが、まだまだ供給される見込み がありません。以下の営業所止めの宅急便を受け取ることができます。どうかよろしくお願い申し上げます。仙台夜まわりグループ (050-3364-7160)宛
ヤマト運輸
仙台大和町配送センター止め(センターコード:013100)
受取人
仙台よまわりグループ
仙台市若林区文化町 17の5
050-3364-7160
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送った後は、問い合わせ番号を連絡してあげてください。
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ここまで