セットリスト１３
I STILL LOVE U
コンピューターシティに続きセンターステージでのパフォーマンス。
この曲でのＰｅｒｆｕｍｅはフォーメーションの変更で３人の立ち位置が入れ替わる以外は、イントロからほとんど同じ振りを続けます。
だからこそこの曲でのイントロからの３人のダンスのシンクロ率の高さには驚かされます。
これって３人が単純に相手の振りに合わせてるだけでなく、ちゃんと譜面を理解して音符(拍)の通りに体を動かしてるからこそ動きがシンクロするんじゃないか？と想像してしまいます。
全体の振り付けを教わった後に、まず１人１人が自立して音に合わせて自分の振りを完全にマスターさせて３人で集まった時に、挙げる手の高さや視線の位置なんかの細かい所を微調整させていく。
そういう作り込み方をしてるんじゃないでしょうか。それがこれだけのシンクロ率の高さに繋がっているような気がします。
(あくまで想像ですけど)
２パターン目の衣装である金の刺繍が入った黒い衣装にライトが映えて、非常に見栄えのする曲に仕上がりました。
特に大サビ前のアレンジが故障しちゃう所のやや薄めの照明に浮かんだステージで、３人が繰り出す複雑で不規則に体を捻る動きでは、観客はみんなどよめいていました。
こうしてみると、やはりＰｅｒｆｕｍｅの曲はＣＤで聞くだけでなく、振りがついてライブでパフォーマンスされて初めて完成するという事が良く解ります。
この曲もアルバム発売前の着うた段階では最悪な評価が下ってましたが、Ｍステのテレビ初披露で株が一気に上がりライブが終わった今となっては、「(普通に)いい曲！」ってみんな思ってるんですから…。
人間とはなんていい加減な生き物なのでしょうか？
(そのうちの１人が今、懺悔しました)