「雙面女煞星」 | kiyokiyo world Ⅱ

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昔の功夫映画ばかりです。

1973年の台湾映画。

 

上官靈鳳さんは「血玉」に出てきた巨大な門を通って街にやってきます。あちこちに目移りして、金剛さんとぶつかります。金剛さんはキレずに去りました。

 

お金がないため、茶樓で饅頭2個だけしか頼みませんでした。従業員の武德山さんに意地悪され、男性客3人に絡まれます。手をつけてない饅頭を触られ、醤油をかけられたので、キレます。

 

男性客たちをあっという間にやっつけてしまいます。店主は謝ります。彼らは街のボスの手下たちでした。

 

街を出たポーリーをしつこく待っていました。女性1人にチンピラ10人。(岑潛波さんがいました。)そこに金剛さんがやってきます。「卑怯だろ!」と言って、彼らを殴り、ポーリーを連れて逃げます。ボスは彼らを追いかけるのを止めさせました。

 

ポーリーは泊まる場所がありませんでした。金剛さんは自分が滞在している客棧に彼女用の部屋を用意してくれます。金剛さん、かっこいいラブラブ

 

従業員の歐立保さんがお茶を持ってきてくれます。が、なんかお茶に入ってそう。ポーリーはわからずに飲んで、寝てしまいます。

 

倉田保昭先生が手下たちとやってきて、ポーリーは誘拐されてしまいます。歐立保さんがポーリーのことを知らせたようです。

 

ポーリーは彼の豪華な家へ連れて来られます。睡眠薬によってなかなか起きない彼女を無理に起こそうと、鞭を持ったところ、2階からピンクの服を着た優しそうなポーリーが下りてきます。1人2役。

 

先生は水色ポーリーをピンクポーリーと勘違いして連れて来たようです。彼女は他人の空似だと言って、水色を戻すように頼みます。

 

元に戻された水色。金剛さんに起こされます。彼がお茶に薬を入れたと勘違いし、いきなりビンタ。落としたお財布を持ってきてくれただけなのにガーンそして、歐立保さんの胸倉をつかんで何があったかを吐かせます。

 

先生の家へ行きます。金剛さんは心配なので同行。先生は怒る水色を納得させるために関係した手下を殴って誤魔化そうとします。水色は納得しません。「自分が謝罪して、埋め合わせをする。」と言うと彼女は帰ります。ピンクはその様子をずっと見ていました。あまり幸せそうじゃないみたい。

 

先生と会食します。これまた金剛が一緒。彼は警戒して、お酒を口にしませんが、水色は豪快に飲みます。

 

山茅さんが腕相撲してます。柯受良さん、その様子を見ています。山茅さん、チートをして勝って、お金を相手から巻き上げます。    

 

鄭富雄さんがチャレンジに来ます。柯受良さんと勝負です。トミオが勝ちますが、山茅さんたちはチート軍団なので、トミオの手にろうそくをくっける嫌がらせをして、騒動に発展します。

 

彼らのボスがやって、騒動を収めます。街には2つの派閥があるようです。表向きはボスに従いますが、彼が帰ると不満がちらり。エネルギー過多な山茅さんたち。

 

会食からの帰り道、酔った水色は金剛さんにぶっちゃけ話をしていました。ポーリーはいなくなった姉を探していたのでした。関係する男性の名前は一部しか覚えていませんでした。

 

そこに山茅さん一行がやってきます。先ほどの帰りのようです。水色と金剛さんは彼らと互角の勝負をします。かなり酔っていた山茅さんは戦いを止めて、帰っていきました。水色は「いつでも勝負を受けて立つわよ。」と元気いっぱい。

 

先生の手下が様子を見ていました。落し物を拾って、先生に見せます。金剛さんの警察手帳でした。潜入捜査官だったのです。先生は金剛さんは何とかなると判断。手こずりそうな水色に焦点を当てることにします。ピンクは先生の様子を見ていました。

 

客棧に戻ってきた金剛さんは手帳を落としたことに気づき、探しに戻ります。手下と戦っていると、ピンクの影を発見。追いかけます。ピンクは金剛さんに身元がバレていること、水色と一緒に街から出るように警告します。金剛さんが水色とピンクが姉妹ではないかと尋ねると彼女は誤魔化して、いなくなります。

 

ピンクは外出していたところを先生に見つかります。

 

戻ってきた金剛さんは姉っぽい人を見つけたと水色に言います。

 

先生はピンクが嘘をついたことを知り、怒っていました。関係ないと言っていたけど、妹だったか~。先生にいびられるピンク。通常運転であれば、蹴りを入れるのに・・・。さめざめと泣いています。

 

やはり双子の姉妹でした。そして、先生に金剛さんに話した内容を白状します。

 

ピンクはBFである先生にDVされるのが怖いので、出て行く考えはないようです。先生は金剛さんと水色が大人しく街を出れば何もしないと言いますが、金剛さんと水色は絶対に行動を起こすはず。悲嘆にくれるピンク。

 

山茅さんたちが休んでいるとボスがやってきます。ボスは先生たちと敵対していました。ボスの友達が突然いなくなった2年前の事件の真相を突き止めたいと考えているようです。

 

金剛さんも知っていることを水色に話します。ピンクが先生のところにい続ける理由は2年前に先生が銀行強盗をしたからでした。

 

真相を明らかにするため、水色はそっくりな容姿を活かすことにします。先生が出かけた隙に侵入し、ピンクと会います。ピンクはトラブルに巻き込みたくないので、姉妹であることを否定します。

 

父が重病だから帰ってきてほしいと言うと、ピンクも表情を変えます。父にお願いをされ、水色はここまで来たのでした。先生が怖くて、動けないピンク。水色は説得を続けます。

 

先生は山にあるライバルのボスの家に向かっていました。取引は決裂。相手が襲いかかってきたので、先生もがっつりやり返します。先生は山茅さんとブラッキーを倒します。相手一味は全滅です。(一緒に強盗をしたけれど、仲間割れしたということなのかな。ライバルとの関係がよくわかりませんでした。)

 

そして、先生は別な場所へ移動し、盗品を掘り出します。

 

ピンクは自分の有り金を水色に渡し、父のためにいい医者を探すように言います。水色は一緒に帰ってほしいとねばります。間接的に犯罪に関わっているので父に合わせる顔がないというピンク。水色はアイディアを思いつき、ピンクに耳打ちします。

 

先生はピンクのところに水色が訪ねてきたという話を聞いて、急いで自宅に戻り、ピンクを問い質します。水色が故郷に帰ることになってもあまり気にする様子のないピンクに疑問をもちます。

 

気になった先生は客棧へ行き、鷗立保さんがゲットしたピンクの手紙を読みます。先生は手紙に書かれてあった倉庫へ向かいます。

 

倉庫で待っていたピンクさん。水色のふりをするも、先生に見つかって動揺します。先生は翡翠の腕輪を手土産として渡します。ピンクは翡翠の腕輪が盗品だと知っています。ピンクの反応を見て、先生は入れ替わったと確信します。ピンクの証である腕の痣も見られ、水色ではないことがバレてしまいました。

 

水色を襲う気満々の先生。妹を心配するピンクは先生を行かせまいとし、ボコボコにされてしまいます。

 

金剛さんはピンクの書き置きを知り、大急ぎで倉庫に行きます。手下の金銘さんが襲いかかります。手下たちをやっつけてピンクに駆け寄ります。瀕死のピンクは真実を話してくれました。自分のことはいいから、水色を助けてほしいと言うので、金剛さんはそちらに向かいます。

 

先生は水色と戦っています。部屋の外に出て戦っていると、一番欲しかった盗品が見つかったとの連絡が入ります。先生は手下たちに水色を任せて、盗品を見に行きます。

 

水色が1人で手下たちと戦っていると、金剛さんが助けに来てくれます。姉に会いに行くように言われ、倉庫へ向かいます。ピンクは亡くなる寸前でした。自分のことは父に言わないでほしいと言いながら亡くなります。

 

金剛さんが1人でがんばって戦い続けます。龍方さんが手下役をしています。岑潛波さん、今度は先生側の手下として戦ってました。

 

先生は一番欲しかった箱いっぱいの盗品を手にすることができて、大喜び。金剛さんがやってきます。先生は彼に襲いかかります。

 

採石場かな?白熱した戦いが続きます。金剛さんを倒して、逃げますが、そこにポーリーがやってきます。姉を殺されて、激オコです炎

 

腕を攻撃し、喉元を攻撃して、先生は倒されます。復活した金剛さんがやってきたところで終了。先生は逮捕されるでしょう。終わり。

 

ポーリーがメイク薄め&おさげだったので新鮮でした。先生に振り回される弱い女性を上手に演じていました。

 

水色はピンクと入れ替わって、とにかく、ピンクを館から出そうとしていました。後で合流しようと思っていたのかな。だけど、ピンクの秘密の手紙がすぐに先生側に渡ってしまうという油断し過ぎな展開がちょっと惜しかったです。

 

金剛さんは最初から先生の逮捕と盗品の押収を目的にしていたのかな。それともポーリーと関わるうちに犯罪に気づいたのかな。

 

細かいことが気になってしまいました。面白かったけどね。

 

金剛さんがとにかくイケメン潜入捜査官でした。金剛さんファンの方にこの映画をオススメします酔っ払い