コンピューターシティ 12周年 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

2006年1月11日は、メジャーシングル「コンピューターシティ」の12周年記念日でした。
皆さん覚えていたかな?
ボクは忘れていましたわ(笑)。


この日から3年前14歳で広島から上京してきたPerfumeは、アミューズの寮に入って慣れない東京生活を送りながら、サンストリート亀戸でフリーライブをやったり、BEE-HIVEのメンバーとして、様々なチャレンジをしたりしながら虎視眈々とブレイクのきっかけを狙っていたとゆう、世間が喜ぶ言い方をするなら「下積み時代」でした。



そんな、Perfumeが、遂に勝ち取ったメジャーデビューシングルが、「リニアモーターカガール」。
Perfumeは、メジャーデビューシングルを歌う際には、衣装は白いワンピースだと決めていたにもかかわらず、レコード会社や事務所から下ろされた衣装は、例の、着たらクソ暑いゴムの黒い衣装。
さらに、曲調も、可愛いアイドルのポップソングとはかけ離れた、「♪リニアモーターガーール♪」を繰り返すだけの味気なさ。
さらに、徳間ジャパンの偉いさんには、「シングル3枚、アルバム1枚出してあげるから、良い思い出が出来たでしょ」



などと、悔しい事を言われて、反逆の気持ちを抱きながら、このメジャーデビューシングルをプロモーションするも全く売れず、年が明けて、落ち込んだ彼女たちに届けられた2枚目のシングルが、「コンピューターシティ」。


非人間的な歌詞の前作に打ちひしがれて、「愛してる」という単語が歌詞に入っているだけで、堪らなく嬉しくなったPerfumeは、このシングルを誇りに思い、この曲のポスターを、彼女たちが通っていた堀越高校の職員室に持っていき、初めて「貼ってください」とお願いしたのでした。



中田ヤスタカの作品を初めて好きになれた、「コンピューターシティ」があってこそ、今のPerfumeがあるのです。
実に感慨深い記念日ですよね。