【セットリスト、ネタバレ有り】 「COSMIC EXPRORER ツアー ドームエディション」 | Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

皆さんの中で賛否両論ある、「ネタバレ禁止問題」。

今回の、ドームエディションでも、公式では相変わらず「ネタバレ禁止」のお触れが出ていていて、ボクも前回のアリーナツアーでは、できるだけ守るようにしていたのですが、今回のドームエディションについては、これまでと事情が違うのではないかと思う次第なのです。

 

 

なぜそう思ったのかという理由ですが、

  1. 今回は、未だ全会場でチケットがチケットソールドアウトになっていない。
  2. 東京公演がないせいか、特に首都圏在住の方々で、今回のツアーには1つも行かない方が多い。
  3. しかし、大阪公演の様子を見て、お尻がムズムズし始めている方も多い。
  4. こういう人たちを名古屋公演に誘い込めば、必ず福岡公演のチケットも買うだろう。

 

という流れが頭に浮かびまして、ライブを見た経験者が、その素晴らしさを正確にお伝えする事が一番のチケットのプロモーションになると思われますので(これが「ネットのクチコミ効果」)、敢えて今回はこの段階でネタバレ記事を書きたいと思います。

 

 

もちろん、これだけ「ネタバレ」を宣言しているのですから、ライブの内容を知りたくない方は以下の文面は見ないでください。

ボクが今日のこの記事を読んで欲しいのは、「このドームエディションを行こうかどうか、まだ迷っている」という方です。

ネタバレが厭な方々とは、今日はこれでさようなら。

 

 

 

 

では、ネタバレ記事に参ります。

 

 

まず、ステージプランですが、今回のドームライブでも、アリーナツアーの時と同じく、奥のステージからセンターステージまでと、その後ろにも花道が伸びいます。

そして、センターステージから左右に小さいステージが1つずつ。

つまり、今回も客席が360°仕様なので、どこの座席に座ってもそれなりにPerfumeは近くに感じるはずです。

ボクは、初日がアリーナ席、2日目がスタンドの下段3列目という、ステージにかなり近い席だったからかもしれませんが、京セラドーム大阪の中に入って思ったのが、意外なまでにステージと自分が近くて、「アリーナをちょっと大きくした程度」な感じでして、これなら、JPNツアーの時の、スタジアムモードでの、さいたまスーパーアリーナの方が遥かにだだっ広く感じました。

もちろん、スタンドの最上段なら相当遠く感じるのでしょうが(笑)。

 

 

 

 

それでは、セットリストに沿って、ライブの中身をご紹介していきます。

 

 

1.「navigate~Cosmic Exprorer」

2.「Pick Me Up」

3.「Cling Cling」

4.「ワンルームディスコ」

 

 

ここまでが、第一パート。

アリーナツアーの時に、中盤パートの最初だった、アルバム表題曲が1曲目に抜擢。

アリーナツアーの時とは映像演出が少し変わりまして、宇宙の開拓を目指すべく宇宙船に乗りこんだPerfumeが、アリーナツアーで回った各地を確かめた後に、「今日は京セラドーム大阪に降り立つぜ」いう演出が成されていて、ここはかなりアガリました。
アリーナツアーの時と同じく、船が大気圏内に突入する時の衝撃を表すような、大音響のノイジーなサウンドが、縦横無尽に飛び交うレーザー光線とともにドーム内に響き渡って、Perfumeを乗せた宇宙船が京セラドーム大阪に降りたちました。

のっちのMCでの、「宇宙船Perfume号に乗ってやってきました!」というセリフは、これが基なのですよ。

 

 

1のパフォーマンスはアリーナツアーと同じ。
宇宙船に見立てた動くステージの上にそびえ立つPerfumeの神々しさは、やはりあの時と同じ。
その後は、アリーナツアーの中盤で、観客を一気呵成に盛り上げたアルバム曲を惜しみなく並べました。

最後が「ワンルームディスコ」で締め。

1コーラス終わる度に、いつもながら正面の向きを変えて、360°の観客全て正面に向かおうとするPerfumeの姿勢には頭が下がります。

このあと、MCが入って中盤のセットリストに入ります。

 

 

5.「Next Stage With You」

6.「Perfume メドレー 2016 Dome Edition」

「Relax In The City~ナチュラルに恋して~マカロニ~透明人間~Twinkle Snow  Powdery Snow~セラミックガール~心のスポーツ~Sweet Refrain」

7.「Baby Face」

 

 

このパートでの注目は、「TSPS」。

昔の幕張のオートサロンでの彼女たちのパフォーマンス動画を何度もご覧になったファンなら、もうご存知でしょうが、間奏の3人がステップを踏むところの神的なシンクロ具合がしっかりとモニターで見られました。

さらに、「☆いっぱい書く~@あ~ちゃん」という、腕を縦横無尽に動かすサビ部分の振り付けが、本人たちのなかでは振りコピしやすくなったそうで、皆さんに真似して欲しいそうですよ。

まあ、会場で見れば判りますよ(笑)。

 

 

着替え

8.「Perfumeの掟 2016」

9.「FLASH (シングルバージョン)」

10.「Miracle Worker」

 

 

 

しばしの休息の後に、いきなり巨大モニターに浮かんだ、「Music By[ 中田ヤスタカ」の文字。

事あるたびに、我々にダンススキルと、そのライブに対する彼女たちの意気込みの全てを見せてくれる、「Perfumeの掟」。

やはり、ドームライブにぶつけてきましたね。

神降臨の雰囲気の中、センターステージに大きなフィルムが全面に張り出され、そこに過去から現在まで、ライゾマティクスさんがPerfumeのために作った、全てのプロジェクションマッピングやら、Perfume公式サイトでの映像、さらにこれまでの「掟」での音声素材の全部を使って、作り上げたもので、ボクは胸が熱くなりました。

これは、Perfumeライブ熟練の方にこそ見ていただきたいです。

 

 

ただ、この後のMCで、「前回の2010年のライブでの『掟』を見た人いますか?」の問いに、手を挙げたのが全体の1割くらいだったのには相当驚きました。

ここまでファンが入れ替わったのかと。

 

 

~「P.T.A.のコーナー」~

11.「FAKE IT」

12.「エレクトロワールド」

13.「Party Maker」

14.「だいじょばない」

15.「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」(2日目より)

16.「チョコレイトディスコ」

17.「STAR TRAIN」

 

 

驚くことに、後半の楽曲はPerfumeメンバーが、一切息を抜ける楽曲がないまま、とにかく踊りっぱなし、観客もノリっぱなしに跳びっぱなしで、一気に駆け抜けるという構成。


曲ごとにステージや花道を精一杯広く使って、少しでも観客のそばに近付こうとするPerfume。
11ではセンターステージの三方に分かれて観客を煽り、今回のドームライブで導入した昇降式のステージで後方に移動し、観客の目の高さまで上がって12を歌い、13では再びセンターステージへ。
14~16は、奥のメインステージに移ってパフォーマンス。

「こんなにノンストップでやって、どこでPerfumeは休めるのだろうか?」と思っていたのだが、案の定、初日は「チョコ」の途中で、3人とも明らかに息が上がり、口を開けて、ダンスの際に体が流れて、体力の限界を見せていた。

ただし2日目は、「だいじょばない」のイントロが流れる前の数秒間で給水を取り、途中で激しく動かない「PSPS」を加えたおかげか、それとも体力の按配を踏まえることを覚えたのか、幾分余裕があるように見えた。

そういえば、昔からのファンの方が、「PSPS」を見たのは、同じくドーム公演の2010年以来でしょ?

あれからPerfumeのライブを遠ざけている方も少なくないはず。

この1曲だけでも見る価値はあると思いますよ(笑)。

 

 

あと、思い出しましたが、京セラドーム大阪は、近隣住民の方への配慮で「観客のジャンプ禁止」なんですね。

ドームの外にも、中にも、何十枚も、「ジャンプ禁止」の立て看板と、アナウンスが嫌というほどあったのに、初日のあ~ちゃんは、「Cling Cling」やら、「FAKE IT」など縦ノリの曲で、アリーナツアーの時と同じように、『ジャンプ!ジャンプ!』と煽っておりました(笑)。

さすがに怒られたのか、2日目は言わなかったけど、あ~ちゃんのこういうところは、前と全く変わらないなあと思った次第でした。

 

 

以上、2時間余りのライブを、かいつまんでご紹介しました。

これだけで、名古屋と博多に見に来てもいいかなと思ってくれた方がどれだけいるかは分かりませんが、昔から言い古されてきた、「最新のPerfumeが最高のPerfume」という言葉は、まさしくこのドームエディションでも当てはまると思います。

見て損はないので、なんとか都合をつけて、会場に足を運んではいかがでしょう。

チケットはまだ腐るほどあります。

あと、グッズも買ってね(笑)。