■朝鮮戦争61周年とイム・ジュファン君入院 | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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入隊後の訓練所で心臓のために倒れて検査中というイム・ジュファン君。再入所予定だといいます…。



韓国は、昨日も雨でした。ちょうど61年前、6・25戦争(朝鮮戦争)が始まった痛みの日の追悼のようであり、午前中、龍山の戦争記念館では政府、政党代表、参戦遺功者、国連軍参戦勇士などが参加する中で記念式が行われ、国立墓地でも参拝が行われました。


1950年6/25明け方、北朝鮮の共産軍が南北軍事境界線「38度線」を越えて南を侵略したわけですが、映画『戦火の中へ』で描かれたような死闘の末、一度、釜山まで攻められた南が、国連16ヵ国連合軍の上陸によって巻き返し、韓国軍と国連軍は北の鴨緑江まで進出しますが、突然の中共軍参戦で涙を飲んで後退。日本の拉致被害も、恐ろしい北の圧制による民族の受難もいまだに終わらず、悲しみは今もこの地の38度線上で続いています。


この日、時を合わせるようにして報道された心配なニュースが、5/17に軍隊に入隊した俳優のイム・ジュファン君が、訓練途中に心臓の異常で倒れて、江原道の江陵国軍病院に移送され、その後、精密検査を受けるために現在、城南市の国軍首都病院に入院3週目だというもの。


軍内部のことなので知らされていなかったものを、ファンたちが「面会に行ったら負傷で入院したといわれた」、「大きな負傷でなければいいけど」などの文をファンサイトにあげたことで、明らかになったものです。


事務所側は「入隊前から心臓に問題があることは知っていたが、兵役免除になるほどではなかった」といっています。報道では再入所が予定されているということでしたが、安全を考えて軍役免除やせめて公益勤務要員への変更が願われますよね。


ファンたちも「早く治るといいです。大きな病気でないことを願います。作品も見られず軍隊に行ったことも悲しいのに、病気だなんて本当にイヤです」、「本当に何事もないことをお祈りしています」とコメントを上げています。


イム・ジュファン君は少し前まで公開中だった映画『怪しい顧客たち』で、貧困に耐える姉思いの誠実な青年を好演していました。他には、『タムナ~Love the Island』(2009)で流罪になった両班役、『花より男子』(2009)でソ・イジョンのお兄さん役を演じていましたよね。


早く回復して、元気な姿で私たちの前に戻ってきてくれること、そして南北分断の悲しみが一日も早く解決することを祈らざるを得ません。



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