コウイチのブログ -92ページ目

妄想日記風小説 最終話

僕はノリコの気持ちを確かめる為に嘘をついてみた。


僕『お前には言ってなかったけど、付き合ってる人いるんだ・・・実は明日から一緒に暮らそうと思ってるんだ・・小さなアパート借りて・・ノリコにはまだ言ってなかったけど。』


ノリコ『そ、そうなんだ・・・お兄ちゃんなんかを好きになってくれる人いたんだ~良かったね~。
私も嬉しいよ!やっと口うるさい馬鹿兄貴がいなくなって!せいせいする!』


僕『僕もだよ!口うるさい妹とやっと離れて平和に暮らせると思うと嬉しくてしゅうがない!
彼女はお前と違って気も利くし、優しいし、わがままじゃないし、料理も出来るし、スタイルもいいし、何より女らしい!お前とは正反対だな!』


僕がそう言うと、ノリコは涙を浮かべて部屋を出て行ってしまった。



夜が更けてきて、僕は言いすぎたと反省していた。
謝りに行こうと妹の部屋に向かった。


僕『・・ノリコ・・ごめんな・・言いすぎたよ・・・』


ノリコは何も言ってこなかった。さっきの話しは全部嘘なんだと言えば良かったのだが言いそびれてしまった。


そして数分後、今度はノリコが僕の部屋を訪ねてきた。


ノリコ『お兄ちゃん・・まだ起きてる?』


僕『何?』


僕はそう言いながら部屋のドアを開けた。


開けた途端に、ノリコは泣きながら僕に抱きついてきた。


僕『どうしたんだ?ノリコ?さっき言った事気にしてるのか?ごめんな…言いすぎたよ。』


ノリコ『違うの!私お兄ちゃんが好きなの!だから・・・彼女がいるって聞いて・・強がってあんな事言ったの・・・ごめんなさい!』


僕『やっぱりそうだったのか・・・ごめん!彼女がいるって話し嘘なんだ・・・お前の気持ちを確かめたくて嘘ついたんだ・・・ごめんな…。』


ノリコ『ホント!あの話し嘘だったの!良かった~・・・じゃあ私お兄ちゃんの事好きでいてもいいの?』


僕『当たり前だろ!僕もノリコの事ずっと好きだったんだ・・・今までごめんな。』

ノリコ『ホントだよ(泣)』


ノリコは僕の胸で泣き続けていた。


完?

妄想日記風小説 第4話


僕と妹(ノリコ)は、一緒に家に向かって歩いた。
何故か普段おしゃべりなノリコが今日に限って妙に静かだった。

ノリコ『お兄ちゃん!わ、私先に帰るね!』


僕『は?何で?』


ノリコ『お兄ちゃんと一緒に歩いてるの恥ずかしいから・・・お兄ちゃんもそうでしょ?』


ノリコの言っている意味がわからなかった・・・恥ずかしい?兄妹で歩くのが?


僕『別に・・・何が恥ずかしい?小さい頃はいつも歩いて買い物に行ってたし・・・。』


ノリコ『とにかく!恥ずかしいの!だから先に帰るから!』


そう言うと、ノリコは小走りで先に行ってしまった。
僕は何がなんだかわからないまま歩いて家に着くと、玄関に写真が落ちていた。さっき妹がシンヤに見せていた写真かな~と思って見てみると、その写真には、ノリコと僕が写っていた。
まさか!と思いながら、ノリコにその写真の事を聞いてみる事にした。


僕『ノリコ・・・これ落ちてたけど・・・さっきシンヤに見せていた写真か?』


ノリコはすごい勢いで僕からその写真を奪い取った。


ノリコ『違うよ!!これは・・・その~あっ!探してた写真だよ!シンヤさんに見せたのは彼氏の写真だから!この写真じゃないよ!』


僕『ふ~ん・・彼氏いたんだ・・・どんな人なんだ?』


ノリコ『え~と・・・間違えた!彼氏じゃなくて気になってる人の写真なんだ!』


ノリコの反応から僕は気付いた・・・ノリコの気持ちを・・・それを確認する為にノリコに色々な話しをしてみた。


僕『なぁノリコ!・・・久々に一緒に風呂に入るか!小さい頃はよく一緒に入っただろ?』


ノリコは顔を真っ赤にして答えた。


ノリコ『は!?な、何言ってんの!!馬鹿じゃない!』


僕『冗談に決まってるじゃん!何マジになってんだよ!』


ノリコ『・・・・馬鹿!』

僕『さっき言ってた気になってる人って、どんな人なんだ?』


ノリコ『・・・それは・・・・・・言えない・・・』


僕『そうか・・まぁ無理には聞かないよ。・・・そうか・・・お前もそうゆう年頃なんだな・・・』


ノリコ『お、お兄ちゃんは・・・す、好きな人とかいるの?』


僕はノリコの気持ちを確かめる為に嘘をついてみた。

妄想日記風小説 第3話後編


シンヤは僕に気づいていないようだった。妹(ノリコ)が来ると、シンヤは満面の笑みでノリコを迎えた。


2人の会話は聞こえないものの、ノリコがどうゆう気持ちでシンヤを呼び出しているのかがわかっていた。


妹は何か写真のような物を見せていた。それを見たシンヤは立ち上がり立ち去ってしまった!


僕はすぐにノリコのもとに向かった。
僕『ど、どうした!なんかすごい驚いてたみたいだけど・・・』


僕はノリコの方へ目を向けると、ノリコは何故かその写真のような物を隠して言った。
ノリコ『さ、さぁ・・・好きな人がいるって言ったら・・・とにかく良かった・・・こ、これで手紙届かなくなるね・・・』


僕『何見せたんだ?写真のように見えたけど・・・』


ノリコ『べ、別に何も・・・それより帰ろうよ!』


僕『あぁ・・・そうだな・・・』


僕は写真が気になっていたが、何故か聞けないでいた。
写真に写っているのは、ノリコの好きな人か付き合ってる人だと思った。


だが答えはすぐにわかった。


ノリコと一緒に家に帰る途中で僕の携帯がなった・・・・シンヤからだった。


僕『・・も、もしもしシンヤか?どうした?』


シンヤ『コウイチ(僕)・・・俺・・ノリコちゃんに告白したんだ・・・けど・・・』


僕は結果を知っていたが、知らない振りをした。

僕『それで?あいつ何だって!』


シンヤ『好きな人がいるんだってさ!・・・・片思いだけど・・・写真見せてくれたよ・・・はぁ~』


僕『どんな奴だった?知ってる奴だったか?』


シンヤ『・・・俺からは何も言えないけど・・・・コウイチ・・・・ノリコちゃんの事一生守ってやれよ・・・!俺から言えるのはそれだけだ。・・・じゃあな!』


僕が何か言う前にシンヤは電話を切ってしまった。


ノリコ『誰から?・・・もしかして・・・』


僕『うん・・・シンヤからだ・・・なんだあいつ・・・いきなり切りやがった・・・変な事言って・・・。』


ノリコ『何て!!何て言ってたの!!』


僕『えっ!? なんか・・ノリコちゃんの事一生守ってくれよ・・・みたいな・・・何であんな事言ったんだろう?』


ノリコ『そ、そう!それだけ?』


僕『うん。』


僕はまだわかっていなかった・・・ノリコの気持ちを・・・