「初KO勝ち」というタイトルとは? | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeのっちとのコラボ曲も収録された、椎名林檎さんのニューアルバム「放生会」の公式HPにある、曲ごとのライナーノーツに、のっちとの共演について、自ら書いてくれてました。

 

 

 

「のっちには本当にこの20年くらい、事あるごとにアプローチし続けて来ました。私のプログラムを聴いてくださっていると伺っていたものの、私のほうがよほどあきらかにしつこくしてきている。もうちょっとプロっぽいことを言いたいんですけど、今回ようやく『初KO勝ち』でご一緒いただけて、ただただしあわせです。ご本人の几帳面で職人的なお仕事ぶりもかっこよかったです」

 

 

 

20年は思い違いと思うけど(Perfumeまだメジャーデビューしてない)、これが本当なら、相当前から林檎さんはのっちにオファーを掛けていたということね。

両者が初めて公式に共演したのは、確か、2011年5月12日の「Perfume Locks」にゲスト出演した時だったはず。

 

 

メンバーにも、Perfumeの良さを力説していた彼女、東京事変のメンバー全員を連れて訪れた、2010年のPerfumeの東京ドームライブで、Perfumeが客席に投げ込んでいたサインボールを自分も欲しかったらしく、今度のPerfumeのライブに行く時は、一般席で見ると言っていたのが印象的でした。

のっち憧れの林檎さんを迎えたせいか、とても盛り上がり、Perfumeの新曲の発売週だったはずなのに、自分の曲を流さず、ずっとトークしっぱなしだったのは今でも覚えている(笑)。

 

 

 

 

 

 

そんな、昔から相思相愛だった、「椎名林檎とのっち」。

長年のプロポーズを受諾した、のっちさんを、どうやって口説き落としたのか聞いてみたいところですが、今回の曲での、のっちのボーカルを聴くと、なぜ、林檎さんがのっちにアプローチし続けたのかが分かるくらいの出来栄えでしたよね。

 

 

 

Perfumeファンは、アクターズスクール広島でしっかりとレッスンを受けて来た3人のボーカルが世間で思われているほど悪いものではない事は分かっていましたが、林檎さんは、ひょっとしたら、「Locks」にゲスト出演していた頃には、実は、3人のボーカルの素質の高さ、そして、のっちと自分の声との親和性の高さを見抜いていたのではないですかね。

 

 

 

いやいや、誠に有難いことです。

 

 

 

そして、今回の曲 「初KO勝ち」ってタイトルについて。

歌詞には全くそれっぽい内容はなくて、「毎日飯を3合食べるけど太らないから勝ち」というのも由来ではなさそう(笑)。

 

 

 

ボクが思うに、10年以上掛けて、ようやく口説き落とした、自分が思う最高のボーカリストをPerfumeファンや一般ユーザーに自慢したくて、見せびらかして、こんなタイトルにしたのではないかと・・・。

そして、のっちに対しても、「もっと自分のボーカルに自信を持ちなさい」というメッセージも込めて付けたのではないかと想像するわけです。

 

 

 

ソロデビュー戦で、いきなりハードパンチをユーザーに浴びせて、「初KO勝ち」。

辻褄が合うと思いませんか?

 

 

のっち:1戦1勝(1KO) (笑)。