値段は高いですが、凄まじく良くなる部品です。
中間が太くなります。
高回転高ブースト仕様の車両は容量の問題でお勧めしませんが・・・
作業に関しては取説を見るとまず「エンジンを降ろしてください」
となっていますが、車上で出来ます。
今回は、NISMOコレクタータンクを取り付ける訳ではなく、
INマニガスケットを交換する作業での脱着です。
<車両はBNR34>
作業開始
まずは冷却水を抜いて、その間にエンジンルーム上からの部品取り外し作業。
フューエルライン、バキュームホース、ハーネス、アクセルワイヤー、ブローバイホース、ICパイプ、ラジエータホースなどを外します。
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ノーマルのコレクタータンクの場合は外さないで良いのですが、
クリアランス確保する為にブレーキのマスターシリンダーとマスターバックを取り外します。
これで、エンジン降ろすことなく脱着出来るようになります。


インジェクターはデリバリーパイプから抜いてしまうとOリングを
交換した方が良いので、今回はデリバリーに6本付いたままゴソッと取り外し。
コレクタータンク下にあるバキュームタンクの取り付けボルト、AACバルブ、ハーネスの取り付けブラケットなどを外します。
(スペース確保の為、オイルエレメントを外した方が作業しやすいです)
作業時苦労するのがコレクタータンクの後ろ側下のウォーターパイプを止めているM6のボルト、これを外すのが結構辛いです。
※ブレーキマスターバックが外れているとスペース出来るので、NISMOコレクター作業の場合は比較的楽に外せます。
ブレーキとクラッチマスターバック用のバキューム配管はコレクタータンクに付いたまま外す方が良いと思います。
(バキュームタンク側で配管を取り外す)

これでようやくコレクタータンクが外せるので、取り付けのナットを全部外して引き出します。
スロットルは共締めの為、コレクタータンクが外れればそのまま外せます。

スロットルのガスケットは交換する事になるのですが、
そのうち必ず抜けるのでノーマルではなくメタルのガスケットにしてください。
もう一つ大切な注意点としてスロットル外した後、バタフライがハウジングに当たる部分を綺麗にしない事w
この部分、シールの為にコーティングしてあるのですが、取れてしまうとアクセルOFFでも隙間からエンジンに空気が入っていってしまうのでアイドリングが下がらなくなります。

この車両はINマニのガスケット交換だったのでこの先の作業があるのですが、それはまた後日書きます。
とりあえずNISMOコレクタータンク脱着の作業は元に戻していって、ブレーキフルードの交換をして終了。