カンパーナの日々
コパアメリカの間、ブエノスアイレスから60キロの、カンパーナという街にいたんです。
ブラジル代表が、この街をベースキャンプにしていたので、直前合宿から、敗退するまで、約1カ月間を過ごしました。
とってものどかで、穏やかな街。
60キロとは言え、ブエノスアイレスとの間は、渋滞しなければ1時間かからないけど、渋滞すれば、2時間は軽く超えます。
だから、試合のための遠征以外では、用事がない限り、この静かな街の中で、朝が来て、セレソンの取材して、夜が来て…という日々。
ブエノスアイレスと近いのに、ブエノスアイレスより、ぐっと寒い。
最初に小雨が降った時は、「ここで、この寒さに1カ月以上耐えることになるのか…」と、ちょっとウンザリしたほど。
でも、その後は、ブラジルが敗退した翌日、涙雨のように豪雨が降るまでは、毎日天気が良くて、寒風がびゅんびゅん吹きすさぶ日以外は、だいぶん過ごしやすくなりました。
セレソンは、ゴルフ場を備えた、どーんと広い敷地の中にあるホテルに泊まっていて、練習も、ホテル内の2面のピッチを使っていました。
だから、選手たちはカンパーナの街を出ない、というより、ホテルの敷地から、一歩も出ない日が多かったんですよね。
敷地内にコンベンションセンターがあって、その大きな建物ひとつが、プレスセンターになって。
すべてが広いので、ゴルフ用のカートで移動したり、自転車を買った人もいたくらいです。
そんなわけで、写真をご紹介します。
ホテルの入り口から、奥へ奥へと車で進んだところに、この看板があって、メディア用駐車場と、プレスセンターを表示しています。
ヴェントゥーラの背景に見えるのが、プレスセンター。
どどーんとゴルフ場が広がって、セレソンの練習中、ゴルフボールが、ビュシッと飛んできて、驚いたことも。
セレソンが練習しているピッチに行くためには、せっせと、この道を行きます。
で、これが練習場。
日暮れ時が綺麗で、カメラマン達に、アートな写真や映像を撮る競争心を、かきたててました。
またいろいろ、エピソード書きます!