おはようございます^^ いいお天気です☀
宇治川のお散歩コースで見つけていた 桑の実が色づいてきました^^
きれいな赤い実はまだ酸っぱい。。。
独特の熟した色は、日本ではドドメ色、ラテン語ではモルスと呼ぶそうです。
宋代の詩人、蘇東坡 が美しいと詠った桑の実です。
写真を撮っていたら、ここの前の家のおばあちゃんが出てこられて、
「桑の実食べたことある?」と聞いてきました。
「ハイ!」と答えると、「どうぞ摘まんでください」って。。。やったー^^
「ありがとうございます」
黒く熟した実を放り込むと、甘酸っぱくて懐かしい味が広がる。
古くより馴染み深い桑の実ですが、
神戸の街中では、目にする機会も減ってきました。
高知の仁淀川のほとりの父方の里のでは、
私が小学生1年生のころまで養蚕をしていて、
桑の木があり、桑の実をつまんだものです。
娘が小さい頃、口の周りを黒くして帰ってきたことがあり、
桑の実食べたでしょって言ったら、
最初はしらばっくれてましたが。。。
「バレちゃた〜」って、大笑いしたことがありました。
そうそう、雷が鳴るとあわてて蚊帳をつり、その中に逃げ込んで、
雷が落ちないように、「くわばら、くわばら」と唱えましたよね~
その昔、雷神様が誤って農家の井戸に落ちた時、
主人がすばやくふたをしめて雷神を閉じ込めてしまいました。
すると雷神は、「おれは桑の木が嫌いだからこれから
『くわばら、くわばら』と唱えろ、
そうすればお前のところには落ちない。ふたを取ってくれ。」
そこで主人は雷神を返してやったそうです。。。
雷神も恐れる桑の木には、
不思議な霊力が宿っていると考えられていたのですね!
よく、洋菓子とかケーキやハーブとかでマルベリーって言いますよね。
英語では、Mulberry 、フランス語では、Mure
体によい成分を含むことでも知られ、女性にうれしい美容効果があるそうです。
ビタミンCとカリウムの量が豊富だそうですよ。
なんでもスーパーフードとも言われてるみたいです。
また、実だけでは無く、葉っぱも健康茶、メディカルハーブとして知られてます。
血糖値を抑える作用があり、
糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防になるそうです。
(参照:メディカルハーブ検定公式テキスト)
あの絹を生み出す蚕の飼料もこんな効能があるんですね。
神戸で一番古いと言われている神戸教会
威風堂々と青空に映える
高貴なるタイサンボク(泰山木)の花の香
透き通るような白さと、芳香に誘われて、
誰しもがもっともっと近づきたいのですが、
何しろ高い所に咲いているので、
香りを楽しむことがなかなかできない。
ココは、歩道橋の階段の傍らに咲いているので、
花を横で見られるんです。
香りはちょっとわかりませんでしたが。。。^^;
柔らかで艶やかな大きな花弁が包み込むように、
中央のシベを優しく見守ってるようです。
大きな花なので、見ていても気持ちまでも大らかになりますね^^
漢字では泰山木あるいは大山木と書くので 、
てっきり中国産だと思っちゃうんだけど、北アメリカが原産地なんですね。
マグノリアといえば、この花。
アメリカ合衆国南部を象徴する花木とされ、
ミシシッピ州とルイジアナ州の州花だそうです。
とにかく大きく、圧倒的な存在感のある王様のような花。
同じマグノリア属の樹木は春先に花をさかせるものがほとんどですが、
梅雨に差し掛かる頃にゆっくりと花を咲かせるところも、
大物感を漂わせているようです。
どくだみの花のにほひを思ふとき青みて迫る君がまなざし (北原白秋)
においは、うっ。。。と来るのですが、役に立つドクダミの十字の可愛い花。
名の由来は、毒や傷みを抑える効果を持つことから「毒痛み」が転じたと言われる説と、
葉の特有の匂いが毒ではないかといわれたことで「ドクダメ」と呼ばれるようになり、
それが「ドクダミ」になったという説がある。
万能な薬草としてドクダミ茶などで、言わずと知れた、十薬と呼ばれてますね。
ご年配の方は、この時期はどくだみ仕事に打ち込んでおられることでしょう。。。