「自分を変えるために必要コト」をテーマに大串智紀さんと梶がトークをした内容をまとめました!
変わるためにそれなりに努力したのに、いまいち変われない。
一時は変われても戻ってしまう。
そんなお悩みへのヒントが詰まってます。
ぜひ、お読みください!
※この記事は、「自分を変えるために必要コトその2」の続きです。
先に、そちらの記事を読むことをお勧めします。
世界観や前提の誤認
――(大串)「世界観」「前提」って経験によって作られるっていうところがあると思うんですす。
その経験によって、例えば、学校で起きたことだったとしても、学校だったら自分の強みを発揮した時に何かが起きて、「学校ってこういう場所だから、自分もあんまり強みというか、こういう部分出しちゃいけないんだ」っていう「世界観」とか「前提」が出来上がる。
それを他の部分にも「世の中ってこうなんだ」と拡張して当てはめたりするパターンある気がするんですけど。
(梶)そうですね。
――(大串)それも「世界観」や「前提」の誤認につながるということでしょうか?
(梶)学校という場がそうだから、人が集まる場はそうだという本人の中で認識してしまったりして、本人がそういうように、自分の中の当たり前がそういうふうにスイッチしていってしまって、だから人前では自分の好きにしてはいけないし、自分の強みも発揮してはいけないとか、成果で突出してはいけないとか、そんなふうになっちゃう場合があったりします。
――(大串)やっぱりその上の部分ですよね。
それこそ、成果まで繋がるところに正しく道を繋げていく、プロセスを導いていくためには、まず間違った「前提」とか、間違った「世界観」から始まってないかっていうところを、もう一度、事実というのをちゃんと見るようにして整えていく。そんなイメージですかね。
(梶)そうですね。
【図】7層の深層心理
間違えるのは当たり前
――(大串)事実を誤認しているということが、結構多いとは思うんですけど。
(梶)そこでいうと、人は100%間違えてます。
自分の周りにあるものを100%理解できるわけじゃないですか。
起こっていることもそうだし、それぞれのものもそうだし、それを100%正しくは理解できてないじゃないですか。
なんとなく理解しているじゃないですか。
例えば、今、ライブ配信してますけど、なぜライブ配信ができるかというのを正しく理解していないじゃないですか。
ネットに機会をつないで、こういうアプリを入れて、こういうふうにするとできるというってことは、正しくなんか理解できてないじゃないですか。
でも、その程度、ある程度でみんなすましているんで、はっきりしていることは、真実、本当のことは人はわからないんです。
世界のこともわかってないんです。
わからないんだから、間違えることは当たり前なんです。でも問題はそのその間違え方にあるんですよ。
例えば、ストリームヤードとかズームを使う時に、使うとこんな風になるっていうアバウトな理解で使ってるんですけど、アバウトでもあんまり問題ないじゃないですか。
でも、中にはこういうものを使うと、そういうアプリとかに繋ぐと個人情報とか全部取られて、とんでもないことになるっていうふうに思ってらっしゃる方もまだまだいらっしゃると思うんですよ。
それって、僕も正しく理解していないし、その人も正しく理解していないけど、同じ正しく理解してないにしても、害のない正しくない間違い方と、害が起こる間違った理解の仕方ってあるじゃないですか。そういうことがおこっているということです。
知っていることだけでは広がりがない
――(大串)ある意味、もったいない正しい認識をしてないという状態と、特に害もない、何ももったいなくない誤解の仕方というのがあって、もったいないのは、やっぱり前提とか世界観の方から正しく事実を見て、なるべく自分をもったいなくない形に持っていくのが大事ってことですかね。
(梶)何を基準に見るで、正しいか正しくないかが決まってくると思うんですけども、大事な事っていうのは、自分をできるだけ発揮できるようにしていくことが大事であって、自分を発揮していく中で、人って間違えるんじゃないですか。
だから間違えないようにする生き方って不可能じゃないですか。
知らないことだらけなんだから。
自分が生きていく上で、知ってることだけやってたら広がりが一切ないじゃないですか。可能性を全部つぶしていくことだから。
知っていることだけやって生きてたら、それは安全かもしれないですけども、広がりもないし、でも安全と思っていたものも、必ず、誰かがやってくれているものに乗っかって、安全に生きてるんですけど、今、日本で安全に多くの人が生きれてると思いますけど、それっていうのは日本の今の仕組み、システムがそういうふうになってて、先人達がそういうようなことを作り上げてきたからそうなってるだけじゃないですか。
でもそこが崩れたら、自分が安全だと思ってても安全じゃなくなってしまうっていうことが普通にあるじゃないですか。
ロシアとウクライナの関係みたいに、日本で起こらないとは限らないじゃないですか。
起こってしまったら自分が安全だと思ってたことも安全じゃないんで。
なので、そういう生き方をするよりも、本来自分が持ってるものを発揮していく、いろんな可能性を開いておくと、色んな出来事、不測の事態が起こっても適応しやすくなる。
適応しやすくなることがいいことではないですが、基本的に人っていうのは、常に可能性を開くように目を向けておく必要があるのかなぁと思います。
自分の持ってるものをせっかく持って生まれたんだから、それをより使っていくっていうことが大事なのかなと思います。
そういう観点で行くと、何か失敗しても、自分がやろうと思ったことを進めていく方向に行くことが正しいことで、それをやらないようにしていくっていうような、どちらかというと制約に近いようなことっていうのは、誤った認識じゃないかなと思います。
自分をより良い方に持っていくには
――(大串)可能性を開いていくためには、今までやったことがないとか、自分が見たことがないももの、そういう所にもやりたいと思ったらチャレンジしていって、可能性開いていく。
お話を伺って、可能性開いていくことによって、ただ「前提」とか「世界観」とかも変わるなぁと思ったんですけど。
そういうためにも、怖いかもしれないけど、不安もあるかもしれないけど、新しいとかやってみたいことにはチャレンジしてみるってことが大事っていうことでしょうか。
(梶)大事だと思います。人って、そこで止まれないんですよね。
普通に考えて、例えば20代で時を止めたいって思ってる人いるじゃないですか。止められないじゃないですか。
止めれずに進んでいくんですよ。必ず。
必ず進んでいくんで、止めようとしてる事自体、「この状態が一生続けばいい」って思うこと自体、無理やりなんですよ。
この関係が一生続けばいいとか、この状態が続けばいいとか、思う瞬間があるじゃないですか。そっちに向けて努力しようとかってする事もありますけれど、基本それって無理なんですよ。
いいか悪いかとかは無関係に人って進んでいくんです。
でも進んでいく以上、最後に見た時にトータルでより良かったなと思えるように進んでいけた方がいいじゃないですか。
そのために、自分自身が持っている独自性もあるし、独自性って言うのは自分が持っているものだから基本的に変わらないものなんですよ。だからそれを活かしていくということが大事かなぁと思うんです。
例えば、大串さんの独自性があるから大串さんは大串さんであり、だからそれをより活かしていくようにしていくことが大事であり、自分が自分自身をより良いように持っていくためには、「前提」とか「世界観」もできるだけ正しく認識していく、できるだけズレがないように認識していくことが大事かなと思います。
いろんな世界を知っていく
――(大串)二つのパターンが、「世界観」「前提」に取り組むパターンがあるのかなと思って、今自分が当たり前と思ってる中で、当たり前と思ってることが「本当にこれ当たり前かな」ってことをシンプルに見直してみるっていう方法が一つ。
新たな可能性を模索していって自分がやりたいことを怖がらずにどんどんやっていって、そこから出てくるものって多分、今までの自分の認識と違ったものって絶対出てくると思うんですね。
「こんなことできるんだ」とか「こんな結果が出てくるんだ」ってことがあると思うので、それに従って自分の「前提」「世界観」というものを置き換えていく。この2軸くらいでやっていくのがいいという感じですね。
(梶)今の話を言い換えると、世界を知っていくというのが第一義なんですよ。
世界を知っていくというのは、今自分がいる世界を知っていくことも大事なんですけども、実は同じ空間にいると、世界っていうのは固定的に捉えてしまうんですよ。
世界を知っていくためには、出来るだけいろんなことを、いろんな世界を知っていく方がいいんですよ。
だから、先人の人達が言ってましたけど、人が学ぶためには旅行するのが一番。
旅行することによって学びがあるっていうことを言うですけど、それは世界を知っていくっていうこと。
いろんな世界を知ってるから自分が今いる世界が、どういう世界なのかっていうのをより正しく理解できるということがあると思うんですよ。
だから、世界を知っていくことと、じゃあ、その中で自分がどう適応していく、どうなっていくのかっていうのを知っていく。世界サイドと自分サイド。そういう捉え方もできるんじゃないかなと思いました。
――(大串)いろんな様々な自分のいる以外の世界に飛び込んでいったり、知る機会を持ったりと言うことですね。
まず、そこに取り組むということ。
(梶)そうですね、はい。だから、多角的多面的な考え方ができる人っているじゃないですか。
そういう人というのは、一部の天才という人はベッドにいて広くいろんなことに想いを馳せることができるんですけど、ほとんどの人はいろんなところに行ってみて、本当のところが知ることができる。
いろんなところに行くと、そこで自分がどう適応されていくのか、その適応した結果、自分にとってそこは、過ごしやすいのか過ごしにくいのか、活躍しやすいのか活躍しにくいのか、そういうこともわかってくる。
そういうところからも、いろいろ経験していくっていうのはすごく大事なのかなと思いますね。
――(大串)めちゃくちゃ納得感がありました。
【自分を変えるために必要なコトシリーズ】
自分を変えるために必要なコトその1
自分を変えるために必要なコトその2
※この記事の内容をアーカイブ動画でご視聴いただけます。
家事や仕事の作業をしながら、移動の合間に、聞き流してみてはいかがでしょうか。
毎週金曜日は大串&梶のライブ配信!
毎週金曜日昼12時~大串智紀さんと梶貴美男でライブ配信を行っています!
強みについてを中心に話していきますので、強みに興味がある方はぜひご覧ください!
次回は9月23日(金)昼12時~です!
お楽しみに!!
視聴はエスモーズ公式ページから