[映評] 脳力100%のイメージトレーニング? | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

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ひさびさに韓国映画以外でお勧めしたい映画、『リミットレス』(Limitless)、観ました!


原作はアラン・グリーンの小説『ダーク・フィールズ』。無気力だった作家が、本来20%も使っていないといわれる人間の脳を100%活用できるようにする、実験中の薬を服用することで、果たして人間がその“脳力”を解放したらどのようなことが起こるのか、ということを見せてくれる、痛快なSFアクション映画です。


監督は、ティム・ロビンス主演の『The Lucky Ones』のニール・バーガー。脚本は『ミセス・ダウト』、『恋人はゴースト』のレスリー・ディクソンが手がけています。


主演は『ハングオーバー!』、『イエスマン』のブラッドリー・クーパー、恋人役を『エンジェル・ウォーズ』のアビー・コーニッシュ、財界の怪物的大物をロバート・デニーロが好演しています。


制作費2,700万ドルで、今年3月に米国で公開されるとともに初週だけで2,756の劇場で1,890万ドルを稼いでボックスオフィス1位に輝き、最終的に米国でだけ7,000万ドルを稼いだということです。


主人公のエディ・モーラは失業中の作家。毎日、コンピューターに向かうけれど、画面を見つめるだけで、作品は一文字も浮かんでこない。離婚歴もあり、ガールフレンドにもふられ、未来がないと挫折感に打ちのめされているところに、街で偶然再会した、前妻の弟から、実験中の錠剤一粒をもらって服用してみます。


その途端、考えが異常に研ぎ澄まされ、見える世界がまるで変わり、普通の人が見えない視角で世界を詳細に見ることができるばかりか、新しい考え、世界を俯瞰して見据えたような、創意的なアイディアが次々に生まれてくるという経験をし、その夜のうちにそれまでの自分の望みをかなえてしまいますが…。


ということで、ここからは個人的な感想ですが、私の観た感想はというと、これは平凡な人間でも脳を活性化すれば、誰でも超人になれるということを教えてくれるとともに、案外、映画の中のような超人的な自分というものを、私たちも一度は感じたことがあるのではないかと思いました。


つまり、私は自分が子供の頃、何か新しいものを創り上げるアイディアに満ち満ちて興奮していた時に、似たような脳の覚醒状態にあった気がしたのです。そして、大人になった今でも、たとえば、何か体を動かす遊びを屋外で思い切り楽しんだりした後で、思いがけず仕事のアイディアが次々に浮かんできたりする、その時の感覚に近いなあ、という感じを持ちました。


そしてこの映画を通して、それらの時の気分が思い出せた、というだけでも、けっこうこれは興奮し、やる気が出てくる、つまり、脳にアドレナリンとか、いわゆる「ベータエンドルフィン」のような脳内ホルモンが分泌されるのではないかと思ったのです。


この映画の主人公の経験は、視覚的にも実にエキサイティングで、観る者の脳を刺激し、実際に同じようなアドレナリンを分泌させるものであり、しかも映画の中の薬には副作用もあるけれど、そのように似た感覚をもらった私たちには別に副作用もないし、実際、どのように脳の能力をあげたらいいのかというイメージトレーニングにもなっているということで、けっこう、これは美味しい映画ではないかなあと思ったのでした。


ということで、脳の活性化イメージトレーニングをしたい方にお勧めです!ヾ(≧▽≦)ノ"♪



[公式ホームページ] http://www.iamrogue.com/limitless/fullsite/



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