1977年の台湾映画。
体育館で程天賜さん、王圻生さん、茅敬順さん、金龍さんたちがレオタード姿(!!)で様々な技を練習しているところに茅瑛さんがやってきます。荊國忠さんたちとまずバトル。マオたんはみんなをボコスコ蹴り、王圻生さんが投げたナイフもキャッチしちゃいます![]()
張翼、登場。柯受良さんが手下です。マオさんは翼の白人のボスと話をしたいと交渉します。茅瑛さんは何宗道さんの相棒。観客席に何宗道さんがいました。ボスが経営している道場や店を全て閉めるよう言います。冷静に対応する翼。何宗道さんは名前、アムステルダム出身、滞在先のホテル名などを伝えて、去ります。
ボスの仕事部屋があるディスコに来た翼。今回のことを伝えたところ、ボスは戸惑います。しかし、翼に何宗道さんに会いに行くよう指示します。
ホテルへ向かう翼。何宗道さんは父親の復讐をするためにボスに会いに来たとのこと。翼は強気に出ますが、ブラッキーと王永生さんがマオたんに脅されていたため、何もできず。3人は帰っていきます。
翼から彼のことを詳しく聞いても、まだ腑に落ちないボス。やり手のボスは何宗道さんの買収を指示します。
ボスの手下の王菲さんが隠し道場へ行きます。髭なし龍飛先生の下で修業が行われていました。王圻生さんが戦っております。
王菲さんはスパイでボスの情報を龍飛さんに知らせていました。龍飛さんはボスと敵対する仲。ボスが新しい動きをしているのを察知し、謝興さんを仲間に引き入れていました。
コンテナだらけの場所へ何宗道さんは行きます。翼、登場。チンピラも登場。茅敬順さんもいる~。セーター姿の荊國忠さんが新鮮。何宗道さんは翼に言うことを聞けと脅されます。詰め寄る手下たち。
突然、コンテナをぶら下げたままの運搬機が動き出します。翼も知らんし、宗道も知らん。どういうことだ?コンテナが降りてきて、中からたくさんの人が降りてきます。翼たちは何宗道さんが何か仕掛けてくると思い、逃げます。何宗道さんは何がなんだからわかりません。そして、人々はまたコンテナに入り、コンテナは上がっていきました。笑
別なコンテナから車が出てきて、謝興さんが降りてきます。彼の計画だでした。龍飛さんが会いたいということで、何宗道さんは一緒に向かうことにします。
ボスはスパで贅沢に過ごしています。なんで室内なのにボスはサングラスをかけるのかな。翼がコンテナ事件を報告します。もっと詳しく調べて、すぐに報告するように命じます。
龍飛さんは何宗道さんと手を組みたいと言います。この人も怪しい。話を聞くだけで返答はせずに帰ります。
鄭富雄さんと王永生さんが体育館で柔道をしているとジャージを着た何宗道さんが登場。トミオを倒します。王永生さんの知らせを受けたボスはわざわざ道着姿でやってきます。ボスとようやく会えた彼は懐中時計をチラ見せして、ちょっとバトって去ります。
その場を薛漢さんが盗撮していました。ビデオを見て、何宗道さんがかなりの武者であることを知った龍飛さん。しかし、秒でそのテープをマオたんに奪われます。夜なのに銀色の服とゴーグルをつけた妙な姿でした。目立つし、見えにくいと思うのだけれど・・・。
夜、ホテルに帰ると部屋にサングラスをかけたボスが座っていました。彼は懐中時計の中身を出し、何宗道さんは自分が持っているケースにそれをはめます。すごく憎んでいたはずなのに冷静に話をしてお別れします。
マオたんは盗撮ビデオを彼に渡し、龍飛さんがこそこそ調べていることを知らせます。
マオたんと一緒にディスコに行きます。10分後、彼女はブレーカーを落とします。暗闇の中、何宗道さんはボスにビデオを渡し、誰かが龍飛さん側に情報を漏らしていることを知らせます。
王菲さん、バレます。王永生さん、ブラッキー、トミオに脅され、裏で何をしていたかを言わされます。大金と飛行機のチケットを見て、逃げられると思ったようですが、やはり殺されます。
龍飛さんは王菲さんが亡くなったという情報を聞き、作戦の変更を迫られます。薛漢さんに指示を出します。
眼鏡をかけた男性(ボス側の人物)が喫茶店に入ると双子の男性が迫ってきて、彼を殺します。
翼は龍飛さんと交渉します。70年代後半のスタイリッシュな部屋がよかったです。ボスと龍飛さんはかつては仲がよかったようですが、今はライバル関係。自分たちだけ再び仲良くしようと翼は提案します。
龍飛さんは提案を受け入れるふりをします。そして、何宗道さんが要求した額の報酬を払って、ボスを殺すよう依頼します。龍飛さんのGUCCIのブリーフケースがかっこよい。
しかし、龍飛さんは何宗道さんの後ろに謝興さんを控えさせ、謝興さんに一番やってほしい仕事をしてもらおうと考えていました。いずれ何宗道さんを殺し、報酬は全て謝興さんへ。何宗道さんをまともに雇うつもりはありませんでした。
ボスと翼は相談。
電話を受け、何宗道さんは工場へ向かい、謝興さんと戦います。何もしなくていいから街を去るようにと言われ、何宗道さんは戸惑います。しかし、街を去らないからお金を受け取らないと伝えて去ります。
龍飛さんとの繋がりをつくった翼はボスに「隠し持っている麻薬を龍飛さんに売り、この状況を打開しましょう。」と提案します。
何宗道さんは「南拳北腿鬥金狐」に出てきた寺へ行きます。ボスも街から出て行くように彼を脅して去ります。
車に乗って帰ろうとするとブラッキー一行に襲われます。彼が得意とするバイクを使ってのアクションが
ブラッキーが輝いておりました
街を去るも何も殺そうとしてるじゃないか~!
ボスと龍飛さんが久しぶりに対面します。ボスは麻薬10kgの取引を彼にもちかけます。終始、龍飛さんの方が上の立場で交渉に応じます。我慢をするボス。何か起きそうな感じがする![]()
何宗道さんとマオさんは静観することにします。
龍飛さん所有の工場で取り引きが行われます。ボス側の人間として短髪の張紀平さんがいました。結果、謝興さんが裏切り、お金も麻薬も独占しようとします。翼もやってきます。龍飛さんは彼が助けてくれるものと思っていましたが、彼は謝興さんと裏で組んでいたのでした~。
何宗道さんとマオたんがやってきます。彼らは潜入捜査官でした。
手強いボスと龍飛さんを抑えるのは大変。双方とも暴れまくります。ボスがすごい勢いでブロック塀に突っ込んでいくし、3~4人放り投げるし、大活躍。激怒したボスに殺される翼。
最後、何宗道さんはボスと対決しますが、後ろから締めつけられ、持ち上げられ、何もできず。
工場内のミニ線路の電源を引っ張って、ボスが立っている鉄板に接続し、感電死させるという方法を取りました。
パトカーのサイレンが聞こえてくる中、ボスを置いて去る何宗道さんの後ろ姿で終わりです。
ボスターにはBRUCE LIとクレジットされていますが、李小龍さん的な雰囲気はあまり感じられず、何宗道さんらしさをしっかりと打ち出した作品だったと思います。
しかし、何宗道さんとボスの懐中時計は一体何だったのだろう。何かあるのかなと思ったけど、何もなかったな![]()
誰が誰と組むのか。誰が裏切っているのか。そして、何宗道さんの目的は?たくさんの謎がいっぱいのドキドキ映画でした。
一番のドキドキポイントはやはりCAT'S♥EYE姿の程天賜さん、王圻生さん、茅敬順さん、金龍さんが見られることかな
これはかなり大きい![]()
