とりあえずのJPN ツアー回顧録 2 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

「JPNツアー」の本編に関する個人的感想の第2弾。
またまた語ってみたいと思います。
演出上の種明かしが含まれておりますので、見たくないという方はこの辺りで。また違う記事でよろしくお願いします。
では皆さん、参りましょう。












「The Opening~レーザービーム」


場内が暗転して歓声が上がる中、荘厳としたピアノの音色が流れます。
舞台上部から「GAME」のジャケットで3人が持っているライトセイバーを幾重に並べたオブジェが降りてくる。
それとともにPerfumeが舞台奥の階段の一番上に登場。


1小節、4拍子の1拍目に一段ずつ階段を降りてくる。
それと同じ歩調でライトセイバーも一番下から順に光を放ち、放ったモノから順に上方へ消えていく。
(この辺りは、異次元或いは異星から3人が何かの使命を受けて、この現世に降り立った所を表していると、今のところは解釈しておりますが、ツアーが終わったらまた考えが変わるかもしれません。)




3人が階段を全て降りる、つまり現世に降り立った所で、「The Opening」も役割を終わり曲を閉じる。
ほどなく、「レーザービーム」のイントロが流れ、観客はさらなる歓声を上げる。
Perfumeは銀系で、舞台に注ぐあらゆる色の照明を反射させる素材の衣装を身に付けている。
(この辺はまだ見極められてない、なんせ視力が悪いもので…)


そして圧巻はサビで会場中に縦横無尽に発射される七色のレーザービーム。
単純に縦に舞台から客席の奥に何本も発射されてるのではなく、縦の糸と横の糸で紡がれているように、光が立方体を形作っている。
思わずその上に乗ってしまえば、どこか遠くに運んでくれるのではと、錯覚してしまうくらいだ。

もし、Perfumeが本当に異次元、或いは異星から来た者であったとして、彼女たちが飛ばしたレーザーが本当に乗り物であるなら、あのレーザーはさしずめ今の危機的状況にある日本にとって、まさしく「Perfumeの方舟」と呼べるのではあるまいか。






「GLITTER」



これもレーザーによる演出をたっぷりと使った曲。
というよりレーザーを使う曲は、上記の2曲しかない。
という事は、「The Opening~レーザービーム」 とこの曲は一対であるとボクは考えるのですがいかがでしょうか。


3つのセンターステージにメンバーそれぞれが立ち、ステージ下部より上方に矢のように放たれるレーザーに手をかざしたり、流れをせき止めたり、形どったりと、まるでレーザーに命を吹き込むように、或いは生まれたばかりのレーザーという生命体に、『生きる意味を』与えているようにも見える。


また、先ほど書いたレーザーが、「Perfumeの方舟」という解釈に則れば、上方に放たれるレーザーは地上の難から逃れようとする生命体であり、Perfumeは彼らを救う為に彼らに手を差し伸べているとも見える。




いずれにしても、レーザーの行く末に対し、Perfumeが何らかの役割を果たしているという演出なのは間違いないでしょう。


また、この曲の途中、間奏の間に天井に3人の名前が表示されるという演出があるんですが、5公演見たくせに1回しか見れてないんですよねぇ。
舞台に気を取られて、つい忘れちゃうのです(笑)。
あと、なんかもう1つ仕掛けがあるとかないとか…。


誰か横で肩とか叩いて教えてもらえませんかね?