このブログで連載している『インセクト・パラダイス』のあらすじです。
時は約250年後の日本列島。気候変動による国土の縮小、移民の大量流入、アジア戦争の影響により日本国は崩壊し、10の小国に分裂している。
主人公は中部地方にあたる小国、波都国(はとこく)出身の2人の兄弟。秀才で真面目な18才のタクトは推薦入試に合格し、11才のガクは昆虫と女性が好きな小学校5年生としてのびのびと育っていた。
病気で入院中の母親に呼び出された兄弟は、数年前に母親と離婚した父親からの養育費支払いが滞り、しかも連絡が取れない話を聞かされた。真相を探るべく、遠い九州地方にある曽利国(そりこく)に2人は旅立つ。
曽利国の父親の職場に行くと、すでに失踪して行方不明であることを知らされた。ガイドとして付き添ってくれたレイラとカイトは、彼らの勤めている「ターコイズ・プラネット」に就職することを勧めた。働きながら父親を探せば良いと言う。
曽利国は移民と人工変異種に溢れた国だった。人工変異種は人間が遺伝子操作した昆虫で、大型のものも多い。それらを駆除するのが主な仕事だった。厳しい訓練を終えると、巨大アリの駆除の仕事を任される。そこで知り合ったセルウィンがカイトの代わりにグループに加わり、レイラと4人で勤務にあたることとなる。
大手ゲーム会社の社長令嬢であったランを別荘に案内する仕事が入った。認知症となったランの父親が残した不可解な遺言の謎を解き、ランを送り届ける最中、ガクとタクトの父親の写真を見たランが驚いて話す。見覚えのある顔だと言うのだ。
ランが父親を見たという、中国地方の伊女国(いめこく)に一行は旅立った。目撃情報をもとに父親を探し出すことに成功したが、父親は元の会社に戻る気はない様子だった。望まない仕事を押しつけられ苦しんだ末の失踪であったことが知らされる。父親はターコイズ・プラネットの伊女国支社で働くこととなり、養育費問題も解消した。
残る仕事に区切りがつくまで帰りたくないと駄々をこねるガクに負けて曽利国に残るうちに、新たに大きな仕事が入った。四国地方の年無国(ねむこく)にある会社、星瞬株式会社の粉飾決算に伴い、子会社デネボラにある研究用昆虫の保護と駆除の依頼が入ったのだ。事情があり他の社員が簡単には行けない年無国での仕事ということで、仕方なくタクトは引き受けることとする。
年無国では騎乗用昆虫を操る新しいメンバーも加わり、デネボラを目指した。道の途中で、星瞬のもう1つの子会社であるスピカの契約社員、文子(あやこ)が迷子となっているのに出会い、ともにデネボラを目指すこととなった。
(2025.11.24更新)
順次書き足す予定です。ご参考になさってください。
「インセクト・パラダイス」は完全フィクションの小説です。
毎週木曜日に更新予定です!
はじめから読みたい人はこちら