RB26だと、これもも良くある不具合です。
症状としては
・初期症状では冷機時でのアイドル不調(温まると無くなる事が多いです。)
・それより悪くなると暖機後でも不調とブーストがあまり上がらない
と言った感じです。
モニター付いている車両だと確認できますが、エアフロ電圧が前後で結構差が出ます。
(これに関しては色々な不具合で電圧差が出るので、一概にインマニガスケットと決め付けない方が良いです)
簡単に点検する方法は不具合出ている最中にパーツクリーナーをインマニ付近に吹き付けてあげる方法、抜けてる所からパーツクリーナを吸い込むのでアイドルが変化します。
RB25だとこの辺りのガスケットはメタルになっています。
RB26は最後まで紙のガスケット・・・なぜ???と思いますが
どうにも出来ないので、抜けてしまった場合は交換するしかありません。
※抜けてしまう原因は色々あります。
単純に経年劣化、ブーストの掛けすぎが良く聞く原因ですが、
それ以外にもブローバイの過多やインジェクターの漏れでガスケットにオイルやガソリンが染みこんで駄目になってしまう場合も多いです。
インジェクター本体外側からの漏れが発生した場合、まだ滲み位だから・・・と思っていると
インマニガスケットまで駄目になって余計に修理代が掛かる、と言った事も起こりえます。

<作業開始>
サージタンクとスロットルの取り外しに関しては書いてますので飛ばします。
作業はその続きです。
インマニ取り付けボルトとナットを外します、
ボルトは長さが3種類あるので、気をつけてください。
インマニ取り外しの際に後ろ側に付いているウォーターホースを外しますが
このホース、ノーマルのホースクランプは板バネ式なのですが、
新しい部品を頼むと締め付け式クランプになっています。
見た目が嫌だという理由で元々付いていたクランプを再使用すると結構な確立で漏れるので
ここは締め付けタイプを仕様してください。
(過去に何台も他の所でやった作業後の車両を修理してます。)
全部付いた状態でここのクランプを交換するのは凄く大変です。。。

続く・・・