キューバ旅行記・その1
どうも!
なんだかんだと無事に過ごしてきたこの旅ですが、虫には結構悩ませれています。
一番きついのが南京虫。
これにやられると体中あらゆるところがかゆくなるのですが、
ここにきて久しぶりにユミエがその被害にあっています。
極端に蚊に刺された可哀相な人のような有様の彼女。
今回は自分じゃなくて良かったと思うしかありません。
で。
今回の旅ももう終盤。
最後の国はキューバです。
キューバといえば、葉巻、ラム、バレーボール。
私がもともと持っていたイメージといえばそのくらい。
そして世界でも残り少ない「社会主義国」ということ。
この国を訪れる前に他の旅行者から聞いたキューバの印象は決していいものではありませんでした。
「何も見るものないよ」
とか、
「水買うのも一苦労だった」
とか、
「行く意味ないんじゃない?」
とか。
でもでも。
やっぱり行って見なけりゃわからない。
キューバ、オモシレー!!!!!!!!!!!!!
街は色と音楽でであふれいているし、
人はフレンドリーだし、
ビールは美味しいし。
やはり町中チェ・ゲバラ。
カストロよりも彼のグラフィックが多かった。
街を走るはボロボロのアメ車ばかり。
それがまた首都・ハバナの古い町並みによく合ってカッコイイ。
民族衣装ではないけれど、黒い肌に良く映えるカラフルな服装。
「カストロが死ぬ前にキューバに行かなきゃ!」
今中南米を旅行している人たちが皆言うこのセリフ。
確かにきっとカストロが居なくなるとこの国は大きく変わっていくんだろう。
この時期に、この国に行くことができたのは本当にラッキーだったと今思う。
詳しくは次回!
太陽とテキーラの日々
どうも!
この前のブログであたかもリゾート・カンクンに滞在してる風なこと書いたけど、
実際泊まっているのはビーチから9㌔離れた住宅街です。
ビーチへはバスで20分かかります。
部屋はオーシャンビューではなく、隣家が見えるドミトリー(8ドル)です。
いつかはビーチフロントに泊まりたいものです。
そんなわけで、ビーチへはちょっとした距離があるんだけど。
それでもこれだけ近くにこれだけ素晴らしい海があるのはとってもいい!
基本ビーチはほとんどホテルのプライベートビーチになっていて、
あたかも宿泊客を装いながら、内心びくびくしながらくつろがなきゃいけないんだけど。
さりげなくやってるつもりなのに、目ざとく「あなたたちココに泊まっていないでしょ!」
と見つけられ、追い払われたりもするんだけど。
まあでもいいですよ、カンクンの海はやっぱり。
藻は多いけど、海の水はクリスタルクリアだし。
砂浜は真っ白だし。
たまにスコールは降るけどたいてい快晴だし。
昼はビーチですごし、夜は夜風に吹かれながらテキーラを飲む。
テキーラはロックで飲んでます。
焼酎感覚でぐいぐい飲めます。
つまみはタコスとナチョス。
メキシコ意識しすぎです。
そんな感じでゆるーく過ぎていっている毎日ですが、明日キューバに発ちます。
キューバでの1週間、これが最後の中南米。
これが旅の最後であります。
なんで今夜が中南米大陸最後の夜。
気が済むまでテキーラ飲もうと思いまーす!
チチカステナンゴ
どうも!
今日はとことん寝る日と決めて、昼までベッドから出ないと決めてました。
でもなぜだろう。
そういう日に限って宿の飼い犬が朝6時半から異常な吠え、そしてその犬をしかる飼い主の大声。
隣の部屋からは異常にクリアで大声の寝言。「そこのCは発音しなくていいんじゃね?」「Qでしょ!」
彼、現在スペイン語学校に通学中。
おかげであんまり寝た気がしません。ありがとう。
パナハッチェルカら向かったチチカステナンゴ。
それにしても覚えづらいね、この国の地名。
まあそれはいいんだけど、チチカステナンゴ、人口わずか8000人。
が、毎週木曜日と日曜日の市の日には、近郊の村から何万人もの人が訪れる村。
人口の数倍の人が一日に!
札幌で言うと、ほかの都市から400万人とか500万人とかがいっせいに街に集まってくるってこと。
えーと、札幌市内のホテル室数っていくつだっけ?(忘れちゃうね、こういうのって、ねえゆっちん)
とにかく無理でしょ、収容しきれないほどの人が来るってことでしょ。
私たちは土曜から行って、翌日のためにスタンバイ。
土曜に村を歩いた感じでは、なんともいえずいなか~な雰囲気だったんだけど。
翌日。
早起きして宿から出てびっくり!
人人人人人人ひと~!!!!∑(゚Д゚)
どっから来たのさこんなにたくさん!
村中の道という道に露店が立ち並び、露店と露店の間の細い道をすっごい数の人が押し合いへし合い。
もうどこをどう歩いていいのやら。
なんとか村の中心にある教会にたどり着き、階段で一休み、と思ったんだけど、
そこにも巡礼者のための花売りがごっそり。
結局休むことなくこうなったら隅から隅まで見てやる!と、
やたらめったら歩き回る。
鶏。観念してるのか意外におとなしい。生きてるよ、これ。
いやいや、さすがグアテマラ最大の市。
民芸品から日用品まで何でも売ってるし、いろんな村から人がやってくるから民族衣装もいろいろ。
とにかくカラフル。目がチカチカ。
こんなにいろんな色に囲まれることって、生涯二度とないんじゃないか。
それにしてもチチカステナンゴに限らず、この国は民芸品好きには天国だと思う。
私は別に買い物好きじゃないし、というよりどっちかというと買い物は面倒で嫌いなほうなんだけど、
それでもかなり買っちゃった。
布やらバックやらはまだかわいいけど、
どうしてここで?と冷静になったら考え込んでしまった革製の旅行カバン(でかい)、羊の毛のコート(かさばる)。
あとお土産だ何だとあるしさ、もうすぐ帰るし。
リュックははちきれそうだし、何より重い!
私が重いって言うんだから本当に重いよ。
これからまだまだ市に行ったりするけれど、もう買い物はしないって決心してます。
これ以上買ったら肉体的に苦しい。
そんなわけで。
現在グアテマラ最後の滞在地・ケツァルテナンゴにおります。
1週間、周囲の先住民族の村巡りをしてすごす予定です。
ではでは!
民族衣裳を巡る旅
どうも!
お知らせ。
そろそろお財布事情も厳しくなってきており、この後先進国並に物価の高いキューバに行くということもあり、
夏頃かな~と漠然と考えていた帰国の予定がだいぶ早まりました。
6月1日、メキシコのカンクンからニューヨークに飛びます。
ユミエはそのまま帰国、私はしばらくニューヨーク滞在。
といったわけで、中南米旅行も残りわずか3週間!ラストスパートです。
で、グアテマラはパナハッチェル。
ほとりを蛍が飛び交うアテイトラン湖。
この湖の周りには沢山の村が点在しており、それぞれ違った文化を維持していて。
パナハッチェルを基点にいくつかの村に行ってみました。
どこものどか~な田舎なんだけど、行く村行く村、人々の服装が違って目を楽しませてくれるのです。
青いウイピル(民族衣裳のこと)が美しい
いや、この子ももちろんかわいいけど。
色合わせとか、ないでしょここまでいくと。
各村でそれぞれの民族衣裳が売ってるんだけど、確かに見る分にはキレイだよ。
でも『買ってよ~』と言われても…日本じゃ着れないだろ、さすがに。
のんびり過ごしたパナハッチェルに別れを告げ、国内最大の市(いち)を見学するために
さらに北に進んだチチカステナンゴという村へ出発。
それにしても、人といいロケーションといい蛍といい、
いいとこだったなパナハッチェル。
今のところ『ここなら住めると思うリスト』のかなり上位。
蛍酒
どうも!
どうやら日本はお花見シーズンらしいですね。
いいなーうらやましいなー、と思ってみても、こちらでは花見なんてできるわけもなく。
でも何か風流なことをしたい!!
と、考えついたのがこれ。
蛍酒!
この町・パナハッチェルの湖畔には驚く程の数の蛍が飛んでいて、
夜になるとそれはもうキレイキレイ。
この光を見ながら一杯やりましょう、と、ここで出会った日本人2人と共に、
やってみました、人生初の蛍酒。
空には星、湖の対岸には村々の灯り、そちて周りを飛び回る蛍たち。
ゼイタク~!!!!!
湖畔の高級レストランから聴こえてくる民族音楽の生演奏をBGMに、
気分はホントに盛り上がり。
ラムをついでるのがプラスチックのコップでも、
つまみは安いスナックでも、
もうこのシチュエーションだけでしっかり酔えます、酔いました。
いい所だ、パナハッチェル!
今年はお花見逃したけどまあいいや~
世界遺産の街のマック
どうも!
年をとるごとに味覚は変わると言いますが、
ずーっと大嫌いだったスパークリングウオーターが、最近美味しく飲めるようになりました。
ミソジ手前にして、一つ大人になったなあと実感しています。
さてさてグアテマラの古都・アンテイグア。
もちろん世界遺産に登録されてるわけですが、
やっぱり世界遺産の街って建造物にも色々規制がありますよね。
ここも例外ではないらしく、マックがやたらとシックです。
御馴染みの黄色い大きなMのマークはもちろんなく、
一瞬前を通っても気付かないくらいひっそりと。
外見もさることながら、古い大邸宅を買いとって改装したという店内は
さながら『オトナのマック』といったところ。
こんなところでビッグマックにかじりつくとか、どーよ?
で、こっちの大きな家って中庭があるのですが、もちろんここにも。
そして噴水まである緑溢れる中庭にたたずむ彼。
ドナルド∑(゚Д゚)
ちょっと寛ぎすぎじゃないか?
そんなこんなで細かいとこまで楽しませてくれるアンテイグア。
1週間滞在しましたが、サクサク次へ進みます。
現在パナハッチェルという湖畔の町にいまーす。
この町のことはまた後日。
国の色彩
どうも!
最近もっぱら酒はラムなのですが、先日ちょっと深酒して翌朝異常に喉が渇き、
前日にユミエと二人で買った手付かずのジュース1ℓを一気飲み。
あ~、生き返った、と思っていたところにキッチンから帰って来たユミエが目も合わさずに一言。
「ジュース・・・・全部飲んだ・・・・?」
どうやらラムにやられていたのは私だけではなかった模様。
本気で平謝りしたけど、2人旅で仲たがいするのって意外とこういうところからなのかもなあ、とふと思った朝でした。
で、現在滞在中のアンティグア。
中米では突出して民族色の濃いこの国ですが、特にこの地方はその度合いが強く。
町が色であふれかえっています。
写真はないけど建物も色とりどり、民族衣装も色とりどり。
こうして見ていると、日本って「色」っていう観点で言うととてもおとなしい国だなあ、と。
ここはもうあらゆる色があらゆる組み合わせで存在していて、
それがなぜかドギツくなったりせず、なんだか不思議な調和を生み出しているのです。
ここで色鬼したら簡単だろうな~って感じ。
そのへんに色があふれているから。
こういうところに来ると、異国にいるというのをとても実感します。
明日はさらに北西の山間部に向かい、パナハッチェルという町を目指します。
湖畔の町なので、おいしいマスでビールを飲んできます。
ではでは!
コパン遺跡
どうも!
日本はどうやらGWらしいですね。
すっかり忘れてました。
というより今日が何月何日で何曜日なのかすらわからない状態です。
さてさてさて。
久しぶりにオオモノを観光してきました。
ホンジュラスのコパン遺跡!
8世紀に栄えた王朝が残した神殿や石碑。
一応世界遺産にもなってるんだけどさ、なんだかのーんびりとしていて。
観光客はほとんどいない。
いても地元の家族連れ。
「世界遺産」っぽい雰囲気が全くないんだよねえ。
まあそれもホンジュラスっぽいっちゃぽいんだけど。
で、今はグアテマラに入国。
アンティグアという町にいます。
久々日本人宿に泊まってます。
ここんとこ1月ほど、日本人はおろか観光客にほとんどあっていなかったのでなんだか新鮮。
日本語が通じるってこと忘れてなんやかんや言ってしまいそうになってアブナイアブナイ。
しばらくこの町に滞在予定でっす。
では!
エル・サルバドルってどんな国?
どうも!
飲み屋でおやじ達にからまれることはしょっちゅう。
昨日もそう。
で、一緒に飲んでておごってもらうことはよくあるけど、昨日は飲み逃げされました。
この伝票は私達のじゃない!あのあやじたちのだ!と強く主張してたら、隣のテーブルに座っていた青年がなぜか立て替えてくれました。。
おやじ、若者を見習えよ!!
というわけでエル・サルバドル。
四国位の大きさのこの国、端から端まで車で4時間もあれば行けてしまう、とっても小さな国です。
東部の街、サン・ミゲルを経て、昨日、主都サン・サルバドルに着きました。
どこの街でも面白いのはやっぱり市場。
活気があるのはどこの国でもそうだったけど、ここでは働く人達が明るいいし、人なつっこい。
陽気なトルテイージャ(とうもろこしのパンケーキ)屋のおねえちゃん
子供の写真、撮って!とおばちゃん
ホラ、あんたも撮ってもらいなさい、とお母さんにつかまった子供
いやあ、市場歩くって楽しい!
特にサン・サルバドルの市場はどこまでもどこまでも果てしなく続いていて、
歩いても歩いても新たな発見が。
この市場もこの街の大きな見処だと思うけど、スゴイ教会、見つけました。
名前をロザリオ教会。
歩いてて偶然見つけた樽をまっぷたつに割って、それをさらに半分に切ったような形の建物。
入るまでは教会とは気づかなかった。
で、一歩中に入るともう!
両壁から天井にかけてのステンドグラスからの光に包まれた、それはもう素晴らしい空間。
写真じゃ伝わりにくいよね~。くやしいけど-
あまりの驚きと感動で何回シャッターを切ったことか。
ここはきっとあまり知られていないけど、ナンバーワンの見処だと思う。
とまあエル・サルバドルを満喫している訳ですが、書きわすれてた。
中米にはいって、いや、コロンビアのカリから``ナマビール``をずっと飲んでいなかった私達。
ですが。
とうとうここで発見、生ビーーール!!!!
しかも1杯約60円。
今まで生はあってもかなり高額だったから、
この庶民的お値段はタイヘンに嬉しいことであります-
今日も飲むぞ~o(^▽^)o