← 富山空港で9月1日に発見した謎の植物。ススキの親分。

 

 茶の間、エアコンを28度に設定してる。トイレへと襖を開けたら、何だか涼しい。気温を確かめたら22度だった。ってことは、我輩、暖房してた?! 過ごしやすかった夜のお蔭で4日は外仕事したわりに、寝落ちの回数も少なめで、田中 基著『【増補新装版】縄文のメドゥーサ: 土器図像と神話文脈』(現代書館)やイサク・ディネセン著『夢みる人びと 七つのゴシック物語2』 (横山貞子 訳 白水uブックス―海外小説永遠の本棚)とのどちらも90頁以上も読めた。休日にしては上出来。(09/05 03:14)

 

「おわら風の盆」……そう言えば、なぜ「おわら」なのか、分かってなかった。一度調べたけど、モヤモヤしてスッキリしてない:

「「おわら」とは 「おわら」の語源には諸説ありますが、一説では、江戸時代に唄の中に「おわらい(大笑い)」という言葉を入れて町内を練り歩いたのが「おわら」と唄うようになったと言われています。 他に、小原村の村娘が唄い始めたことによる「小原村説」や豊年万作を祈念した「おおわら(大藁)」など諸説あります。」

 うーん、スッキリしない。まず、考慮しなければならないのは、民謡の「越中おわら節」だろう。(恐らくは)「おわら風の盆」の呼称は、この民謡に由来してるはず(推測)。が、

「この民謡の起源については諸説ある(「お笑い節」説、「大藁節」説、「小原村発祥説」など)」と、堂々巡り。 (09/04 23:28)

 

 

やまとの季節七十二候」 「奈良在住の映像作家・保山耕一さんが撮影した映像と、ピアニスト・川上ミネさんが「百年ピアノ」で奏でるオリジナル曲。響きあう音と光で、めぐりゆく季節を感じる映像詩」が素敵。映像もいいが、川上ミネさんの奏でる即興(オリジナル?)のピアノがいい。

川上ミネオフィシャルサイト: 「PIANIST | MINE KAWAKAMI オフィシャルサイト

 

 ← 田中 基著『【増補新装版】縄文のメドゥーサ: 土器図像と神話文脈』(現代書館) 中沢新一さん絶賛!「田中基は縄文研究に捧げたその清冽な人生をとおして、縄文図像学の奥に胎生学の基層を見出した。生まれたばかりの知性が手探りで世界から取り出そうとしている世界像が、土器に刻み込まれている。この発見をつうじて、彼は縄文人の眼で世界を見ることのできる稀有な人間となったのだ。」

 

 田中 基著『【増補新装版】縄文のメドゥーサ: 土器図像と神話文脈』(現代書館)読めない地名などに辟易しながらも、読み始めて七日目。濃厚な内容: 

「日本列島の八ヶ岳山麓に縄文中期の豊富な内容――女神、蛇体、半人半蛙、幼猪等――の精霊を表現した土器図像が発掘された。これらは『古事記』『日本書紀』の天地創造の神話に通じており、王権神話も深層において野性的、土着的な意識を乗り越えることができなかったといえる。さらに中世諏訪祭は蛇体祭祀であり『記・紀』の蛇体祖霊来訪神事と同質であるといっていい。今日の諏訪の御柱祭はそれらの変容である。 」(09/05 02:03)