あ~ちゃん、やるじゃないか(驚嘆)! | Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

1/18から始まった、日テレ系新ドラマ『東京タラレバ娘』見ましたよ。
もちろん、Perfumeあ~ちゃんが声優デビューするからなんですが、ネット上でも、かなり話題になっているドラマですから、中身の方にも期待してみておりました。



本編には早速こんなお遊びがあったりして。
榮倉奈々扮する、香が勤めるネイルサロンの名前がこちら。




「Parfum(パルファン)」は、フランス語で香りという意味。
ちょっと捻ったね(笑)。



そして、肝心のレバ役のあ~ちゃんの声優としての仕事ぶりの率直な感想を言いますと・・・



「あ~ちゃん、めっちゃ上手いやん!素敵やん!」



これ、前もって、何も知らされてない一般の視聴者は、言われるまで、この声があ~ちゃんだと分からないはず。
妄想上の非生物である、レバに、似つかわしい声のトーンや、早口なイントネーションが相当に上手かった。



ボクがここで、「あ~ちゃんは広島弁で演じたら?」と書いたのは、そんなに上手く演じられるとは思わなかったからで、これは相当あ~ちゃんの事を見損なっておりました。



それに、タラ役の加藤諒くんとの声のバランスもちょうど良かったし、下手したら2人はマジのオーディションに合格して決まったのか、とも思ったくらいでした。



これは、来週からも、このドラマは見続けて行くでしょう。
ただ、第1話を見て、どうしても、このドラマに文句を付けたくなる所があるのですよ。



「恋に仕事に中途半端なまま、年齢だけ重ねたアラサー女3人が、現実逃避して女子会で酒食らっていたら、イケメン金髪に『タラレバ女!』と言われて、現実を叩きつけられる」という設定なんですよね。



この漫画、原作では登場人物の年齢設定は33歳で、東京で独りで働く女性としては、結婚するか、もう少し仕事に没頭するか、特に子供が欲しいと考えている女性にとっては、そろそろ決断を迫られる、切実な年齢を描いているみたいです。




ただ、ドラマでは、「3年後の東京五輪を独りで迎えたくない!」って、焦ったりする台詞があるのですが、主役の3人を演じる、吉高由里子、榮倉奈々、大島優子は、仮に3年後に独りだったとしても、見た目も、恋も、仕事も、まだまだ失うもの無くて、余裕綽々でしょ(笑)。



つまり、この3人には、「東京の乾いた暮らしに、若さを摩耗させられた、カサカサ感」がなさ過ぎなんです。



3人とも見た目、潤いたっぷりでしょ(笑)。



これが無いから、幾ら彼女たちが酒を飲みながら、くだを巻いていても、彼女たちの台詞から、焦燥感や、悲壮感や、滑稽さが感じられず、同年代からの共感も得られないのだろうなぁと思う次第です。 



このドラマのメイン視聴者の、アラサー、アラフォー女性の支持を得るのは、なかなか難しいでしょうね。



でも、第1話の中に光明があるのなら、吉高ちゃんが、頭をガンガン机に打ち付けていたり、矢が全身に刺さったりしたシーン。
これをもっと取り入れて、脚本の中で、どんどん吉高由里子をいじめて、水攻め、泥攻め、なんかをどんどんやっていけば、それが話題になり、チャンネルを合わせてくれる人が増えるかも。



現状では、ドラマ自体に感情移入して見るのは、まだしんどいかもと思いました。
来週以降に期待ですね。



最後に、このドラマの予想視聴率ですが、初回の視聴率は、10.2%。
全回通した平均視聴率は、8.8%ではないかと予想いたします。