■友達の命日に思うこと | うまくいかない自分のゆるし方 * こころとからだを整えるカウンセリング

うまくいかない自分のゆるし方 * こころとからだを整えるカウンセリング

 
誰かに頼ることができない甘えられない
まじめで不器用でかわいくなれない
昔の私のようなあなたへ


心屋*風水薬膳茶*メイクレッスンで
自分らしさを見つけるお手伝い
皆 みなみ です

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今日はいちばん仲のよかった友達の命日。

私が中学1年生のとき。
もう27年も前のこと。



クラスは違うけれど、
同じバレーボール部だった。
いつもふたりでペアになって練習をしていた。

年が明けてすぐくらいに
彼女は学校を休み始めた。



しばらくして
学校の体育館で緊急の学年集会があって
彼女が病気で亡くなったと
聞いた。

私は体育館じゅうに響くほどの大声で泣いた。
私たちがいつも一緒にいることを知っていた先生は
ずっと私のそばについていてくれた。



私は知らなかったのだ。
そんな大きな病気だったこと。

それから私は
いつも謝っていた。



何も知らなくてごめんなさい。
私なんかが生きていてごめんなさい。

優しいお父さんとお母さん
白くて新しい大きなおうちに住んで
みんなの人気者で頭も良くて
色白で美人なあなたが亡くなって

母子家庭で貧乏で
ボロボロの借家に住んで
何の未来もないような
こんな私が健康で元気に生きていて
本当に本当にごめんなさい。



今思えばね
そんなこと考える必要ないのにって思うんだけれど
しょうがなかったの。
わからなかったの。

そんなふうに考えてしまうほど
自分のことを低く扱っていたんだなあって
大人になった今の私にはわかるんだけれど。



生きることに申し訳なさを感じていた
自分は誰よりも低い存在なのだと考えていた
そんな当時の私。

体育館でうずくまって大泣きをしている
おさげ髪の小さな私。

今日は優しく抱きしめてあげる。
ずっとずっと一緒に眠ってあげる。



毎年1月26日は
空の上の友達に声をかけるとともに
ボロボロの心をしていた私自身を抱きしめる日。

今日は、そんな日。
おやすみなさい。



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*** みなみ ***