1984年の台湾映画。副導演が王圻生さん。武術指導が朱客さん。
もう感想をアップしていたと思っていましたが、まだ書いていませんでした。あれ~
たくさんの忍者が修行しているシーンから始まります。
場面が代わり、武當派の龍世家さんが少林派の常山さんに対決を迫ります。自分が勝ったら、少林派の掌門人に会わせろとしつこい。戦いが始まります。常山さんの方が優勢。彼は戦いを止めて、立ち去ります。
悔しくてならない龍世家さんは2人の女性から精気を奪い、パワーアップをします。修行で強くなれよ
さて、修行中の忍者たちのところに金色忍者と帯が金色の忍者と白い忍者が乱入。暴れ出します。そこに龍世家さんも登場。襲ってくる修行中の忍者たちを倒します。金色忍者たちと龍世家さんは仲良しでした。暴れるのを止め、話し合いを始めます。
忍者たちは日本でがんばっていたのに、適当に扱われたことに怒り、ここに来たようです。修行中の忍者たちは色付き忍者たちの手下でした。龍世家さんに仕えることになります。
少林寺を乗っ取るという目的ができた忍者は更に一生懸命修行に励みます。
龍世家さんは忍者と共に少林寺へ押しかけます。掌門人との面会を断られたので、そこにいた僧たちをボコボコにして、立ち去ります。
掌門人は他の掌門人と集まって、龍世家さんを何とかしなくてはと考えます。
黄冠雄さんと仲間の僧は馬場さんが娼婦と遊んでいるシーンをこっそり見て、大興奮。騒ぎ過ぎてバレて、殴られます。
龍冠武さんがもう1人の仲間と森の中を歩いていると、逆さに吊られている僧を発見します。彼を助けると、急に攻撃してきます。隠れていた男たちも攻撃を仕掛けてきます。撃退することができましたが、仲間は殺されてしまいます。
敵が持っていた三節棍を奪い、華麗に戦う龍冠武さんですが、彼らの持っている盾が光を反射し、それが目に当たって途中から苦戦します。ヤバいなと思っているところに程天賜さんが登場。加勢してくれます。光る盾に泥みたいなのを投げて、威力を封じます。
彼は龍冠武さんの友達で護衛するために後から追いかけてきていたのでした。2人で目的地へ向かいます。
武當派の建物だったようで、入るや否や矢が飛んできたり、変な煙が出てきたりします。張紀平さんと馬場さんが攻撃してきます。馬場さんは少林寺を裏切り、武當派に寝返っていました。
馬場さんが投げた壺が爆発し、中からゾンビみたいなのが出てきます。ゾンビが触れたものは溶けます。気を付けて戦わないといけません。龍冠武さんが必死にゾンビと戦っていると、馬場さんが邪魔をしてきます。龍冠武さんは身をかわして、馬場さんとゾンビがぶつかるようにします。思い切り触られた馬場さんは亡くなります。
龍冠武さんはゾンビに触られて、けがをしてましたが、程天賜さんのところへ駆け付け、一緒に張紀平さんを倒す助けをします。危険を感じた張紀平さんは逃げます。
皇帝の側で仕えている将軍が龍世家さんのところへ行き、少林派の人たちが動き出していることを知らせます。彼はスパイでした。龍世家さんは少林寺が皇帝暗殺をしようとしているというでっち上げを計画します。
酒樓でかわいい女性に接待をされ、浮かれている皇帝は施しをお願いしに来たふりをした偽の僧2人に狙われます。が、先ほどの将軍が駆け付け、事なきを得ます。皇帝はすっかり騙され、少林寺を潰す決心をしてしまいます。
夜、少林寺にこっそり侵入した忍者たちは火を点けます。僧たちはパニックに陥ります。掌門人は逃げます。忍者たちが待ち構えていて、襲いかかってきます。強い掌門人ですが、相手が複数ですので、少しずつ厳しい状況に。そこに龍世家さんが登場。猛烈な勢いで掌門人を倒します。後から駆けつけた常山さんは遺体を発見。復讐を誓います。
龍世家さんは常山さんたちを倒していないことが気がかりでした。引き続き、忍者と結託して追うことにします。
常山さんの方から龍世家さんに接触しますが、パワーアップしている龍世家さんに対して何もできません。死穴と思われるところを突いても、全くダメージを与えることができません。常山さん、負けます。
瀕死の状態で妻子のところへ戻ってきた常山さん。彼は妻子に復讐と少林寺の再興を頼んで亡くなります。
娘は成長し、亡くなった両親の墓前で復讐を誓います。
尼の元に逃げていた龍冠武さんは息子の羅銳さんと弟子を鍛えていました。彼らは少林寺の再興と龍世家さんを倒すことを目標にストイックな日々を送っていました。
尼は幅広い情報網を駆使して、龍世家さんの状況を把握していました。ずっと彼は忍者と結託して、好きなように暮らしているようです。龍冠武さんは他に生き残った関係者がいないかずっと探していました。
羅銳さんたちが修行しているところに忍者が4人来ましたが、彼らは落ち着いて倒します。
龍世家さんは相変わらず女性から精気を抜き取る方法で自分の力を維持していました。
常山さんの娘が山中を歩いていると、色付き忍者たちに襲われます。必死に抵抗していると、尼がやってきて、彼女を助けてくれます。
尼は彼女を連れ帰ります。警戒する娘の防御の様子から、尼は常山さんの娘であることに気づきます。一気に打ち解ける2人。
娘は尼に秘伝書を見せます。立ち聞きしている女性が。龍世家さんに精力を吸い取られていた女性ではないか。元々、尼のところにいたようです。
彼女は龍世家さんに常山さんの娘の存在を知らせます。龍世家さんは色忍者に娘の襲撃を頼みます。尼が戦っている隙を狙って、女性は娘が持っていた秘伝書を奪います。
尼は秘伝書を取り返すと、娘を逃がし、色忍者と戦って亡くなります。
娘は逃げる途中で龍冠武さんたちと遭遇。さっきのところへ戻り、尼の遺体を発見するのでした。
龍冠武さんは羅銳さんたちに戦わせる決心をします。常山さんの技である指技を壺を突いて鍛えさせます。挫けそうになる2人をビシビシ鍛えます。
龍冠武さんは龍世家さんと色忍者に襲われます。途中で羅銳さんが助けに入ります。
実力がまだないのに戦おうとする羅銳さんを止める龍冠武さん。結果、龍冠武さんは殺されてしまいます。深く悔やむ羅銳さん。いきなり復讐に行こうとして、弟弟子たちに止められます。冷静になった羅銳さんは計画的に復讐を行うことにします。
娘は忍者によって連れ去られます。羅銳さんたちはしっかり強くなってから、助け出すという結論に達し、必死に修行をします。
娘、龍世家さんに精力を取られます。龍世家さんは先ほどの女性に飽きて、こちらに興味津々のよう。
夜、女性は娘の部屋に来て、ボロボロになった自分を姿を見せて、ここから逃げるように警告します。精力を吸い取られ、捨てられてしまうのですね・・・。娘は女性に羅銳さん宛ての手紙を渡すと、逃がします。娘は龍世家さんに精力を吸われても構わないから復讐を遂げたいという思惑のようです。強っ!
娘は龍世家さんの一番のお気に入りとなり、マッサージをしながら、死穴探し。
尼になった女性が羅銳さんを訪ねます。娘からの手紙を受け取った2人は旅立ちます。そして、二手に分かれて、忍者からの攻撃をかわして、本拠地へ近づいていきます。
遂に色忍者たちが登場。戦いは厳しさを増します。色忍者を倒して、龍世家さんの居場所を聞き出します。
なぜか崖にいる龍世家さん。室内で戦うとセット代かかるもんね。側には娘が。戦いが始まります。ようやくここで指技が出てきます。苦戦する2人。気合いを入れるだけで爆破できる龍世家さん。上半身を羅銳さん、下半身を弟弟子が攻撃するも、華麗に対応するところがかっこいい・・・。
最後は2人が羽交い絞めして、娘が彼の口に指を突っ込んで倒します。口の中が死穴でしたか。それは分かりづらかったね。
血を吐きつつもねばる龍世家さんを2人で指技で倒して、本当に終わり。3人が崖から立ち去る場面で「THE END」。
最後、娘もちょっと加わったところがよかったと思います。しかし、出演者の皆さんはアクロバティックな技が得意なので、必殺技が指技というのはちょっと合わなかったんじゃないかなと思いました。
お色気シーンがあるので、家族で観ないでください。そこだけ注意です。