■74年間ベールに包まれていて市民たちの憩いの場となった青瓦台!´▽`)/ | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

青瓦台の本館の前で左が妻の一番上のお姉さんで右が妻です。♪ヽ(´▽`)/

 

 

韓国は今日までが秋夕(チュソク)連休でしたが、これは連休真っ只中の日曜日に見学に行ってきた、かつて韓国大統領の官邸と執務室であった青瓦台(チョンワデ)の写真です!ヾ(≧∇≦)〃♪

 

かつての王宮である景福宮の北に位置し、1948年の大韓民国政府樹立以来74年間厳重な警備のもとでベールに包まれていたこの場所が、昨年の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の就任によって国民の前に開放されたわけですが、1年以上経った今、妻と妻の1番上のお姉さんと一緒に初めて行ってみました。

 

実は2番目のお姉さんも誘ったのですが、活動的な2番目の義姉はもうすでに2回も行ってきたということでしたね。入場は無料ですが、基本は予約が必要で、当日受付も可能だということでしたが、予約時間に行ったら入場する人たちの列が外に500メートル以上連なっていました。

 

正門を入ると迎賓館があり、大統領が執務を行った大きな本館があって、その前には国家的行事ができる芝生広場がありました。どの建物も、その名のように青色の瓦が敷き詰められて、美しい曲線の青い屋根が特徴ですが、屋根の下側を彩る伝統的装飾である「丹青」も、「丹」の赤色のほうは描かれずに「青」色だけだったのが印象的でした。美しいですよね。

 

でも中に入ると一変して赤色が主となり、赤絨毯を歩いて各部屋を回りました。歴代大統領の肖像画や歴代令夫人の写真も並んでいましたが、大統領執務室や接見室は、ドラマで何度も見た場所なので、ドラマのセットのような錯覚を受けました。こっちがホンモノですよね。(^^;)

 

大統領官邸のほうも、構成は韓国の韓屋として、生活の場である母屋と、客を迎えて行事などが行われる別棟、主人の居間であり、重要な客だけを迎える舎廊棟(サランチェ)からなっていました。ただ大きさがものすごかったです。残念ながら官邸の中には入れずに、外を歩いて窓から中をのぞくようになっていました。庶民はやっぱり羨望してのぞくだけなのかと思いましたね。(((°`∇´°;)))

 

あと、一番よかったのが、官邸の裏山の美しい散策路を登山できたことです。外敵の侵入を防ぐために鉄条網が張られ、哨所といわれる監視所もありましたが、ここが北朝鮮のスパイたちが一番狙った、韓国で一番危険な場所だったんだなあという妙な興奮がありました。実際、1968年には「青瓦台襲撃未遂事件」で北の特殊部隊と銃撃戦が行われた、その山ですからね。あと、途中に国宝である「慶州方形台座石造如来坐像」、別名「美男仏」もありましたね。

 

官邸の前の坂を下りていくと、美しい木々に囲まれた池があって、その上に亭子があったのですが、妻たち姉妹は、「大統領夫人はここで最高に贅沢な個人的憩いの時間を持ったんだなあ」とうらやましがっていました。(*´ヮ`)/

 

全体的に何しろ広いので、とうていすべてを見たわけではないのですが、もう少し何年か経ってから、人がここまで多くなくなれば、いつでも来て憩いの時間を持ちたい素敵な場所でしたね。地下鉄だと3号線の景福宮駅から歩いていくわけですが、景福宮の西の壁に沿って行く道もとても美しいですし、景福宮北門のすぐ前なので、景福宮の中を見学するついでに見るのもいいと思いました。

 

とにかく美しい自然と公園と、歴史的建物、現代的建物が素晴らしく、ここが74年もの長い間、大統領と一部の人々だけが見られる隠された場所だった、ということが本当にもったいない話ですよね!♪ヽ(´▽`)/

 

 

 

地下鉄3号線景福宮駅の出口3-1を出ます。

 

 

景福宮の西の壁に沿って北に行きます。とても美しい道です。

 

 

青瓦台の迎賓館が見えてきます。

 

 

前はロータリーになっていて噴水が美しい。

 

 

でも入口から入る前にはるかに離れて列に並びます。500メートル以上ありました。

 

 

中に入るための列。

 

 

ここで荷物チェックを受けます。

 

 

本館の前の行事場の芝生。

 

 

大統領が執務を行った本館。

 

 

青瓦台の屋根の色に合わせて、屋根の内側も「丹青」が青だけで描かれています。珍しい。

 

 

中に入るとずっとつながるレッドカーペット。

 

 

青瓦台の中は赤が主流です。

 

 

歴代大統領の肖像画。

 

 

令夫人の写真。

 

 

ドラマによく出てくる大統領の椅子。

 

 

政策会議がなされる接見室。何度もドラマで見た場所です。

 

 

こんな感じ。

 

 

記念撮影。

 

 

とにかく山があると登りたいという登山好きの妻にせかされて裏山に。

 

 

片側はずっと鉄条網。

 

 

まだ歴史的な緊張感が消えていないですね。

 

 

さらに登ると完全に散策コースのようになります。

 

 

一休み。

 

 

国宝である「慶州方形台座石造如来坐像」、別名「美男仏」。

 

 

裏山から見下ろした青瓦台。ここから爆弾でも投げられるんじゃないですかね。

 

 

五色の雲を意味する五雲亭。

 

 

歴史的に王宮である景福宮につながる山だったので、こういう歴史的遺跡も多くあります。

 

 

景福宮がこのように見下ろせるわけです。

 

 

さあ、いよいよ大統領官邸。

 

 

でかい母屋。あそこで暮らしていたわけです。

 

 

ここも屋根は青。構造は伝統的韓屋です。

 

 

外を回りながら。

 

 

このように窓からのぞけます。ここは美容室。

 

 

こういう美しい木々に囲まれた池と亭子もあるのでした。

 

 

常春斎。

 

 

記念撮影。

 

 

秋夕のソンピョン(松餅)をゆっくりといただきました。♪ヽ(´▽`)/

 

 

 

 

 

 

 

☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*・'゜☆

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