1978年の台湾映画。
薛漢さんたちの元にお金と招待状が届きます。夜中に彼らは指定された場所へ向かいます。
そこには羅烈さんがいました。嫌な予感しかない
彼は3人の私生活を話し出し、3人を驚かせます。3人は強盗に必要なスキルをそれぞれもっていました。墓泥棒、抜け道探し、解錠師。羅烈さんはそれらを活かして、この家のすぐ隣にある皇帝の金庫から金塊を盗もうとしていました。仕事を断ろうとした男性はこの場所の提供を断って殺された夫婦の遺体を見せられます。羅烈、ヤベー奴だ。仕事をするしかなさそう。
田俊さんは馬車に金塊を乗せ、運び出していました。
墓泥棒は神経質になっている解錠師の殺しを羅烈さんから命じられます。欲に目がくらんだ墓泥棒は彼を殺します。しかし、墓泥棒は薛漢さんに殺されます。最後、羅烈さんの手下 龍飛さん(髭あり)に殺されます。3人はいいように利用されたのでした。2人で金銀を運び出します。
犯罪が行われた場所は南燕希さんの家?でした。帰ると見知らぬ男性たちの遺体と両親?の遺体。一旦、彼女はその場を後にします。
役人が10日以内に皇帝の金塊を取り戻すよう命じられます。
街を歩くイケメン=黃家達さん。彼は泥棒を捕まえます。その際、鞄を落としました。中からは大量の金と銀が。彼は何も言わず、それを詰め直して、去ります
賭博場に黃家達さんがやってきます。護衛に馬場さん。馬場さん、きれい・・・。黃家達さんが金と銀の塊でどんどん賭けをするのでみんなは驚きます。負けて、失っていきます。」
街の警察は皇帝の金塊が盗まれたので、大金を持っている人に警戒していました。黃家達さんも疑われます。
黃家達さんは全財産、馬場さんは腕を賭けて、最後の勝負に挑みます。黃家達さんが勝ちますが、馬場さんにいかさまをしたとケチをつけられ、バトルになります。戦いに勝ち、馬場さんを追い詰めたところでオーナーの龍飛さんが登場。彼は謝罪します。
龍飛さんは彼が気ままな旅人だと知り、家に滞在するよう声をかけます。しばらく龍飛さん宅に滞在することに。
南燕希さんは「德隆銀樓」に行って、お金を預けます。そして、家に落ちていた紙幣の切れ端ともらった紙幣を照らし合わせます。犯人を探ろうとしていました。チラ見している黃家達さん。
「遼東三虎」の苗天さん、張紀平さん、王圻生さんが街を歩いています。ぶつかっただけですぐにキレます。客棧でも他の客に絡みます。みんな、怖いので知らんぷり。そこに南燕希さんが帰ってきて、部屋に戻ります。その際、苗天さんたちに絡まれた親子は彼女にぶつかります。実は証拠の紙幣の切れ端をすっていました。南燕希さんの捜査は暗礁に乗り上げます。
龍飛さんと黃家達さんが食事をしていると賭博場でトラブルが。2人は様子を見に行きます。苗天さん。賭博場のルールを守らず、すごい要求を馬場さんにしています。黃家達さんが介入します。「遼東三虎」はこの地域で恐れられている3人組。彼らは盗まれた金塊を探していました。また来ると言葉を残して3人は去ります。トラブルを上手に裁いた黃家達さんでした。
深夜、ある家に侵入する南燕希さん。そして、それを追う女性。田俊さんと龍飛さんが話し合っていました。「遼東三虎」のことはあまり心配してませんでしたが、潜入捜査官を心配していました。誰かがいることに気づいた2人。南燕希さんは誰かに助けられます。「遼東三虎」も来ていました。
龍飛さんは3人組を追いかけ、黃家達さんは南燕希さんと戦います。3人組が龍飛さんを殺そうとしたとき、隠れていた女性 芝蘭さんが登場し、龍飛さんを守ります。彼女は龍飛さんに重要な情報を知らせ、取引をもちかけます。
黃家達さんたちは戦い続けています。黃家達さんは南燕希さんをホールドし、自分が知っていることを話します。亡くなったのは伯父伯母でした。彼は金塊を犯人から横取りしようとしていました。彼女は仇討ち。お互いwin-winだろう?ということで協力することにします。
田俊さんは芝蘭さんと話し合っています。彼女は強いし、頭がいいので殺すに殺せません。南燕希さんから奪った紙幣の切れ端を取り上げ、処分しましたが、彼女は他にも切れ端を持っていました。彼女を殺せば、証拠の紙幣の切れ端が警察に届くようになっています。芝蘭さんに金を半分渡すしかないか・・・。
残り3日ですが、役人は何もできないでいました。皇帝の遣いは心配してやってきます。
賭博場に3人組がやってきます。昨晩のことを龍飛さんに謝罪し、黃家達さんとの面会を求めます。部屋で話していいよと龍飛さん。コソ聞きします。3人組は金の隠し場所を探り当てたとのこと。移動や管理で面倒なことがあるので黃家達さんに手伝ってほしいと言います。報酬は半分。黃家達さんは断ります。3人は自分たちのやっていることを邪魔しないよう警告して去ります。
黃家達さんは話をコソ聞きしていた龍飛さんと話し合います。龍飛さんも犯罪に関わっているはずですが、彼は否定します。お互い、本音を隠したまま。黃家達さんは龍飛さんの家から去ることにします。
「奉天黄寺」には羅烈さんがいました。証拠を残したこと、芝蘭さんに振り回されていることを怒ります。羅烈さん、田俊さん、龍飛さんで話し合って、龍飛さんが帰宅すると馬場さんたちが拘束されていました。実は「遼東三虎」は警察でした。ノリヘイの棒が三節棍になるのがかっこいい。王圻生さんのダブル刀もかっこいい。苗天さんはリーダーなのであまりアクションはしません。主に2人が龍飛さんと戦います。
更に芝蘭さんも襲いかかってきます。龍飛さん、大忙し。南燕希さんもやってきます。芝蘭さんが自分の捜査を邪魔したので彼女を襲います。縄を解かれた馬場さんは龍飛さんをサポート。黃家達さんも屋根にいます。しかし、彼は龍飛さんを助けず、襲います。「???」状態の龍飛さん。
なんと3人組も芝蘭さんも黃家達さんもみんな潜入捜査官でした。南燕希さん、びっくり。龍飛さんの家で黃家達さんと3人組が会話していたのは龍飛さんを罠にかけるためだったのですね。問い詰められ、龍飛さんはボスと隠し場所を話します。
寺に隠していました。金塊は延べ棒は形に変えていました。羅烈さんと田俊さんはすぐに作業を終えて、別な場所に運び出すよう作業員に命じます。
龍飛さんは厳しい取り調べを受けています。一番戦って、一番酷い目に遭っている・・・。気の毒。
南燕希さんも連れて、みんなで寺に向かいます。ボウルを被ったような護衛が出てきます。程天賜さん、史亭根さん、張繼龍さん。程天賜さんは動きに特徴があり、きれいなのでわかりやすいです。皆さんのトンファーがかっこよかったです。私が使ったら、自分の肘を強打して終わるでしょう・・・。ここでの戦いは丁寧に描かれていて、楽しかったです。
次に鬼のお面を付けた橙色の刺客が登場します。ここもかなり長いシーンでしたが、みんながかっこよかったので全く問題ありませんでした。
羅烈&田俊、登場。いよいよラストバトルです。残念ながら「遼東三虎」は亡くなります。しかし、南燕希さんは羅烈さんを倒し、仇を討つことができました。全員、殺してしまうと犯罪の証明ができないので田俊さんは生かすことに。
田俊さんと龍飛さんと思われる2人を護送する列が映し出されて終わりです。
前半は誰と誰が組んでいて、誰が裏切り者なのかわからない場面がいっぱいあって、とても面白かったです。悪役を演じることが圧倒的に多い3人が実は潜入捜査官だったという意外性が話を盛り上げたと思います。
後半は善悪がはっきりした中で激しい戦いが繰り広げられ、ワクワクしました。南燕希さん、芝蘭さんもがっつり戦っていたことでより戦いに迫力が出ました![]()
この映画の黃家達さん、きれい・・・。いつもイケメンですが、更にイケメンでした![]()
どのキャラもしっかりしていて、演じるのが楽しかったのではないかな。私ならば苗天さんになって、王圻生さんと張紀平さんと一緒に戦いたいな。ははは![]()
オススメです。
