2024年6月17日、プレスリリースを粉飾したキオクシアのニュース。
『キオクシアは、5400億円の借金を返済期限6月に返すことができないと(政府の命令でつくった)“銀行団“と話し合って、半導体•フラッシュメモリー世界最大手であることや、2020年に断念した上場を約束して、期限の延長と2100億円の新たな融資で合意した。』(要旨)
キオクシアは、キョンシー企業東芝が、粉飾決算の尻ぬぐいに、売却することを前提に、2017年にかせぎ頭のメモリ部門を分離独立させて100%子会社東芝メモリをつくり、2018年にパンゲアに2兆円で売った。
パンゲアは、日米韓企業連合が設立した買収目的会社で、パンゲアの株の41%は東芝である。
パンゲアは、2019年に、東芝メモリの社名をキオクシアに変更する。
IT大手企業の技術者が言った。
「フラッシュメモリー大手の中で、収益の柱がNAND型フラッシュメモリー事業だけなのは、キオクシアだけだ」
「ほかの大手は、少なくても、もう1つの柱がある」
「フラッシュメモリーは、基本的に、記憶容量あたりの価格を下げ続ける。言い換えると、フラッシュメモリーは、記憶容量あたりの製造コストを下げ続けることが義務づけたれた商品だ。この果てしなきコスト低減競争の中で、キオクシアが生き延びていくことは大変だ」
おまけ。
日本の新聞テレビの報道は、ほとんどデタラメである。
キョンシー企業東芝の言うことは、全部デタラメである。
バカとじじばばしか見ないテレビに、キョンシー企業キオクシアがコマーシャルする理由は、田崎史郎が言う世界1礼儀正しい真面目な日本国民をだます計画があること以外考えられない。
*プレスリリース/ニュースリリース=マスメディア(新聞テレビなど)に情報を提供すること。*フラッシュメモリー=電源を切ってもデータが消えないメモリー。*メモリー=半導体を使った記憶装置。*キョンシー企業=政府や銀行の支援によって倒産しない企業。*IT(あいてぃー)=情報通信技術/情報処理や通信にパソコンやインターネットや携帯電話などを組み合わせて使う技術の総称。ICT(あいしーてぃー)とほぼ同じ。*NAND型フラッシュメモリー(なんどがたふらっしゅめもりー)=東芝が開発したフラッシュメモリー。*安倍田崎史郎/田﨑史郎(たさきしろう)=恥知らずのコメンテーター。もと時事通信の記者。*パンゲアについて。分裂•移動する前の大陸。ドイツの地球物理学者ウェゲナー(1880~1930)の仮説「大陸移動説」の「地球の現在の大陸はもと1つの固まり(=パンゲア)であった」による。