京都の担々麺シリーズ 2 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
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京都の担々麺のお店を紹介するシリーズの2回目です。
最近、担々麺のお店ばかりですが、なぜそうなったのかというと、ボクの舌がそれを欲しがるようになったからです。
(そういえば、家系ラーメンばかりアップした時期もありましたね・・)
 
 
まず1軒目は、京都地下鉄御池駅から歩いて10分くらいのお店、煌力(ごうりき)さんです。
ここは担々麺専門店といっても良いくらい、バリエーションがたくさんあります。
 
 
 
 
この中では、最も辛い系の、カラシビ担々麺にしました。
ご覧のように、色を見ただけでもう辛そう。
まるで、四川料理の二色鍋みたいです。
 
 
赤いのは恐らくラー油がメインでしょう。
ここだけ飲むと、ピリリとした刺す辛みが舌に走りました。
とはいっても、そこまでの激辛ではないですよ。
右のあるのは、肉ミンチで、上に乗っている黒い粉は、舌がビリビリ痺れる花椒(ホワジャオ)です。
 
 
こっちの黒いスープが、その花椒がメイン。
肉ミンチにもしっかりと辛みが含まれていて、スープと合わせて食べると相当舌が痺れました。
 
 
この2つのスープを適当に混ぜて、両方のスープが合わさった麺をリフトします。
やや縮れた細麺は、スープを良く持ち上げます。
食べると、辛みと痺れがちょうど良く味わえて、食べ進むにつれて、ほんのりと汗ばんできました。
 
 
スパイスのバランスが程よく、全体的にまとまりのあるレベルの高い担々麺でした。
次行く時は、少し辛み控えめなゴマベースのクリーミーな担々麺の方も食べてみたいですね。
 
 
 
2軒目は、京阪電鉄三室戸駅そばの、三国志さんに行きました。
こちらも、担々麺が美味しいと評判のお店です。
 
 
 
メニューが多くて迷いましたが、一番人気メニューだという、牛肉麻辣担々麺にしました。
 
 
 
出てきたのがこちら。
「麻辣」というメニュー名からして、もっと色が赤いのかと思いましたが、デフォの担々麺のような色合いで、あまり辛くはなさそう。
残念だったりホッとしたり・・(笑)。
 
 
 
スープの上には、肉ミンチはもちろん、白ごまと刻んだカシューナッツがたくさん乗っていて、これがスープに、コクと甘みを出していました。
むしろ、甘みの方が際立っていたくらい。
卓上には、お酢や四川花椒もあって、自分で味変も出来ます。
もう少し辛くしたくて花椒を少しだけかけました。
最初は、目立たない辛みでしたが、食べ終わる頃には汗が。
元々のスープにも、しっかりとスパイスが効いていたのでしょう。
 
 
 
この黒いのが牛肉です。
煮込んだスジ肉みたいで、ホロホロとした柔らかい口当たりでした。
 
 
麺は、フェットチーネとまではいきませんが、平たくしてあって、スープの持ち上げを良くしてあります。
スープの濃度が高い麺料理は、こんな麺が良いのでしょう。
モチモチとした口当たりで、非常に美味しい麺でした。
 
 
 
最後が、阪急電鉄大宮駅から歩いて10分くらいにある、町中華のお店、中華処 楊さん。
 
 
 
 
ここでも、もちろん担々麺です。
スープを、白ゴマと黒ゴマのどちらかを選ぶスタイルで、ボクは黒ゴマをチョイス。
出て来たのがこちら。
一見すると、普通のラーメンに近いビジュアルですが、たくさんの黒ゴマが浮かんで、スープも少し黒っぽいです。
 
 
 
ご覧のように、スープにはたっぷりの黒ゴマペーストが加わっていて、濃度も濃いめ。
口に入れると、ゴマの風味と旨味が漂って、飲み終わると奥の方でほんのり辛みが効いてきます。
 
 
 
 
たっぷりのもやしと青ネギが乗ってました。
麺はストレートの細麺でやや硬めな茹で加減。
スープと肉ミソ以外は、麺も具材も恐らく普通のラーメンと同じなんでしょう。
担々麺にもやしが乗っているのは初めての経験でした。
 
 
 
今回も3軒回りましたが、担々麺も色んなバリエーションがありますね。