他力をうまく使うには その1 | 強みマネジメントのすすめ

強みマネジメントのすすめ

強みパターンを発見し、強みを実際に使いこなしていく、

※こちらの記事は、大串智紀さんと梶のライブ配信の内容をまとめたものです。

 

「自分でできることは自分でやらなくちゃ」と思っていませんか?

学校や親から、自分のことは自分でやるように教えられてきた人も多いと思います。

 

でも、何でも自分で頑張ろうとして、行き詰っている人も多い。

 

そんな方に知ってもらいたいのが「他力の使い方」

他力を使うことで、ビジネスもプライベートももっとスムーズにストレスなく進めることが増えるんです。

 

今回の大串&梶トークでは、「他力をうまく使うには」をテーマに話をしました。

・自力で頑張っているけどイマイチうまくいっていない

・他人に頼るのが苦手

という方はぜひ、お読みください!

 

 

 

 

  視力が悪いのにメガネをかけない理由

 

――(大串)梶さんは体感覚が優位なんですか?

 

(梶)僕は体感覚、聴覚優位で、視覚はあんまりなんですよね。

 

――(大串)視覚があんまりというのは、

 

(梶)視力はもともと良かったんですけど、ある時から急に悪くなってメガネをかけていたんです。

 

ある時に、松原靖樹さんと話していて、「それ、視覚情報を取り入れないようにしているんじゃないか」と話をされて、「そうかも」と思って、そこからメガネを書けなくなったんですよ。

 

視力は、0.2とか0.3とかなんですけど、あと乱視が結構入っているんですけど、メガネ外していたら、人の顔って全くわかんないくらいだったんです。

 

それまでって外部の情報をめっちゃ取り入れていたんですけど、メガネ外すと取り入れられないじゃないですか。その方が感覚的には良くて。

 

最近は、人に勧められてなんですけど、これは伊達メガネで度は入っていないんですよ。

 

もう10年くらいは、あまり視覚情報は正しく入ってこない状態で過ごしているんですけど、あんまり不便ないなと思って。

 

――(大串)梶さん、コンサルの時も結構、目をつぶって話聞いていたりされますもんね。

 

(梶)目をつぶっていなくてもあまり見てない時があるんで。

 

――(大串)結構、視覚の情報が余分なのかもしれませんね。

 

(梶)そうですね。

視覚情報があまり要らないなと思ったのが、初めコンサルしてた時は対面でしていたのですが、電話コンサルやる機会があったんですよ。

 

その時に、「情報収集できるかな?」と思ったんですけど、やってみたら全然問題ないなと思って。見なくても大丈夫だなと思って。

 

 

  強みを活かす=他力を活かす

 

 

――(大串)思わぬエピソードが聞けました。ありがとうございます。

さて、本日のテーマですが、「他力をうまく使うためには」

 

今回、僕がテーマを設定させてもらったんですが、なぜかというと、僕自身はビジネスとして英語をやってきましたが、これまで自力でやってきたという感覚が強いんです。

 

英語もビジネス構築やSNS攻略も自力でやってきたという感覚があるんですが、それで行き詰ったり、限界を感じることが多かったんですよね。

 

それでここから新たなことをやっていったりとかで、他力をもっと使っていきたいなと思ったんです。

 

梶さんのSNSなどを見ると「幸せは他力本願や!」みたいなのが結構あって、他力を使うというのを意識的に取り組まれているのかなと思って、今日はそこら辺のことを聞きたいなと思っています。

 

(梶)そうですね。「強みを活かす=他力を活かす」ということなんで。

 

強みを活かすということは、強みについては自分でやるけれども、弱みについては自分ではできなくなっていく、と思うんです。

 

そうすると、弱みをどうカバーするか。

その一番スタンダードなやり方は、「他人にカバーしてもらう」というもの。

 

強みを活かそうとすると思うと、他力を使うしかなくなってくるんですよ。

 

 

  他力を意識し始めたきっかけは

 

 

――(大串)なるほど、梶さんは昔からビジネスをされていますが、どこかのタイミングで他力を意識することがあったのかなと思ったんですが、他力を意識し始めたエピソードなどありますか?

 

(梶)強みを知ってから早い時期に、強み関係のセミナーに出ていて、その中に『他力本願寺セミナー』というのがあったんです。

 

その他力本願寺セミナーは、エスモーズのセミナーの中でも僕がトップ3に入るくらいにおススメするセミナーなんですが、このセミナーを受けた時に「こんなんでいいんや!」と思ったんです。

 

 

――(大串)では、それまでは結構、自力だったんですか?

 

(梶)今考えると、他力を使うことをやっていたんですが、意識的には「自分でやらなければいけない」という意識があったんですよ。

 

例えば、会社員をしていた時、自分の中で整理しようとするとき、人に話しかけていたんですよ。

 

人を捕まえて、その人と話をして、その人のレスポンスはあまり関係なくて、話をしながら整理をしていたんです。

適当にいろいろ話しながら、自分の中で整理出来たら、「もういいわ」という感じで。

 

そんな態度をとっていたから、相手からすると「え、何?」と。そういうことをよくやっていたんですよ。

 

その当時、他人の頭を使うというのはよくあって、そういうのは得意とは思っていたんです。それって他人の力を使っていることじゃないですか。そういうことは無意識にやっていたんです。

 

ある意味、強みを使うとか、自分を活かすためにやっていたんですが、意識の中では、「他力本願ってダメだな」と思っていたんです。やっぱり「自力を使わなといけない、自力を使ってこそ正しい」みたいに。

 

 

  自力がカッコいいと思っていたが

 

 

――(大串)今の梶さんを見ると驚きますね。

 

(梶)真逆ですけど、結構、そういうふうに思っていて。

 

他力本願というのは浄土真宗とか浄土宗とか親鸞とか法然の考え方じゃないですか、それに対して自力は曹洞宗とか、いわゆる禅宗、自分で覚醒していく。座禅をしたり修行をしたりして。

 

他力本願は、阿弥陀様に祈っていたら極楽浄土行けるよみたいな感じで。

 

その時に、自分でやるのがカッコいいみたいな、修行しなきゃいけないみたいに思っていたんでしょうね。10代のころとか。

 

――(大串)その時から宗教観みたいな、浄土宗なら他力でとか知っていて、他力イケてないなとか、「自力、カッコいいじゃん」みたいになっていたということ?

 

(梶)オレは自力だし、禅宗とかの方が好みだな、と思っていたんですよ。

 

意識的には、そういう意識があったんですよね。「自分でやらないと」というふうに。

 

でも、今思うと、そういうふうに思っていたから、うまくいかなかったんだなと、よくわかるんで、今となっては、他力使ってなんぼと。

 

自力使ってやろうと思うくらいなら、サッサと使える他力を考えるということを意識していますね。

 

(「他力をうまく使うには その2」に続く)

 

※この記事の内容をアーカイブ動画でご視聴いただけます。

家事や仕事の作業をしながら、移動の合間に、聞き流してみてはいかがでしょうか。

 

 

毎週金曜日は大串&梶のライブ配信!

 

毎週金曜日昼12時~大串智紀さんと梶貴美男でライブ配信を行っています!

強みについてを中心に話していきますので、強みに興味がある方はぜひご覧ください!

 

次回は9月30日(金)昼12時~です!

お楽しみに!!
視聴はエスモーズ公式ページから