足跡をたどる | 渡辺清乃の「生きる」とは「表現すること」〜可能性のドアを開き続けよう~

渡辺清乃の「生きる」とは「表現すること」〜可能性のドアを開き続けよう~

キャリア理論・ポジティブ心理学・レジリエンス・マインドフルネスをベースに、「あたま・こころ・からだ」のすべてにアプローチ。人の可能性を最大限に開き、未来を創るアクションにつなげます。

高校生くらいまでは学校の先生になりたくて、迷わず教育大学に入りました。

 

※その背景はプロフィールにもあります

 

が、入学直後に

「自分の目指したい先生像を叶えるには、学校を卒業して学校に就職してしまったら難しいだろう」

と気づき(遅い)、民間就職して数年後に教採を受けようと決め、1年生からずっと、演劇サークルの活動に没頭していました。

(演劇部に入学したといっても過言ではないくらい、授業に行っていなかった。笑)

 

 

4年生になり、教育実習へ。

中学2年生のクラスへいきました。

 

「うちのクラスになる実習生は大変だわぁ…と思っていたのよ」

 

と担当教官が(愛情こめて)溜息をついた通り、他のクラスより格段に賑やかで、休憩中も大騒ぎ、いろんな意味で目立つ学生が多いクラスに迎えてもらい、とても有意義な時間を過ごしました。

担当教官も、尊敬できる素晴らしい先生で、有り難い指導をたくさんいただき、素晴らしい在り方を見せていただきました。

短い期間でしたが、意義のある仕事だと、あらためて思いました。

 

そして、この実習中にあったとある出来事(子どもたちと担当教官は関係ない)を機に、熟考のうえ………私は先生になることを辞めました。

 

担当教官は、

 

「あなたのような人に先生になってほしいけれど、あなたみたいな人はならないのよねぇ」

 

と残念そうにつぶやきました。

 

 

 

 

あれからながーーーーーーい時間が経ち、今年度でその担当教官が定年を迎えます。

今日は、その先生が今、勤めている小学校へ遊びに行ってきました。

ちょうど、学習発表会のようなものがあり、各クラスの出し物を見て回ることができて、楽しかった。

 

先生とは、久しぶりの再会。

 

「今でも私は、あなたに先生になってほしかったと思ってるのよ」

 

ううう………先生、ありがとうございます。

ごめんなさい。

でも、後悔はしていません。

そんな不義理な私でも、こうやってずっとお付き合いいただき、時間をとっていただけることに、感謝しかありません。

 

 

 
こんな、人生の足跡をたどることが、時々起こります。
懐かしいアルバムをめくるように。
大切なことを思い出し、これからどう生きるかを整理させてくれる、良い節目です。

 

 

 
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