博多ラーメンと久留米ラーメンはこんなに違う! | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

福岡といえば、博多ラーメンが有名ですが、電車で30分くらいにある久留米にも、れっきとした久留米ラーメンがあるのです。
現地で食べ比べてみて全く違う特徴がある事に気付きました。




まずは博多ラーメンから。
お邪魔したのは長浜にある、元祖長浜屋さん。

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そして、久留米ラーメンは今泉にある、久留米に本店がある大砲ラーメンさんです。

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長浜屋さんはメニューが、ラーメン(400円)だけなので、店内に入るだけで「1ぱ~い!」と注文が入っちゃいます。
ここで、麺の固さと油の量を言うわけです。
「ベタカタ(油多め、麺固め)」みたいな感じです。
出て来たラーメンがこちら。

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都市部で食べる豚骨ラーメンはもっと白濁色なんですが、博多のラーメンは極めてスープの色が薄いんですよ。
若干の豚骨臭はするんですが、むしろ食欲をそそる程度です。
スープを飲むと、よくテレビで豚骨ラーメンを食べた人がお決まりのように言うセリフ、「意外にアッサリしている!」よりもっとアッサリです。
なんか、澄まし汁を飲んでいる感じ。
塩気もあまり感じませんし、本当に豚骨の成分だけしか出してないスープですね。
胃に優しい感じです。




一方、久留米ラーメンですが、こちらでは伝統的なこってり味の、昔風味ラーメン(630円)を注文しました。
それがこちら。

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色が一気に濃くなったでしょ!
久留米ラーメンは、博多ラーメンよりも、もっと骨の髄の髄まで煮込んで、ダシが出なくなった豚骨は取り除いて、そこに新しい豚骨を足してまたグツグツ炊き込むらしいです。
だからこんなに色が濃くなるのでしょう。
スープは一口飲むと、豚骨の旨味がギュッと濃縮されて、もう濃厚そのものです。
まさに、「ダクダク」ですね(笑)
でもだからといって脂ギトギトで、しつこいわけではないんですよ。




続いて麺です。
長浜屋から。

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これはこっちの博多ラーメンらしい細麺固め。
ツルツル口に入ります。
スープがサラサラで麺に絡まないので、替え玉して2玉くらい食べたらスープの味がちょうどいい感じで口に残りますね。




続いて大砲ラーメン。

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長浜屋よりは少し太めの、中細ストレート。
こちらはスープが濃いので、麺と一緒に口に入ります。
だから替え玉する必要はありません。
(してもいいんですよ)




好みとしては、コッテリとした久留米ラーメンなんですが、博多ラーメンはアッサリとしているので朝食にぴったりですね。
食べたい時に食べるのが久留米ラーメンで、毎日食べられるのが博多ラーメンという所でしょうか。