先週、京都の四条にある大丸さんで開催された、「にっぽん全国物産展 in 大丸百貨店京都店」に、神奈川県の、小田急江ノ島線本鵠沼駅から徒歩1分にある、地元では超有名店で知られる、麺やBar 渦(めんやバーうず)さん(リンクはこちら)が1週間限定で出店されていました。
新聞のチラシを見て、今回の出店を知ったのですが、正直、関西に住む者ですから、神奈川の藤沢界隈でいくら超有名店だからといって、全く名前すら知らなかったのですが、食べログの評価の点数が、「全国の名店TOP5000」に入っているのを確認して、これはとりあえず味を確認しなければ!という責任感に駆られて行って参りました。
今回、食したのは、お店のHPに、『古式天然醸造生揚げ醤油のタレと浅利香油で仕上げた、鶏と魚介の旨味たっぷりのスープと、数種類の国産小麦をブレンドした麺が自慢の一品』という、湘南湯麺(醤油ラーメン)。
出て来たのがこちら。
東京系の醤油ラーメンらしく、スープは透明ですが、表面にかなりの油が浮いて膜にすらなっています。
これが浅利香油なるものですね。
スープを一口飲みますが、味わいはかなり淡いです。
最初のインパクトにやや欠ける所は、無化調スープの最大の特徴なんですが、何口も飲んでいくうちに徐々に醤油の香りと風味と旨みが漂ってきました。
ただ、食べログの口コミでよく書かれてある、丼の底に粉が溜まっている位にしっかりと魚介の風味を感じる、という物は特に感じませんでした。
このラーメンの主な具は、しらすボールとチャーシューです。
このしらすが入った魚の練り物は美味しかったですね。
ただ、チャーシューはお店で食べると、肉厚で表面をバーナーで炙って風味を出したものが食べられるようですが、ボクに出て来たのはご覧のようにペラペラで極細。
炙ったのかも知れませんが、歯ごたえも風味もなく、これならハムを入れておいてくれた方がまだマシなレベル。
やはり、お店でなく、催事での出店だからこんなレベルなのかと思いきや、麺は最高に美味しかったでした。
やや硬めに茹で上げられた中細のストレートですが、国産小麦のブレンドだけあって、口に入れてもまだ小麦の成分が立ち上がって来るかのような力強さ。
とにかく麺が強い。
この麺だけでお金を払う値打ちがある位でした。
そして、このイベントの最終日。
ツイッターにて、「最終日限定の特別メニューあり!」の書き込みを見て、行って参りました。
メニューは、エスニックカレーまぜそば。
出て来たのはこちら。
表面に掛かっているのは、三つ葉とパクチーとフライドオニオンと粉チーズ。
これを混ぜ混ぜしていただきます。
ベースのカレースープは、それほどスパイシーさは感じませんでしたが、食べ進んでいくうちに、いい具合の発汗を即すほどの辛さ。
やはり、しっかりとスパイスは効いていますね。
ただ、パクチーの青臭さと苦味はあまり嬉しくなかったかも。
普通にレタスとかで良かったのでは?
全体としての感想は、やはり実際にお店に行って食べないと、評価はなかなか下せませんね。
今度、東京方面に行く時に寄ってみたいです。