コウイチのブログ -119ページ目

続き


妹が抱きついてきて僕の理性は完璧に壊れていた。


妹『お兄ちゃん・・・私嬉しいよ・・大好き』
というと妹がまた目をつむり、唇をとがらせる。今度はさっきよりも長かった。ここまでくると、いけない事をしているという考えは頭の中にはなくなっていた。

僕『いいのか?僕なんかで・・・部には僕なんかよりイケメンがいっぱいいるだろう・・。同級生にだって・・・』
と言うと、妹はまた上目使いで僕を見て言った。
妹『お兄ちゃんがいい!お兄ちゃんじゃなきゃダメなの!』
僕は、女性に惚れられた事は一度も無い。告白する事は何度もあるが、告白されたのは生まれて初めてだった。しかも相手は幼い頃から同じ屋根の下で暮らしていた妹だ。僕は無意識のうちに妹以上にキツく抱き締めていた。


妹『・・・お兄ちゃん・・嬉しい・・嬉しいけど、ちょっと痛いよへへへ(^O^)/』

僕『僕もずっとお前が好きだったんだ。でも、勇気がなくて・・・。』
妹『なんとなく分かってたよ。』
僕『え?いつから?』
妹『去年の夏、私がソファーで寝てた時・・・私の胸触ってたでしょ?(^O^)/』

僕『!!・・・もしかして~起きてた?』
妹『うん!でもあの時、お兄ちゃんが単なる興味で触ってたのならお母さんに言いつけようと思ってた・・けど、触った後に小声で、「ごめん・・N・・こんな事いけない事だと思うけど・・お前の事・・好きなんだ・・どうしても触ってみたくて、お前の胸に。・・・最低の兄貴だよな・・・ごめん・・・・・」私それを聞いて嬉しかったの、私達兄妹なのに両重いだったんだなぁ・・・って。だからお兄ちゃんには内緒で入学前から楽器(ホルン)の猛練習してたの・・・同じ部活に入れば、朝も帰り道も一緒にいられる・・けど、それは私だけが嬉しかったんだと思ってた。』

僕『僕だって嬉しかったんだよ。・・・この前は本当にごめんな・・・なんかおまえに嫉妬してたんだ・・どんどん上達していくし、僕の友達と仲良さそうにしてたから・・・。』


妹『T先輩の事?・・・じゃあ、この前T先輩と喧嘩してたのは・・・』


僕『あいつがお前の悪口を言ってたからだ、・・・あいつ女子の前では、いい人ぶってるけど、男の前だと最低な奴なんだ!』


続く。

続きの続き


風呂に入りながら、出たら謝ろう!
出たら土下座しよう!
もう今の状態が僕は耐えられなかった。

風呂からあがり妹の部屋の前で立ち止まる。だがあと一歩で勇気が出ず、小走りで自分の部屋へ戻る。


いつもは布団に入るとすぐに寝てしまうのに今日は全く眠れなかった。


それは妹も同じだったようで、夜中僕の部屋の戸をノックした。


妹『・・・お兄ちゃん・・・・起きてる?』
起きていたが、返事をしないようにしていた。

妹『そのままでいいから聞いて・・・まず今日はごめんなさい・・。』

なぜ謝る?悪いのは完全に僕の方なのに・・・。

妹『私・・少しでも長い間、お兄ちゃんと一緒に居たかったから・・・私・・・お兄ちゃんの事、大好きだから。』

兄として、だろうが僕はその言葉でバッチリ目が覚めていた、がまだ素直になれない僕はひどい応対をしてしまう。


僕『な、何言ってんだよ(照)何時だと思ってるんだよ!早く寝ろよ!バカ!』
と言いつつドアのすぐそばまで来ている僕。

妹『ごめん、ごめんなさい。も、もう行くから・・・』

と言いながら、クスクス鼻をすする声が聞こえていた。
泣いているのか?と心配した僕は思わず戸を開けた。

すると、廊下の床に体育座りして泣いている妹。


とりあえず妹を部屋に入れて泣き止むよう極力優しく慰めた。


僕『わかったから、もう泣くなよ~。悪いのは僕なんだから!・・あっ!そうだ今度どこか連れてってやるからさ・・・な?』

少し沈黙があった。

妹『・・・私・・お兄ちゃんの事好き・・兄としてじゃなくて・・・好きなの・・・』

僕は何がなんだかわからず何も言えなかった。

妹『お兄ちゃんは?私の事嫌い?』

と上目使いで聞いてくる。妹の上目使いで頼まれて断る事は今まで一度もない。

次の瞬間僕の理性は吹き飛んだ。妹が僕に抱きついてきたのだ。今まで女性と付き合った事がない僕は何も出来ずにいた。


妹『 お兄ちゃん・・お願い!』

というと妹は目をつむり、何かを待っているようだった。

僕はこれをしたら何か1つ壁を超えて、もう普通の兄妹には戻れないと思った。でも僕には理性を抑える事が出来ずについに妹とキスしていしまった。


妹はよほど嬉しかったのか、抱き締めていた腕をさらにキツくしてきた。


続く。

続き



妹は筋がいいみたいで3ヶ月ほどで楽器(ホルン)を使いこなせるようになっていった。


僕は妹に抜かれると、危機を感じ、前にも増して練習に身が入るようになっていった。朝が苦手な癖に朝練に出たり、夜校門を閉められる寸前まで居残り練習するくらい没頭するようになっていった。だが妹との差は縮まるばかり・・・なぜなら妹も僕と同じように、朝練も居残り練習もするようになっていたからだ。


そんな日々がしばらく続いた。なかなか上達しない僕をよそに妹はどんどん上達していく。僕はなんかムカついてきていた。自分が上達しない事にではなく・・・妹に対してだ。

『お兄ちゃんはどうしたらそんなに上手いの?』とか『今度コツ教えてよ』なんて言ってくる。


そして、ある日の放課後・・・いつものように居残り練習をする僕と妹。部長と顧問の先生がいた。


僕『・・・N(妹)・・今日はもう帰れよ!部長がもう帰るみたいだから途中まで送ってもらえよ。』
妹『え?・・・やだ!練習していくもん』

僕『いくもん!じゃねえ!帰れよ!』
部長『どうした?兄妹喧嘩なら家てやんな(笑)今日はもう遅いから、一緒に帰んな!俺も先生もすぐに帰るから・・・』

と言うと妹はなぜか嬉しそうな顔していた。たぶん部長は喧嘩にならないように気を使ったのだと思うけど、僕は妹を恨んだ・・・もう少し練習したかったのに!と。


帰り道、いつもは横並びになって歩いて帰るのに、僕は妹の顔を見たくなかったので数歩先を早歩きで歩いていた。妹は僕が怒っているのがわかったみたいで無言で小走りでついてくる。


家に着くと母が食事を用意して待っていた。食事中も終始無言。普段おしゃべりな兄妹が全く会話をしない事で、母は不思議そうに僕の耳元で小さい声で『何?喧嘩でもしたの?』と聞いてきたが、それも無視した。


妹『お、お兄ちゃん・・ 』

と恐る恐る喋る妹。

僕『何!?』


切れ気味に答える僕。


妹『お風呂・・』
僕『先に入れよ!』妹『あ・・うん・・わかった』


妹が風呂から出たら 謝ろうと思った。どう考えても悪いのは僕だ。・・・けど僕は素直になれなかった。


妹『・・お兄ちゃん・・(風呂)あがったよ・・。』
僕は何も答えずに軽く妹を睨んでから風呂場に向かっていった。


続く