日本に石油供給が無くなることはまず無い理由

最近、中東情勢が悪化しており
それにともない
石油危機を危惧する声が出てきています。
　
イスラム教VSキリスト教の対立が酷くなったら
アメリカの同盟国である日本へも
石油禁輸になるのではないかと
心配されているのです。
　
　
しかし、石油の値段が
上がることはあっても
石油が手に入らなくなるということは
まずないでしょう。
　
それはなぜかというと
政治的に売りにくい状況になっても
石油を作っている側は売って
お金を得たいからです。
　
また、石油を貯蔵しておくには
巨大タンクが必要でして
それが溢れてしまうと困るからです。
　
　
実際に、コロナが始まった
2020年春は
石油を貯蔵する場所がなくなり
タダでもいいから引き取ってくれ状態になり
石油価格は大暴落しました。
　
それから、昨年、冬は
ロシアがヨーロッパに
石油を売らないということで
石油危機が危惧されていましたが
結局ロシアはシンガポールに売り
シンガポールがヨーロッパに転売しました。
　
　
そんなわけで
日本が戦争の当事国になって
派兵するレベルにならなければ
まず石油不足にはなりません。
　
そして、日本が
宗教戦争で戦うことはまず無いので
石油不足になる可能性は
限りなくゼロに近いでしょう。
　
また、石油の値段が上がったとしても
あくまで買える範囲にしないと
売る側も在庫が余って困りますので

買える範囲の高値となりますね。