[梨泰院] おしゃれな本場ベルギー料理! | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

ソウルには昔から本場の多国籍料理が食べられる街が存在してます。ご存知、梨泰院(イテウォン)ですね。いろいろな国の大使館が近くにあって、その国の人たちが足を運ぶため、あくまでも彼らに故郷の味を提供する所であって、韓国語が通じない店が多いんです。


たしかに韓国人や、ましてや日本人に合わせた味ではないので当たり外れはあるんですが、しかし、手軽にエスニック気分を味わえるので、私の大好きな街。観光で初めて訪れたのは1988年の2月のことですが、今もその頃の雰囲気を残していることが嬉しいです。


今日はカフェが密集しているハミルトン・ホテルの裏路地にある「ミニョン」(Mlgnon)をご紹介します! 美しい花の咲くテラスでベルギーの雰囲気を満喫できます。



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ここを上ります。いろいろおしゃれな多国籍レストランが並んでいて、壁などのアートな絵もおしゃれ。


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「mignon terrace(ミニョン・テラス)」という看板。


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今日は外ではなく、屋根のある所で食べることにしました。


ベルギー料理というと、ワッフルとフリッツしか思いつかなかったんですが、調べてみると、ベルギーの食文化はおおむねフランス料理と似通っていて、フランス北部料理のようにバターやクリームを大量に使って煮込む料理やグラタンが多いのだそうです。ここもそれでベルギー&フランス料理を出すと謳っていますね。


メニューは英語で出ているので難しくなく注文できると思いますが、その日のスペシャルランチ(18,000ウォン=約1,300円)などを頼むのが無難かも。



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チーズ・オムレツ!ベルギーの修道院チーズ(修道院で作られはじめたという歴史を持つ)入りのオムレツです。中はアツアツのとろーりチーズ、チーズ好きには最高ですよ。



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名前忘れました。鶏肉料理。ベルギー料理はいろいろな肉を広く楽しむことで有名です。


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さあ、これが「ムール・フリット」(13,000ウォン=約930円)!ベルギーの名物料理ですね。


「ムール貝の白ワイン蒸し」と「フリッツ(フライドポテト)」が一緒に出てきます。必ずこんなバケツのように大きな黒鍋で蒸すんですが、1キロはある、このひと鍋が一人分。(^^;) ベルギーは北海に面しているため、魚介類をよく食べ、特にこのムール貝が名物。必ずフリッツを添えて供されます。


このムール貝。日本ではたやすく入手できないと聞きましたが、韓国では「ホンハプ(홍합、紅蛤)」といって、普通に「ホンハプ・タン」という鍋物もあるし、中華やミヨックク(ワカメスープ)などにも入れるありふれた食材です。というか、はっきりいうと、韓国では実に扱いが低く、ただダシを取るためだけに存在しています。(^^;)



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見苦しく登場してすみません。フリッツを写した写真が他になくて…。(^^;)


このフリッツは、ベルギー現地では「フリッチェ」といいます。「チェ」は「~ちゃん」のような愛称ですね。フランス料理はパンと一緒に食べますが、ベルギー料理でこのフリッツはパン代わり。ベルギーの人たちは、このフリッツがベルギー料理だといって誇りを持っています。「でもただのフライドポテトじゃないか…」といいたくなりますが、でもそういう誇りっていいですよね。(*´▽`)


ちなみに、ベルギーには「フリットリー」というフリッツを買うスタンドが至る所にあって、お昼に、おやつに、夜食にと至る時にフリッツを食べるので、国民一人当たりのジャガイモ消費量はドイツよりも多いそうですよ。(^^;)



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これもチーズ・オムレツ!向こうは貝殻を入れる容器。


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ベルギーでもう一つ有名な「ゴーフル(gaufre)」!ベルギーワッフルですね。アイスクリーム付き。


ベルギーワッフルには、リエージュ風とブリュッセル風があって、リエージュ風は小さい楕円形で、格子が大きくて深く、パールシュガーという粒の大きなザラメ砂糖が入っていて、そのまま食べます。このブリュッセル風は大きな長方形で、格子が細かくて浅く、メープルシロップやチョコレートソース、ジャム、生クリーム、果物、アイスクリームなどを載せて食べます。



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こちらは、バナナとチョコの「ゴーフル」。
ベルギーワッフルには、丸く分厚いザラメ入りのリエージュ風と、
このように四角くやわらかいブリュッセル風があります。


「ゴーフル(gaufre)」はフランス語。ベーキングパウダーで生地をふくらませる、ふわふわの「アメリカンワッフル」を食べ慣れている私たちには、イーストで発酵させて作る「ベルギーワッフル」は、若干ごわごわな感じもしますよね。(^^;)



【行き方】 地下鉄6号線梨泰院駅1番出口を出てすぐのハミルトン・ショッピングセンター横の狭い路地に入って、T字路で左に曲がり、道を終わりまで行くと右側に「ミニョン」に上がる階段が現れます。(ソウル市龍山区梨泰院洞116-4、tel.02-793-3070)


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