福岡 八町牟田天満神社 | 木うそGALLERY

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九州・大宰府天満宮が発祥と言われる木うそ。
その素朴で愛らしい姿形は見るものを虜にし、
飽くなき収集欲を掻き立てる。
このブログでは筆者が集めた日本各地の木うそを画像とともに紹介する。ここ数年で鷽コレクターも増えてSNSで発信される事が多いようです。

福岡県三潴郡大木町にある八町牟田(はっちょうむた)天満神社では、古くから鷽替えが行われていました。一時期中断した後、昭和57年に復活して平成12年までの20年間、毎年1月7日に鷽替えが執り行われていました。鷽は氏子によって、身近なクリークの岸辺にある柳の木を使って毎年550体製作され、一個300円で販売されていました。中断前までは「替えましょう替えましょう」と交換していたようですが復活後は交換せず、購入した木鷽の底に押された番号に応じて、金賞、銀賞、銅賞、一等賞、二等賞の名称で等級に応じた景品が贈られました。鷽は高さ9センチ程で大宰府系統の巻羽のある造り。頭頂部が黄色で塗られ、前面に「八町牟田天満神社」のゴム印が押されています。残念ながら平成12年以降、現在まで鷽替えは行われていません。

梅1八町牟田天満神社梅1
福岡県三潴郡大木町大字八町牟田
西鉄八町牟田駅から徒歩1分