直角二等辺三角形ツアー回顧7 | Perfumeとグルメの日記

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セットリスト11~12
シークレットシークレット~コンピューターシティ


会場を歓喜の渦で一杯にしたedgeが終わり、その余韻のどよめきが鳴り止まないうちに、この曲のイントロが始まる。


舞台上は薄いブルーのピンスポットに照らされたPerfumeの3人が両腕を斜め上に伸ばしたまま、左右上下にカクカクと規則的に首を動かし続ける。


それはまるでショーケースにディスプレイされたマネキンがこの曲によって生命のエネルギーを吹き込まれてる様を表してるような動きに見える。


そしてイントロ終わりの一瞬の静寂が終わり本編が始まった瞬間、舞台上が一気に明るくなると同時に、「人間という生命体」を手に入れたマネキン達が縦横無尽に動き出す。
小刻みに手を動かしながら特徴的な前方へのステップで巧みにクロスしあう3人。(蛇足ですが、このステップが出来る方がいたら、その動きで逆に後方に動いてみてください。ムーンウォークが出来るはずです)


曲の最初は直線的な動きが多いのだが、中盤からは曲線的な動きが増える。
前屈みになって腕を体の後ろで波のように上下にヒラヒラさせる振りはボクの大のお気に入り。
この時ののっちの柔軟さは、ワールドクラス(笑)
でも今回のツアーで、あ~ちゃん、かしゆかも凄く柔らかで滑らかな動きが身に付いていて驚かされました。
やっぱり影でちゃんと努力してるんですね。



4分半だけの限られた生命エネルギーを使い果たしたマネキン達は曲の終わりと共に、元の人形の世界へ戻っていきました。



ただし前回までのこの曲のアウトロはイントロと同じ立ち位置に戻り、同じ動きをしながら終わっていくのですが、今回は次の曲である「コンピューターシティ」の歌い出しの決めポーズの形に移行しなければなりません。


かしゆかは向かって左手に、あ~ちゃんは右手に、のっちに至っては正面に移動し、なおかつ立て膝を突いた状態で静止して歌い出しを待たなければなりません。(しかもコンピューターシティはイントロなし!)


どうしたかというと、シークレットシークレットのアウトロの間に、マネキンのカクカクした動きを継続したまま所定の位置まで移動。
のっちは、生命エネルギーが切れたマネキンが崩れるように倒れていく様を演じながら座り込んで、見事に立ち位置に移動していきました。
しかもこの時は場内はすでに暗転はしていて、この動きをはっきり確認できたのは恐らく舞台に相当近い席の人たちだけだったんじゃないでしょうか。
ホントに彼女たちは細かい所まで手抜きをせずキメ細かいですね。




そしてホールツアーでセットリストから外れたライブでの定番曲であるコンピューターシティが見事にアリーナツアーで復活。



この曲では舞台からセンターステージへ伸びた花道の始まりに設置された小さな台車の上にスタンバイし、曲途中からそれが動き出して3人を、なぜか?真ん中までしか運ばず、途中下車した3人は自力で(笑)前方にステップしながら(去年の紅白でやったやつです)、センターステージで曲の後半をパフォーマンスしました。



ちなみにこの台車は遠目からは電動のように見えましたが、シークレットシークレットの曲終わりでトランシーバー持った舞台演出の人が近づいてスイッチ入れてましたよ。
舞台に席が近いと、色んな物が見えて貴重でした(笑)



コンピューターシティに関しては特に特記事項はありません。普通に超盛り上がりがりでした!