1978年の台湾映画。
龍君兒さんと祖父の易原さんは街へ向かっています。龍君兒さんの結婚相手を探すためにミニコンテストを開きます。
かわいいので、たくさん若者たちがやってきます。1人目がなんと戴徹さん。すぐにやられて退場。龍君兒さんは結構強い設定です。
次は何でも一緒の双子と対決。これまたあっさり。次は鄭富雄さん。次は・・・。次は・・・。続いていきます。勝つ者はいません。
誰もいないのかなと思ったときに司馬龍さんと曾超さんが通りかかります。重大な目的があるにもかかわらず、曾超さんは戦いに参加します。止めに入った司馬龍さんが龍君兒さんに勝ってしまいます。
もちろん、イケメンなので龍君兒さんはOK。優秀なファイターなので易原もOK。しかし、追われる身であり、結婚どころではない![]()
敵に追われ、易原さんたちにも追われることになります。学校に逃げ込んで先生のふりをして、敵と易原さんたちから逃れます。
彼らは3年間、こうして暮らしていました。清からの逃亡に加えて、易原さんからも逃げなくてはなりません。曾超さんは「いい子だと思うけどな~。」と少し呑気。
お腹が空いたので、街に戻ると易原さんたちがおみくじ屋さんをしていました。そして、清勢力もいました。戦っていると易原さんたちが加勢してくれました。しかし、また結婚をちらつかせてくるので逃げます。
あるお宅を訪問。同志のようです。本人はおらず、妻の江青霞さんと息子の林小虎さんと会います。清があちこちで見張っているので用心するように言われます。
移動中、お坊さん、道士、よくわからない戦士などがやってきて、李敏郎さんもやってきます。戦います。ここでの司馬龍さんは技の切れ味がとてもすばらしく感動しました。おまけに蔡弘さんも出てきます。彼はツボを心得ていて、司馬龍さんを的確に攻撃します。ツボ攻撃の相討ちで蔡弘さんを倒します。兵士たちは恐れて逃げて行きます。
変装をして客棧で食事をしようとしていたら、易原さんたちがやってきます。そして、相席することに・・・。ドキドキする司馬龍さん。易原さんから婿候補がいなくなって悲しいよ的な話を聞かされます。そして、天国にいようが、地獄にいようが捕まえるという言葉にひ~っとなります
一時的に席を外していた曾超さんは給仕になりすまして、易原さんたちの席の移動を試みますが、他のお客からの注文が殺到し、できません。
2階から女性大好きな男性がやってきて、龍君兒さんを気に入ります。歌やラップみたいなのを聞かせます。ですが、龍君兒さんにビンタされます。恥をかかされたので手下に彼女を襲うよう命じます。龍君兒さん、店内で大暴れ。易原さん、楽しそうに見ています。司馬龍さん、バレないようにじっとしています。そして、その場を曾超さんと去ります。
先ほど訪れた家の主 唐威さんが客棧にやってきます。機密文書があることが判明。それをゲットすることと皇帝を倒すことを確認します。
易原さんたちはほんとどこにでも登場します。易原さんはわかってやってますね。はっきり言って清より恐ろしい・・・
山を移動中、盗賊に遭遇。正義感の強い人なので人々を助けようとします。ごっつい感じの盗賊のボス 黃飛龍さんの動きがしなやかで驚きました。で、助けられた人たちがお礼を言っている近くに易原さんが。もうホラーレベル。
街に入ろうとしますが、門では厳しいチェックがあります。なぜか易原さんがやってきて、孫の婿だから通してくれと交渉。こっそりその場を逃げる2人。でも、ありがたいですよね。
清&易原から逃れるために遊郭に入ります。しかし、なかなかクセのある給仕がついてしまい、さっぱり息抜きできません。一度は入店を断られた龍君兒さんが男装し、再びやってきます。司馬龍さんたちは女装して逃げようとしますが、易原さんは勘付きます。茶碗をぶつけられて、大慌て。これは強敵だ。
場面が変わり、龍飛さん。髭あり。女性たちの舞を楽しそうに見ています。彼は部下に清のために働いている人たちの名前が書かれた機密文書を大臣に届けるよう命じます。司馬龍さんたちはそこに登場し、文書を奪います。龍飛さんが取り押さえようとします。が、彼らは龍飛さんを倒し、逃げます。
舟があったので、船頭にお願いして乗せてもらいます。って、易原さんだよね。易原さんに迫られます。たった1人の家族である孫娘が幸せでなければ、死ぬに死ねない。これは司馬龍さんたちの目的以上に重要であると話します。なるほど。司馬龍さんは申し訳が立たないと言って川に飛び込み、逃げます。追う曾超さん。
雨が降ってきたので、古い寺で雨宿りをしていると龍君兒さんの声が・・・。ぎゃ~
隠れます。なぜか仏様の隣で隠れていた2人。龍君兒さんは仏様の前に来てお祈りを始めます。司馬龍さんの近くに鼠がいっぱい
曾超さんは雨漏りが不快そう。耐え切れず動いて龍君兒さんにバレ、逃げ出します。笑っている易原さん。余裕。
今度は右から清、左から易原がやってくる状況に陥ります。祭りに紛れて通り過ぎるつもりでしたが易原さんにもれなくバレます。祭りは騒ぎに。すんなり結婚した方がいいんじゃないのかね。清にも気づかれ、襲われます。易原さんは前歯がないけど、実年齢は若い気がする。動きがいいし。このとき、おいくつだったのだろう。易原さんは2人を逃がし、龍君兒さんと清の兵士たちを倒します。
2人は街の外れの「雁谷客棧」に行きます。唐威さんたち仲間が待っていました。川原さんがいる~。南燕希さんが紅一点でいます。彼らは3つの計画を立てていました。1つ目は皇帝暗殺。2つ目は大臣の暗殺。3つ目は機密文書を安全な場所に保管すること。10人くらいが3つの仕事を分担して取り掛かることにします。しかし、客棧のマネージャーがその様子をジロ見して、伝書鳩を飛ばしていたのでバレそうです。
翌朝、客棧を出ると高笑いしている羅烈さんが。裏で清とつるんでいる卑怯な男です。機密文書を返すかどうか、2時間で答えを出せと迫ります。優しいね。
司馬龍さんたちは客棧の従業員がスパイなのにしばらく気づかず、時間は経っていきます。裏口から逃げようとしても取り囲まれていました。そして、江青霞さんと林小虎さんが人質になっていました。江青霞さんは明のために諦めないでと言い、自殺します。小虎くんは唐威さんの元に行こうとして殺されます。唐威さんは耐え切れずに駆け寄り、弓矢で攻撃されます。
みんなも出てきます。唐威さんが羅烈さんを襲いますが、羅烈さんが彼の人差し指を噛み切り、その指を彼の喉元に吐きかけます。指は喉に刺さり、絶命します。怖っ。他の人が襲っても羅烈さんは椅子に座った状態でみんなを倒してしまいます。怖っ。
しばらく易原さんたちが出てきてないので、そろそろ易原さんたちが助けに来てくれるかな?あ、来た。易原さん、いきなり爆弾を投げ付けます
激し。
易原さん、なんと40年前に羅烈さんと戦い、勝ったそうです。しかし、羅烈さんは改心しないまま武術を学び、大臣になったようです。
ラストバトル、開始!
易原さんが杖に仕込んだガスを彼にかけ、勝ったように思ったのですが、殺すことはできませんでした。羅烈さんは酔ったような状態になり、却って強くなったような
羅烈さんに対して易原さん、司馬龍さん、龍君兒さん、南燕希さんが向かっていくのですが、なかなか倒せません。
易原さんは昔、師匠に言われたことを思い出します。男女が一緒に攻撃することで倒せる可能性を見出します。龍君兒さんと司馬龍さんに指示を出し、2人での攻撃を開始させます。
でも、結局、4人で攻撃して羅烈さんを倒します。変なの![]()
ことが片付いたので、再び曾超さんと逃げます。しかし、すぐに花嫁衣裳を来て、嫁入り道具を持った人たちを従えて追いかける龍君兒さん。場所は「血玉」の冒頭に出た場所でした。
清の件もまだ片付いてないし、龍君兒さんとはどうなるのでしょう。よくわからない終わり方でした。
これ、主役は易原さんだな。笑
ラスボスにたどり着くまでがわかりづらく、羅烈さんがいきなり登場してきたので感情移入できないまま終わってしまいました。
こんなに一途で熱い易原さんと龍君兒さんと一緒になったら、幸せになれると思うんだけどな![]()
