人がそろそろ寝ようかと思い始めていた真夜中過ぎ、各ネットメディアに於いて続々とお漏らしの記事が続出して来たんで追いかけるのに七転八倒いたしましたわ。
Perfumeが、２月１４日の「P.T.A.生放送」のエンディングに於いて、したり顔でそれらしき事を言っていたので、この初夏にそれなりの事はあるのだろうなぁ・・・と予想はしておりましたが、遂にそれが公に我々の前に形となりました！！
それは・・・
「ずっと好きだったんじゃけぇ～さすらいの麺カタPerfume FES!!」決定!!
（デイリースポーツさんの記事のリンクで全容はご確認を）
Perfume史上初の対バンツアーの概要を、デイリーさんの記事を頼りにサラッとご説明すると、
「今回のツアーは、Ｐｅｒｆｕｍｅがシンガー・ソングライターの奥田民生と斉藤和義、さらにマキシマム ザ ホルモンと対バン形式でライブツアーを行うもので、これは以前から対バン形式のライブをやってみたかったというメンバーからの発案で実現したそうで、その相手も、メンバーが直接交渉するなどして決定したそうです。」
『メンバーの直接交渉』という件は、先の「P.T.A.生放送」で本人たちが言っていた内容と一致いたしますから、どうやら今回の対バンツアーは、企画段階から本人たちが事務所にプレゼンテーションして、対バン相手もリストアップして、出演交渉まではやり遂げて実現に漕ぎつげたのでしょうね。
さらに、単なるライブでの共演だけでは無くて、
「メンバーは対戦のみならず、共同作業も目論んでいるようで『「ここはずうずうしく、なにかしらコラボレーションもさせていただきたい！と思っています』」と、夢と妄想を膨らませている。」（以上デイリーさんから引用）
ですから、これは各相手の持ち曲、或いはPerfumeの持ち曲から選んで何かしらのコラボレーションが見られる事は必須でしょう。
Perfumeの対バンと言えば、2008年のSpecial Othersさんとやった、『Black And Blue』以来なんじゃないですかね？
そして今回の対バンライブのスケジュールはというと、
[日程] 2013/05/29(水)、30(木)
[会場] Zepp DiverCity
[開場/開演] 18:00/19:00
[出演] Perfume/斉藤和義
[日程] 2013/06/04(火)、05(水)
[会場] Zepp Nagoya
[開場/開演] 18:00/19:00
[出演] Perfume/奥田民生
[日程] 2013/06/17(月)、18(火)
[会場] Zepp Namba
[開場/開演] 18:00/19:00
[出演] Perfume/マキシマム ザ ホルモン
各会場２日間という事は、それぞれ日毎にコラボの内容を替えたりとかするかもね。
そして、東名阪のライブハウスの各会場とも全て平日開催という所を見ると、この対バンライブツアーが最近（少なくとも昨年秋ぐらい）に提案された事が分かりますね。
自身のソロツアーがアリーナツアーに昇華し、出演する各フェスにしても、万単位の観客を収容する大きな会場でのライブが続くPerfumeにとって、このような小さめなライブハウスで観客の汗と歓声を間近に感じるライブをやりたいという念願があってのこの対バンツアーなのでしょうが、若干の懸念があります。
本来、異業種のジャンルの方々と対バンをやる意義は、「自分たちの存在を、本来は知る由もない方々に知ってもらって『認知』をしてもらって、近いうちの商品（CD・チケット）購入の呼び水を設ける」なはずです。
しかし、これには条件があって、例え目の前のユーザーに『認知』をしてもらっても、それが余りにも自分自身の価値観や実情とかけ離れていたら、それは商品購入には結びつかないのです。
例を挙げるなら、「ウエディングドレスの展示会にお年寄りの女性を招待する」ようなものでしょうか。
今回のPerfumeの「対バンツアー」自体は、メンバー全員が２４歳になり、年齢から来る「旧来のアイドルファンの流出」を補う為に、新しい層を開拓する為の物であると理解するのですが、それにはこの対バン相手の、「斎藤和義」と「奥田民生」のファンの方々の嗜好する音楽の相性がPerfumeとイマイチ良くないように思えるんですよねぇ。
（ホルモンさんとは良いと思います。）
それぞれのファン層にしても、どちらも中年以上の年齢層ですから、今後Perfumeのライブに恒常的に足を運んでくれるとは思わないのですが。
もっと、Perfumeの音楽と相性の良い、新進気鋭の若手ロックバンドとかは見つからなかったのですかね。
でも、個人的にボクが見たいのは、「Perfumeと三浦大知」の対バンなんです。
どっちも、ダンスが「日本が誇る世界最高水準レベル」ですからね。
この４人の本気ダンスのコラボなんかは、ぜひ見てみたいです。
さあ、なんだかんだ文句を言っていても決まった物は仕方ない。
あとは、どうやってチケットを取るかですよねぇ。