■“秘密”を抱えた刑事の愛妻の一撃! | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

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チャ・スンウォンの『シークレット』(2009)、観ました!


胸痛い「秘密」を抱えた登場人物たちの駆け引きが面白い刑事モノ。


それぞれ自分の峰の高さで、自分が一番、遠くを見渡しながら秘密を握っている、と思っているだけ、誰が最も大きな秘密を握っていたかは、最後の最後の瞬間まで分かりません。けっこうなどんでん返しでした。ヾ(≧▽≦)ノ"♪


チャ・スンウォンは主人公の刑事役。それ以外にも妻役のソン・ユナとか、悪役のリュ・スンニョンとか、相棒刑事のパク・ウォンサンとか、好きな俳優がずらっと出てきます。


チャ・スンウォン、個人的には昔の、情深い、少し垂れた太~い眉毛がよかったんですけど、日本の影響なのか、2年前の2008年から、鋭利に整えて切りあがった眉毛にするようになって、どこか上品過ぎるのが違和感ですね。ま、今年4月公開の『雲から抜けた月のように』の時代劇や、6月公開の『砲火の中へ』の1950年の韓国戦争で、眉毛を整えて登場してきたのよりは違和感ないでしょうが。(^^;)


この人、芸能界はとても長いんですが、注目されたのは、『新羅の月夜』(2001)や、『先生・キム・ボンドゥ』(2003、邦題:ぼくらの落第先生)などのコメディ映画。それ以外にも『光復節特赦』(2002)とか、『里長と郡守』(2007)など、私はこの人のコメディ映画の大ファンでした。それが、最近はすっかりシリアスな二枚目演技ばかりになったんですが、『放火の中へ』での北朝鮮の進撃大将役はほれぼれするくらい完璧でしたよね。


もともとモデル出身でスタイルはバツグンなんですけど、最近は特に、眉毛だけじゃなくて全身がとても細くなって、めっきり“うら寂しいルパン三世”みたいになっています。(^^;)


ふつうに見れば、隙がないくらいカッコいいんですけど、名門・成均館大学の1年生だった1988年に、韓国でいうところの「速度違反結婚(できちゃった婚)」をして大学を中退しているのが、陰というか隙というか、今一歩、他の韓流スターのように活躍できなかった部分かもしれません。


今でこそ世間でも芸能界でもあり得る話ですが、1988年という時代ですから、名門大学の学生としてかなり後ろ指を指されながら肩身の狭い思いをしたはず。私も、初めて韓国に来たのが1988年初めなので、その当時の雰囲気をよく知っています。大学を中退、モデルとして働きながら家庭を営むという苦労をしながら、俳優として長い間、優遇されなかったのもそのせいかもしれません。


最近は、奥さんと息子さんと娘さんという家族で、日本旅行をしてファンにも目撃されたという噂ですが、幸せな家庭のパパであるのは何よりですよね!


今回の作品でも、不倫をしている姿よりも、それを悔いて涙を流している姿、自分に冷たく当たる妻をそれでも命懸けで守ろうとして悪に立ち向かっていく姿にずっと真実味があって、胸が熱くなりました!(*´▽`)




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