■癖になります、冷たく香ばしいコングクス！

上質の大豆を石臼で挽いた、濃くて香ばしく冷たいスープに手打ち麺でいただくコングクス！最高です！

今日のソウルは、夏色の青空がまぶしく輝くいいお天気、夫婦で厚い布団を足踏み洗濯して屋上に干した後で、近所のカルククス専門店で美味しいコングクス（콩국수）を食べました。

冷たくて、香ばしくて、濃くて、夏場の最高の食べ物が「コングクス（콩국수）」ですね。大豆を石臼で挽いた、白くて濃くて冷たいスープに、ククス（麺）を入れて、塩で味付けして、美味しいキムチをもりもり食べながらいただく夏の食べ物です。

ということで、今日はそこではないですが、先日、美味しいと聞いて行ってきたコングクス屋さん「서민준 밀밭（ソ・ミンジュンの麦畑）」をご紹介します。地下鉄５号線永登浦市場（영등포시장）駅から徒歩で行けます。

夏、韓国料理屋、粉食屋、中華料理屋などいろんな所で「コングクス始めました」となるのですが、にわか系の所はスープもただの豆乳だったり、麺もただのソーメンだったり、中華などは生ラーメンが入ってたり、キムチも普通だったり、とあまり勧められません。実際、冷たい豆乳にソーメンを入れたようなものが美味しいわけないですよね。(^^;)

ということで、やっぱりここのような、カルグクスの専門店でいただくものがホンモノ！ちゃんと上質の大豆を石臼で挽いてつくった香ばしい大豆スープに、手打ち麺でいただけます。お値段もかなり手軽な5500ウォン（約400円）。「밀밭（麦畑）」という名前のように、最初に、こちらも夏の食べ物として美味しい麦飯（ポリバプ）がオマケで出てきます。何より壷に入ったキムチが美味しくて、どんどん食べてしまいます。コングクスにしても、カルグクスにしても、キムチとククスは最高のコンビであり、カルグクス屋の美味しさはキムチの美味しさで決まりますよね。ヾ(≧▽≦)ノ"♪

5号線永登浦市場駅から徒歩で行ける「서민준 밀밭」。コングクスだけじゃなく

トゥルケ・スジェビ（ごまスープ・すいとん）、パジラク（あさり）・カルグクスがウリの店です。

ここの特徴は、冬場に食べられる温かいコングクスがある所ですね。これは初めてです。

「昔方式そのままに石臼に大豆を挽いて、“やわらなくて香ばしい味”が天下一品」だそうです。

右がテープル、左がお座敷になっています。昼時を外していったので、客は少なかったです。

味見も兼ねて、上から、（冷たい）コングクス（麺は細め）、（温かい）コンカルグクス（麺が太め）、

トゥルケ（ごま）・スジェビ（すいとん）、パジラク（あさり）カルグクスまでの四つを注文しました。

5500ウォン（約400円）。

これぞ、カルグクス屋の命、壷に入って食べ放題の美味しいキムチですね！

向こうは辛くない、ヨルム（大根の葉）キムチです。

最初に嬉しいオマケとして、ポリパプ（麦ビビンパプ）が味見できます。

ヨルム（大根の葉）キムチを入れて、ごま油を入れます。

コチュジャンを入れてかき混ぜてできあがり。

これもまたさっぱりして夏場の食欲を誘うんですよね。

ということで、冷たいコングクスが出てきました。ご覧ください、このとろみ、濃いですよね！

塩味は自分で入れることになっています。キムチと一緒に食べるので控えめにします。

こっちは初めて食べました。温かいコンカルグクス！麺がカルグクスの麺で少し太いです。

これもいけますが、やはり冬場にお勧めですね。

これもキムチと一緒に食べると、やめられないパジラク（あさり）カルグクスです。

こっちも温かくて美味しかったです。寒い冬にこれだけ食べてもいけそうですね。

カルグクスは、カル（包丁）＋ククス（麺）で、引っ張るのではなく、切って麺にしたという意味。

もうお腹一杯と思っていたのですが、この「トゥルケ（ごま）・スジェビ（すいとん）」がまた美味しかった！

クリーミーで香ばしくて、結局、たいらげてしまいました。

最後は入口でコーヒーのオマケ。無料です。

【行き方】 地下鉄５号線永登浦市場（영등포시장）駅の4番出口を出て、下の地図のように歩いていきます。ストリートビューで観てみよう！→（クリック ）

서민준 밀밭（Tel.02-2634-6848） 住所：서울 영등포구 영등포동6가 66-7

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