3月30日気になった記事は朝刊11面の

CO2排出枠取引

双日が総合市場です。



双日(株)が二酸化炭素排出枠を扱う取引市場を開設する。

専用サイトにて工場や事業所などのCO2削減を進める企業が

排出枠を調達しやすくすると報じています。


先日、新潟の農家が幾つかの農家と組合をつくって

温室運用のCO2削減をし、排出枠をソニーに売却して

年間140万円儲かっていると報じていました。


さらにそこでつくったメロンがエコメロンとして、

従来より高く売れているみたいです。


自分のイメージとしては、農家の人は高齢化で

まだまだネットを活用してない人が多いイメージですが、

自分の農地で作った作物が高く売れ、さらにCO2排出枠も

売れるとしたら、農家の収入が低いと言われている昨今、

この取引はやらない理由はないでしょう。


どこに排出枠を売っていいかわからない現状ですと

難しかったですが、排出枠取引専用のサイトが

できれば、活性化しそうですね。


排出額の4~5%の手数料を双日は取るみたいですが、

2020年までに1990年度比25%削減しなければならない

日本ではめっちゃお金の匂いがします。


儲ける為に排出枠減らす。。目標達成するかもですね。




本日の気になった記事は朝刊7面の

そこが知りたい

日本勢、新興国インフラどう受注?です。



新興国で、水処理施設やエネルギー施設など

環境インフラの整備の計画が相次いでいる。


アブダビのえらい人は

技術とコスト競争力に加え、設備の提供だけに

とどまらない、建設した設備の運営も請け負うなどの

一定のリスクを負う企業の方が評価が高いとのこと。


現在は、欧州勢など、日本と同じぐらいの技術を

持っており、さらに都市の発展にも貢献する

付加価値をつけた提案をしているので、

日本の技術力だけでは魅力を感じない様子。


技術や設備を供給するだけでなく、

その後の、どう産業を多様化させて雇用をつくるのか

開発目標を達成に導くのかといった視点も持って

提案をしないと受注は厳しそう。



これは勉強になりました。営業として

モノ売りだけで終わったらダメってことですね。


さらに意思決定が日本は韓国や欧州に比べ

遅いとのこと。これは手厳しい意見ですね。


今までの日本の技術力は世界一という自負が先行して

いたために、長期の運用や人材育成などの請け負いも

考えていくようにしないと受注は難しいってさ。


相手方のニーズをくみ取らないと

売れないっていう基本を再認識しました。

あー売りたいばっかりの気持ちになってたのを

一度リセットしてみます。

本日の気になった記事は朝刊1面の

オギハラの金型工場

中国自動車大手が買収です。



中国の自動車大手メーカーBYD社は日本の金型大手オギハラ

の工場を4月に買収する。

自動車車体を複雑に成形できる高い技術と技能を取り込んで

中国で生産する車種に活用する。


日本の高品質を造ってきた技術が中国に流れ出る動きが

本格化している。中国はこの世界不況の中、元気な国なので、

株価が安いうちに高い技術やブランドを持った企業を

買収するつもりでしょうね。


中国企業からの立場からすれば、安く買えるチャンスでも

あるわけなんでしょうか。


もう中国が日本の技術に追いつけ追い越せの勢い出してるのは

ちょっと不安を感じます。


技術流出は防いでほしいですが、余剰設備をそのまま

維持できるほどの状況ではないんでしょうね。


このまま景気が良くなってきても、

技術つけた中国企業がすごく脅威になってきそうです。


価格面でも国内品よりも安いでしょうし、

ものづくり日本のイメージがある私はもう古い考えに

なるんでしょうか。

なんかいやだな~。

なんとかものづくり日本の威厳を発揮してほしいです。